鳴尾記念2021過去データと予想

鳴尾記念2021

宝塚記念の前哨戦、鳴尾記念2021です。2012年から6月開催に変更されました。近年は宝塚記念での好走はありませんが、以前は鳴尾記念好走馬がそのまま宝塚記念でも好成績を残していました。鳴尾記念で強い勝ち方をして、その後宝塚記念に向かう馬がいれば、宝塚記念でも注目しても良いかもしれません。※今年は、京都競馬場の整備工事の影響で中京競馬場の芝2000mコースで開催されます。

配当

6月開催となった2012年以降、過去9年の鳴尾記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。好配当の3連複も多く、やや波乱傾向という印象を受けます。

では過去9年の鳴尾記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去9年の1～3着馬の前走データ

過去9年の鳴尾記念3着以内27頭中8頭を占めます。人気や前走の着順に関係なく好走が見られます。

過去9年の鳴尾記念3着以内27頭中7頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。

過去9年の鳴尾記念3着以内27頭中22頭を占めます。前走二桁着順や大敗していた馬の好走が目立ちます。

予想

鳴尾記念2021は、骨っぽい好メンバーが揃いました。少頭数ながら何が来てもおかしくないメンバーだと思います。実績面では、ブラストワンピース一強という感じですが、前走競争中止（心房細動のため）後の一戦というのは気になるところです。そのほか、データ傾向からは、前走新潟大賞典出走馬や前走馬券圏外からの巻き返しを狙う馬が馬券候補になりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。前走新潟大賞典出走馬や前に行きそうな馬を狙いました。

昨年の金鯱賞2着馬。昨年の金鯱賞は、サートゥルナーリアから前に行きそうな穴馬を押さえて的中しました。今回も先行～好位で進めそうな馬ということで狙ってみました。好走例の多い前走新潟大賞典からのローテにも期待して…。

他に逃げ馬が不在ということで、穴馬のショウナンバルディを狙いました。このメンバー構成ですし、前走都大路ステークスのように逃げることになるでしょうか。中京コースの相性の良さに加えて、前が粘る決着になれば、見せ場があっても良さそうです。

2走前の金鯱賞は、逃げた最低人気馬の優勝でした。後方勢からは、デアリングタクトが2着に来たぐらいで、前に行った馬が上位を占め、脚質的には全く合わないレースでした。後ろから進める馬なので、金鯱賞のような極端な前残りになると厳しいと思いますが、長く大崩れしていない成績には期待が持てそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、6着、7着でした。本命◎サトノソルタスは、7着でした。

波乱決着（3連単635,640円）でカスリもせず…。

想定通りの緩い流れから直線ユニコーンが抜け出して楽勝。2着には同じく先行したショウナンバルディと極端な前残りになりました。3～5着もインコースでロスなく進めた馬で、特殊なレースだったと思います。

予想では、先行から好位で進めると想定していた本命サトノソルタス。少し出負けした感じで、中団の馬群で進める位置取りでした。切れる脚はないので、全く良さを出せないレースになってしまったと思います。押さえていたサンレイポケット。サトノソルタス同様、後方から馬場の外を追い込む競馬では、ノーチャンスだったかもしれません。