| 日程 | 2023年6月3日（土曜） |
|---|---|
| 開催 | 阪神競馬場11R |
| 距離 | 芝2000m |
| 格付け | G3 |
| 条件 | 3歳以上 |
| 斤量 | 別定 |
| 出走数 | 15頭 |
| 天気 | 晴れ（ヤフー天気） |
| ｸｯｼｮﾝ値 | 9.1（6月3日） |
鳴尾記念2023
宝塚記念の前哨戦、鳴尾記念2023です。近年は宝塚記念での好走例が減少傾向にありますが、以前は鳴尾記念好走馬がそのまま宝塚記念でも好走していました。鳴尾記念で強い勝ち方をした馬は、宝塚記念でも注目しても良いかもしれません。
阪神競馬場の芝2000mコース
配当
過去10年の鳴尾記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。万馬券や好配当の3連複も多いため、波乱含みのレースといって良いと思います。
| 年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 1,590円 | 2,470円 | 12,620円 |
| 2021 | 18,420円 | 89,010円 | 635,640円 |
| 2020 | 3,360円 | 7,730円 | 83,670円 |
| 2019 | 1,880円 | 2,380円 | 11,410円 |
| 2018 | 860円 | 890円 | 5,690円 |
| 2017 | 850円 | 2,570円 | 14,460円 |
| 2016 | 630円 | 33,750円 | 123,600円 |
| 2015 | 7,030円 | 14,120円 | 73,430円 |
| 2014 | 3,520円 | 28,180円 | 108,720円 |
| 2013 | 17,070円 | 21,780円 | 199,150円 |
では過去10年の鳴尾記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお、2021年～2022年は、中京競馬場で開催されています。
過去10年の1～3着馬の前走データ
| 年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022良中京 | 1 | 2 | 牡5 | 56 | ヴェルトライゼンデ | 2 | アメリカジョッキークラブカップ2021(G2) 2着(0.1) | 3 |
| 2 | 9 | 牝4 | 54 | ジェラルディーナ | 4 | 阪神牝馬ステークス(G2) 6着(0.4) | 3 | |
| 3 | 3 | 牡7 | 56 | サンレイポケット | 3 | 金鯱賞(G2) 7着(0.9) | 3 | |
| 2021良中京 | 1 | 3 | 牡5 | 56 | ユニコーンライオン | 8 | 弥彦ステークス(3勝クラス) 1着(-0.2) | 5 |
| 2 | 8 | 牡5 | 56 | ショウナンバルディ | 9 | 都大路ステークス(LR) 3着(0.1) | 3 | |
| 3 | 1 | 牡6 | 57 | ブラストワンピース | 5 | 有馬記念(G1) 競争中止 | 9 | |
| 2020良 | 1 | 1 | 牡8 | 56 | パフォーマプロミス | 10 | 天皇賞春2019(G1) 3着(1.0) | 8 |
| 2 | 7 | 牝4 | 54 | ラヴズオンリーユー | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 7着(1.2) | 3 | |
| 3 | 8 | 牡4 | 56 | レッドジェニアル | 4 | 大阪杯(G1) 8着(0.7) | 12 | |
| 2019良 | 1 | 7 | 牡4 | 56 | メールドグラース | 1 | 新潟大賞典(G3) 1着(-0.1) | 7 |
| 2 | 9 | 牡6 | 56 | ブラックスピネル | 5 | 新潟大賞典(G3) 5着(0.4) | 9 | |
| 3 | 6 | 牡4 | 56 | ステイフーリッシュ | 4 | 大阪杯(G1) 13着(1.4) | 12 | |
| 2018良 | 1 | 8 | 牡5 | 56 | ストロングタイタン | 4 | 都大路ステークス(OP) 9着(1.0) | 3 |
| 2 | 2 | セ4 | 56 | トリオンフ | 1 | 新潟大賞典(G3) 4着(0.2) | 1 | |
| 3 | 5 | 牡4 | 56 | トリコロールブルー | 2 | 大阪城ステークス(OP) 1着(-0.0) | 4 | |
| 2017良 | 1 | 9 | 牡6 | 56 | ステイインシアトル | 3 | 福島民報杯(OP) 6着(0.4) | 2 |
| 2 | 8 | 牝7 | 54 | スマートレイアー | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 4着(0.2) | 4 | |
| 3 | 3 | 牡6 | 56 | マイネルフロスト | 7 | 新潟大賞典(G3) 2着(0.0) | 11 | |
| 2016良 | 1 | 3 | 牡6 | 56 | サトノノブレス | 3 | 天皇賞春(G1) 11着(0.7) | 12 |
| 2 | 12 | 牡5 | 56 | ステファノス | 2 | Hong Kong Cup(G1) 10着 | ||
| 3 | 2 | 牡6 | 56 | プランスペスカ | 13 | 都大路ステークス(OP) 7着(0.6) | 11 | |
| 2015良 | 1 | 10 | 牡5 | 57 | ラブリーデイ | 2 | 天皇賞春(G1) 8着(0.5) | 8 |
| 2 | 6 | 牡5 | 56 | マジェスティハーツ | 8 | 都大路ステークス(OP) 4着(0.8) | 7 | |
| 3 | 4 | 牡4 | 56 | アズマシャトル | 4 | 新潟大賞典(G3) 12着(0.6) | 8 | |
| 2014良 | 1 | 11 | 牡5 | 56 | エアソミュール | 1 | 中山記念(G2) 10着(1.2) | 8 |
| 2 | 10 | 牡7 | 56 | アドマイヤタイシ | 9 | 新潟大賞典(G3) 13着(1.3) | 10 | |
| 3 | 2 | 牡7 | 56 | フラガラッハ | 10 | 大阪杯(G2) 6着(1.5) | 8 | |
| 2013良 | 1 | 10 | 牡4 | 56 | トウケイヘイロー | 6 | 京王杯スプリングカップ(G2) 8着(0.3) | 2 |
| 2 | 9 | 牡6 | 56 | エクスペディション | 7 | 小倉大賞典(G3) 16着(1.1) | 4 | |
| 3 | 7 | 牡5 | 57 | ダノンバラード | 3 | 日経賞(G2) 7着(0.9) | 6 |
過去10年の鳴尾記念3着以内30頭中9頭を占めます。人気や前走の成績に関係なく好走が見られます。
過去10年の鳴尾記念3着以内30頭中6頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。
過去10年の鳴尾記念3着以内30頭中23頭を占めます。前走二桁着順や大敗していた馬の好走が目立ちます。
予想
鳴尾記念2023は、ほぼ例年並みの骨っぽいメンバーが集まりました。抜けた馬は不在ですが、重賞好走歴のある馬も多く、何が来てもおかしくないメンバーだと思います。前走4着以下に敗れていた穴馬の活躍が目立つレースなので、かなり難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。過去の波乱傾向と金曜の大雨を踏まえると、難解すぎて全く当たる気がしません。※△5モズベッロを無印に変更して、△9アドマイヤハダルを追加しました。
タフな馬場の実績と重賞好走実績に期待して本命評価にしました。崩れた2戦はともにG1レース。今回の相手関係なら、上位争いがあっても良さそうです。
過去好走例が多い前走G1レース出走馬。前走大阪杯や楽勝した小倉記念を考えると、タフな馬場は合わないようにも見えます。とはいえ昨年以降の重賞戦線では一度も大きく崩れていませんし、実績を考えれば買い目にはいれておいた方が良いかもしれません。
単騎逃げが出来そうなメンバー構成に期待して押えました。
過去わりと好走が見られる前走都大路ステークス出走馬。掲示板を外したのはダービーと重馬場の六甲ステークスだけです。安定感に期待して押えました。阪神芝2000mコース実績にも期待して…。
阪神コースの相性と重馬場＆不良馬場の実績に期待して押えました。流石に力は落ちていると思いますが、紐荒れがあれば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、5着でした。本命◎ボッケリーニは、1着でした。
| 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | 牡7 | 57 | ボッケリーニ | 5 | 日経賞(G2) 2着(1.3) | 5 |
| 2 | 4 | 牡4 | 57 | フェーングロッテン | 3 | 金鯱賞(G2) 2着(0.1) | 3 |
| 3 | 9 | 牡5 | 57 | アドマイヤハダル | 6 | 都大路ステークス(LR) 2着(0.0) | 3 |
的中でした！1～2番人気が圏外なので、結構な好配当です…。
前が残る馬場を本命ボッケリーニが中団から早めに進出しての快勝でした。強かったと思います。2着フェーングロッテン。想定通りの逃げでした。4角で後続が詰めて来て厳しそうだったのですが、最後の最後でもう一度脚を伸ばしていました。このメンバー相手に食らいついたところを見ると、見せ場十分だったと思います。