根岸ステークス2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

根岸ステークス2017過去10年のデータと予想

日程 2017年1月29日(日曜日)
開催 東京競馬場 11R
距離 ダート1400m
格付け GⅢ
条件 サラ系4歳以上
斤量 別定
出走数 16頭
天気 曇り参考 東京競馬場 – ヤフー天気

ダート重賞「根岸ステークス2017」です。G1フェブラリーステークス2017の前哨戦になります。昨年のモーニンやテスタマッタ(2012年)が根岸ステークスをステップにフェブラリーステークスを優勝しています。

過去10年の根岸ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。二桁人気馬の好走も多く、波乱傾向のレースです。

  • 2016年 34,400円
  • 2015年 48,330円
  • 2014年 158,760円
  • 2013年 103,090円
  • 2012年 379,550円
  • 2011年 45,080円
  • 2010年 156,290円
  • 2009年 88,500円
  • 2008年 26,150円
  • 2007年 410,370円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

根岸ステークス2017
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走
2016稍重 1 15 牡4 55 モーニン 1 武蔵野ステークス(G3) 3着(0.3)
2 8 牡8 56 タールタン 6 2015ファイナルステークス(OP) 1着(-0.0)
3 2 牡8 58 グレープブランデー 10 チャンピオンズカップ(G1) 8着(0.9)
2015 1 6 牡6 56 エアハリファ 1 武蔵野ステークス(G3) 2着(0.1)
2 13 牡6 57 ワイドバッハ 2 チャンピオンズカップ(G1) 6着(0.5)
3 14 牡8 56 アドマイヤロイヤル 15 武蔵野ステークス(G3) 14着(2.1)
2014 1 6 牡7 56 ゴールスキー 4 武蔵野ステークス(G3) 4着(0.3)
2 9 牡6 57 ノーザンリバー 8 カペラステークス(G3) 1着(-0.0)
3 14 牡8 56 シルクフォーチュン 5 カペラステークス(G3) 3着(0.1)
2013 1 7 牡5 56 メイショウマシュウ 5 ギャラクシーステークス(OP) 3着(0.1)
2 5 牡4 55 ガンジス 1 ギャラクシーステークス(OP) 1着(-0.0)
3 2 牡7 58 セイクリムズン 10 兵庫ゴールドトロフィー(G3) 5着(1.1)
2012 1 9 牡6 57 シルクフォーチュン 4 ギャラクシーステークス(OP) 3着(0.4)
2 4 牡5 56 トウショウカズン 9 大和ステークス(OP) 1着(-0.1)
3 11 牡6 58 テスタマッタ 5 東京大賞典(G1) 3着(0.4)
2011 1 1 牡5 57 セイクリムズン 2 カペラステークス(G3) 1着(-0.0)
2 5 牡5 56 ダノンカモン 3 大和ステークス(OP) 1着(-0.1)
3 11 牡8 56 ダイショウジェット 10 師走ステークス(OP) 9着(1.6)
2010 1 8 牡4 55 グロリアスノア 11 エニフステークス(OP) 1着(-0.3)
2 9 牡5 56 サマーウインド 1 初日の出ステークス(1600万) 1着(-0.8)
3 13 牡5 56 オーロマイスター 4 大和ステークス(OP) 1着(-0.0)
2009 1 11 牡5 57 フェラーリピサ 4 エルムステークス(G3) 1着(-0.2)
2 4 牡5 56 ヒシカツリーダー 5 ジャニュアリーステークス(OP) 1着(-0.5)
3 3 牡4 55 セントラルコースト 7 サンタクロースステークス(1600万) 1着(-0.2)
2008不良 1 4 牡6 57 ワイルドワンダー 1 ジャパンカップダート(G1) 5着(1.0)
2 16 牡5 57 タイセイアトム 5 ガーネットステークス(G3) 1着(-0.3)
3 14 牡5 56 アドマイヤスバル 3 霜月ステークス(OP) 1着(-0.0)
2007 1 10 牡6 56 ビッググラス 11 京都金杯(G3) 14着(1.7)
2 12 牡6 57 シーキングザベスト 1 ギャラクシーステークス(OP) 1着(-0.0)
3 14 牡9 56 ニホンピロサート 12 ガーネットステークス(G3) 4着(0.3)
関西馬

過去10年の根岸ステークス3着以内30頭中27頭を占めます。直近6年連続で、関西馬だけで決着しています。

前走武蔵野ステークス、カペラステークス

近年の根岸ステークスでは、とても多いローテです。武蔵野ステークス組は、3年連続で優勝しています。

前走ダート1400m

過去10年の根岸ステークス3着以内30頭中12頭を占めます。大敗からの巻き返しは無く、前走で3着以内に好走した馬が狙いになりそうです。

二桁人気馬

過去10年の根岸ステークスでは、以下の計7頭が馬券圏内に来ています。特に傾向などはありませんが、下位人気馬の激走には注意したいです。

  • 2016年3着グレープブランデー(10番人気)
  • 2015年3着アドマイヤロイヤル(15番人気)
  • 2013年3着セイクリムズン(10番人気)
  • 2011年3着ダイショウジェット(10番人気)
  • 2010年1着グロリアスノア(11番人気)
  • 2007年1着ビッググラス(11番人気)
  • 2007年3着ニホンピロサート(12番人気)

馬券予想

過去10年の傾向から「前走武蔵野ステークス、カペラステークス」「前走ダート1400m」に注目です。穴馬として「二桁人気馬」にも注目したいです。

根岸ステークス2017は、重賞実績馬も多い一方で、抜けた馬が不在です。高いレベルで混戦という感じがします。3着以内と考えると、半数以上にチャンスがありそうなメンバーだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。アッサリした内容になります。すいません(;´д`)

②ラストダンサー

前走は、かなりの僅差の接戦を制しました。東京コースの相性は良さそうですね。ただ小柄な馬格(前走446kg)は気になるところですね。過去の根岸ステークス3着以内を見ると500kg前後の馬ばかりです。穴馬として考えるなら、①ブルミラコロも面白そうだと思います。

③カフジテイク

直近3走の成績だけ見れば、1番人気(推定)は仕方ないところでしょう。

前走チャンピオンズカップ2016は、追い込み馬が上位を占めるような流れだったので、展開が向いたようにも思いますが、根岸ステークスも例年追い込み馬が好走する傾向にあるので、脚質的には問題無いと思います。東京ダート1400mの相性も良さそうなので期待したいですね。

④ニシケンモノノフ、⑯ノボバカラ

前走兵庫ゴールドトロフィー2016というのは、データ的には狙いにくいですね。過去10年では、セイクリムズン(2013年3着)がいますが、ここを狙っているとすれば、カペラステークス2016からの直行で見たかったです。ただ2頭とも能力的には、重賞で勝ち負けできる馬だと思うので、データを気にしないなら、押さえておいた方が良いと思います。

⑤ベストウォーリア

実績ではメンバー中ナンバー1でしょう。勝ち切れないレースが続いてる点や斤量58kgなど、不安要素がありますが、大崩れは無いのではないかと思っています。戸崎ジョッキーとの相性も良い馬で、東京コース&戸崎ジョッキーの組み合わせで馬券圏外になったのは、昨年のフェブラリーステークス2016(4着)のみです。

前走JBCスプリント2016は、逃げたダノンレジェンドを捉えきれず2着に破れましたが、今回は差しが決まりやすい東京コースになります。例年、追い込みが決まる傾向もあるので、上手く脚を溜めて好走を期待したいですね。

⑨コーリンベリー

前走カペラステークス2016 3着馬。データ的には押さえておきたい馬ですね。

中央のダート重賞で「牝馬」というのは、買い難い要素だと思いますが、牡馬相手に成績を残してきている馬なので、あまり気にしないでいいかもしれません。脚質的に前目に付けるタイプだと思うので、差し追い込みが上位を占める決着にならなければ良いですが…。

⑮ベストマッチョ

前走神無月ステークス2016(1600万)1着馬。前走が条件戦という馬は、過去10年の3着以内ではサマーウインド(2010年2着)とセントラルコースト(2009年3着)の2頭のみです。データ的には、少し狙い難いと思います。

ただ底を見せてない4歳馬は魅力的ですね。デビューから一貫して東京コースを使ってるのも面白いです。相性の良いコースと底を見せてない能力で、好走を期待したいですね。

買い方

◎⑤ベストウォーリア

○⑮ベストマッチョ

▲⑨コーリンベリー

△③カフジテイク

如何にも荒れそうな感じのレースですが、結局、上位人気中心の印になってしまいました。本命は、戸崎ジョッキー&東京コースで相性の良いベストウォーリアにしました。その他、ベストマッチョ、コーリンベリー、カフジテイクの3頭を押さえました。

無印の馬では、やはり⑬エイシンバッケンや⑭キングズガードなどの追い込み馬が気になります。

3連複 ◎ – ○▲△ – ○▲△ 合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、12着、15着でした。

本命◎ベストウォーリアは2着でした。

 

根岸ステークス2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 3 牡5 カフジテイク 1 チャンピオンズC(G1) 4着(0.2)
2 5 牡7 ベストウォーリア 3 JBCスプリント(G1) 2着(0.6)
3 13 牡5 エイシンバッケン 4 2016ファイナルS(OP) 2着(0.0)

残念です。やはり根岸ステークスは追い込みが決まりますね…。東京ダートの追い込みといえば、シルクフォーチュンを思い出します。シルクフォーチュンは、根岸ステークス2012優勝後、フェブラリーステークス2012で2着に好走しています。

前に行くはずのコーリンベリーは出遅れ、ベストマッチョはこのクラスでは足りない感じでした。無印で気になってた追い込み馬エイシンバッケンとキングズガードが3~4着でした。本当にツイてないですね。

カフジテイクの脚は凄かったですね。フェブラリーステークス2017も意識せざるを得ない脚でした。ただ、フェブラリーステークスは根岸ステークスほど追い込み馬が優勢というわけではないので、注意したいですね。先行、好位差しが結構決まるレースです。

58kgのベストウォーリアは強かったと思います。1着&3~4着が最終コーナーで後方にいた馬だったということを考えると、ここではかなり強さが目立つ結果だったと思います。7歳馬で、今年のフェブラリーステークス2017がラストチャンスかもしれないので、頑張って欲しいですね。

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