日程 | 2022年1月30日(日曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | ダート1400m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
根岸ステークス2022
ダート重賞、根岸ステークス2022です。フェブラリーステークスの前哨戦として行われます。フェブラリーステークスでは、根岸ステークス出走馬の好走例が多いため、本番に向けて重要な一戦といえそうです。
配当
過去10年の根岸ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。近年に限れば、大きな波乱は少ないですが、3連複万馬券など好配当も目立つレースです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 5,370円 | 8,110円 | 44,160円 |
2020 | 1,400円 | 14,510円 | 69,270円 |
2019 | 1,250円 | 5,220円 | 18,930円 |
2018 | 2,010円 | 2,540円 | 20,200円 |
2017 | 860円 | 2,390円 | 9,330円 |
2016 | 1,330円 | 11,480円 | 34,400円 |
2015 | 710円 | 13,290円 | 48,330円 |
2014 | 6,380円 | 29,140円 | 158,760円 |
2013 | 1,380円 | 15,560円 | 103,090円 |
2012 | 15,660円 | 58,390円 | 379,550円 |
では過去10年の根岸ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021稍重 | 1 | 3 | 牡5 | 56 | レッドルゼル | 1 | カペラステークス(G3) 2着(0.0) | 1 |
2 | 1 | 牡8 | 56 | ワンダーリーデル | 10 | 武蔵野ステークス(G3) 4着(0.4) | 5 | |
3 | 6 | 牡6 | 57 | タイムフライヤー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 8着(1.0) | 7 | |
2020良 | 1 | 11 | 牡6 | 58 | モズアスコット | 3 | マイルチャンピオンシップ(G1) 14着(1.2) | 7 |
2 | 5 | セ5 | 58 | コパノキッキング | 1 | カペラステークス(G3) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 7 | 牡8 | 56 | スマートアヴァロン | 9 | すばるステークス(LR) 3着(0.3) | 5 | |
2019良 | 1 | 11 | セ4 | 56 | コパノキッキング | 2 | カペラステークス(G3) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 2 | 牡5 | 56 | ユラノト | 3 | ギャラクシーステークス(OP) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 1 | 牡6 | 56 | クインズサターン | 5 | 師走ステークス(OP) 3着(0.4) | 4 | |
2018重 | 1 | 14 | セ6 | 58 | ノンコノユメ | 6 | チャンピオンズカップ(G1) 9着(0.6) | 6 |
2 | 8 | 牡4 | 56 | サンライズノヴァ | 1 | 師走ステークス(OP) 2着(0.7) | 2 | |
3 | 6 | 牡6 | 57 | カフジテイク | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 7着(0.5) | 5 | |
2017良 | 1 | 3 | 牡5 | 56 | カフジテイク | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 4着(0.2) | 11 |
2 | 5 | 牡7 | 58 | ベストウォーリア | 3 | JBCスプリント(Jpn1) 2着(0.6) | 1 | |
3 | 13 | 牡5 | 56 | エイシンバッケン | 4 | 2016ファイナルステークス(OP) 2着(0.0) | 1 | |
2016稍重 | 1 | 15 | 牡4 | 55 | モーニン | 1 | 武蔵野ステークス(G3) 3着(0.3) | 1 |
2 | 8 | 牡8 | 56 | タールタン | 6 | 2015ファイナルステークス(OP) 1着(-0.0) | 7 | |
3 | 2 | 牡8 | 58 | グレープブランデー | 10 | チャンピオンズカップ(G1) 8着(0.9) | 10 | |
2015重 | 1 | 6 | 牡6 | 56 | エアハリファ | 1 | 武蔵野ステークス(G3) 2着(0.1) | 1 |
2 | 13 | 牡6 | 57 | ワイドバッハ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 6着(0.5) | 10 | |
3 | 14 | 牡8 | 56 | アドマイヤロイヤル | 15 | 武蔵野ステークス(G3) 14着(2.1) | 9 | |
2014良 | 1 | 6 | 牡7 | 56 | ゴールスキー | 4 | 武蔵野ステークス(G3) 4着(0.3) | 2 |
2 | 9 | 牡6 | 57 | ノーザンリバー | 8 | カペラステークス(G3) 1着(-0.0) | 6 | |
3 | 14 | 牡8 | 56 | シルクフォーチュン | 5 | カペラステークス(G3) 3着(0.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 7 | 牡5 | 56 | メイショウマシュウ | 5 | ギャラクシーステークス(OP) 3着(0.1) | 2 |
2 | 5 | 牡4 | 55 | ガンジス | 1 | ギャラクシーステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 2 | 牡7 | 58 | セイクリムズン | 10 | 兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3) 5着(1.1) | 1 | |
2012良 | 1 | 9 | 牡6 | 57 | シルクフォーチュン | 4 | ギャラクシーステークス(OP) 3着(0.4) | 2 |
2 | 4 | 牡5 | 56 | トウショウカズン | 9 | 大和ステークス(OP) 1着(-0.1) | 7 | |
3 | 11 | 牡6 | 58 | テスタマッタ | 5 | 東京大賞典(G1) 3着(0.4) | 4 |
過去10年の根岸ステークス3着以内30頭中10頭を占めます。大敗からの巻き返しが無く、セイクリムズン(2013年)を除く9頭が前走3着以内に好走していました。
過去10年の根岸ステークス3着以内30頭中11頭を占めます。11頭ともに前走重賞レース(G1レースや武蔵野ステークス等)に出走していました。
予想
根岸ステークス2022は、前走チャンピオンズカップ出走馬は不在ということもあり、例年よりも少し層が薄いメンバーになるでしょうか。傾向からは、前走1400m戦3着以内好走馬や重賞好走馬が上位争いの候補になりそうですが、馬券候補が多い混戦模様のレースという印象を受けます。
以下、簡単な考察と予想です。混戦すぎて、当たる気がしません。
地方競馬場の交流重賞なら馬券候補になりそうな馬ですが、中央ダートが取捨を悩ませるところだと思います。ただ一昨年のフェブラリーステークスで6着。当時の一線級の相手に小差のレースをしていたと考えれば、無くはないところかもしれません。力はありそうなので、波乱期待で本命評価にしました。
東京ダートコースの実績に期待して対抗評価にしました。斤量58kgでの出走となった前走ギャラクシーステークスは、ゴール前で交わされ僅差の3着でした。1着、2着、4着馬ともに、直線でタガノビューティーよりもさらに後ろの位置取りで進めた馬だったので、位置取りの差で取りこぼした感じはありました。コース実績もありますし、追い込みがハマるレースになれば、上位争いに加わって来ても良さそうです。
過去根岸ステークスは、差し追い込み馬の活躍が目立つレースなので、傾向と脚質からは厳しそうな印象を受けます。ただ直近2戦の勝ちっぷりと東京ダート1400mの相性を考えれば、買い目に入れておいても…ということで、押さえ評価にしました。
近年好走例が多い前走カペラステークス出走馬。東京コースの実績もありますし、条件は良さそうです。とにかくロスなく立ち回って、後方勢が突っ込んで来る直線の攻防になれば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、5着、7着でした。本命◎モジアナフレイバーは、7着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 11 | 牡5 | 57 | テイエムサウスダン | 6 | 兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 7 | セ6 | 56 | ヘリオス | 4 | 霜月ステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 8 | 牡5 | 56 | タガノビューティー | 2 | ギャラクシーステークス(OP) 3着(0.1) | 1 |
例年より前に行った馬が活躍するレースとなりました。優勝はスルーしたテイエムサウスダン。地方競馬の1400m戦重賞で強さを見せてきた馬ですが、まさか完勝するとは…。13着に破れた昨年よりも前が残りやすい展開だったことも勝因かもしれません。
2着に押さえていたヘリオス、3着に対抗タガノビューティー、もう一頭押さえていたオメガレインボーは5着でした。本命モジアナフレイバー。スタートでやや後手を踏む感じで後方からの競馬でしたが、最後はじわじわ詰めて来ていました。スタートが良く、もう少し前のポジションを取れていれば、見せ場があったかもしれません。ただ今日のレースを見る限り、地方の方が良さそうです。