日程 | 2018年5月6日(日曜日) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | GⅠ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 定量(57kg 牝馬2kg減) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
NHKマイルカップ2018
3歳マイルG1「NHKマイルカップ2018」です。例年、距離適性から3歳クラシックに進んでいない馬や実績面で3歳クラシックに進めなかった馬が集まることもあり、大混戦となることが多い一戦。予想的中ともに、かなり難関なレースとなっています。
コース形態
過去10年のNHKマイルカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えが6回もあります。そのうち2009年と2013年の2回で、100万馬券を超える高配当が出ており、傾向から今年も波乱決着を想定しておきたいレースといえそうです。データ外になりますが、2007年は、3連単970万馬券が出ています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 17,290円 | 50,600円 | 296,160円 |
2016 | 940円 | 11,190円 | 33,030円 |
2015 | 2,800円 | 6,200円 | 36,720円 |
2014 | 14,760円 | 188,380円 | 684,020円 |
2013 | 21,890円 | 137,530円 | 1,235,600円 |
2012 | 1,480円 | 72,990円 | 262,580円 |
2011 | 1,170円 | 2,040円 | 7,920円 |
2010 | 2,040円 | 3,860円 | 17,180円 |
2009 | 14,180円 | 318,540円 | 2,381,660円 |
2008 | 1,980円 | 28,130円 | 116,880円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 16 | アエロリット(牝) | 2 | 桜花賞(G1) 5着(0.2) | 6 |
2 | 14 | リエノテソーロ(牝) | 13 | アネモネステークス(OP) 4着(0.2) | 2 | |
3 | 6 | ボンセルヴィーソ | 6 | ニュージーランドトロフィー(G2) 3着(0.2) | 5 | |
2016良 | 1 | 4 | メジャーエンブレム(牝) | 1 | 桜花賞(G1) 4着(0.4) | 1 |
2 | 5 | ロードクエスト | 2 | 皐月賞(G1) 8着(1.2) | 5 | |
3 | 18 | レインボーライン | 12 | ニュージーランドトロフィー(G2) 5着(0.1) | 4 | |
2015良 | 1 | 7 | クラリティスカイ | 3 | 皐月賞(G1) 5着(0.7) | 10 |
2 | 9 | アルビアーノ(牝) | 4 | フラワーカップ(G3) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 12 | ミュゼスルタン | 2 | スプリングステークス(G2) 7着(0.5) | 6 | |
2014良 | 1 | 10 | ミッキーアイル | 1 | アーリントンカップ(G3) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 2 | タガノブルグ | 17 | 橘ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 1 | キングズオブザサン | 12 | 皐月賞(G1) 15着(1.2) | 11 | |
2013良 | 1 | 8 | マイネルホウオウ | 10 | ニュージーランドトロフィー(G2) 7着(0.5) | 4 |
2 | 17 | インパルスヒーロー | 6 | ファルコンステークス(G3) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 12 | フラムドグロワール | 8 | 京成杯(G3) 10着(1.0) | 1 | |
2012良 | 1 | 5 | カレンブラックヒル | 1 | ニュージーランドトロフィー(G2) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 17 | アルフレード | 3 | スプリングステークス(G2) 12着(2.1) | 2 | |
3 | 12 | クラレント | 15 | 弥生賞(G2) 12着(0.8) | 11 | |
2011良 | 1 | 13 | グランプリボス | 1 | ニュージーランドトロフィー(G2) 3着(0.2) | 1 |
2 | 17 | コティリオン | 2 | 毎日杯(G3) 2着(0.0) | 4 | |
3 | 1 | リアルインパクト | 4 | ニュージーランドトロフィー(G2) 11着(0.5) | 4 | |
2010良 | 1 | 13 | ダノンシャンティ | 1 | 毎日杯(G3) 1着(-0.2) | 3 |
2 | 1 | ダイワバーバリアン | 5 | ニュージーランドトロフィー(G2) 2着(0.3) | 2 | |
3 | 3 | リルダヴァル | 3 | 皐月賞(G1) 6着(0.4) | 5 | |
2009良 | 1 | 3 | ジョーカプチーノ | 10 | ニュージーランドトロフィー(G2) 3着(0.3) | 3 |
2 | 13 | レッドスパーダ | 5 | スプリングステークス(G2) 2着(0.1) | 8 | |
3 | 10 | グランプリエンゼル(牝) | 13 | 橘ステークス(OP) 1着(-0.1) | 11 | |
2008稍重 | 1 | 9 | ディープスカイ | 1 | 毎日杯(G3) 1着(-0.4) | 6 |
2 | 5 | ブラックシェル | 3 | 皐月賞(G1) 6着(0.5) | 2 | |
3 | 14 | ダノンゴーゴー | 14 | ニュージーランドトロフィー(G2) 7着(0.4) | 3 |
過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中9頭を占めます。カレンブラックヒル(2012年)を除く8頭がニュージーランドトロフィーで2着以下に敗れていました。下位人気からの激走も見られるローテです。
過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中7頭を占めます。直近4年連続で1頭以上が馬券圏内に好走しています。
過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中9頭を占めます。G1レースの中では、かなり大穴の好走例が多い傾向にあります。
予想
NHKマイルカップ2018は、かなりの大混戦という感じですね。実績面では、今年からNHKマイルカップの前哨戦として、4月開催に変更となったアーリントンカップ組のタワーオブロンドンが注目になるでしょうか。ただ過去の波乱傾向を考えると、今年も馬券は難関なものになりそうですね。ざっと出走予定馬を見た印象では、データ傾向で消せる馬はいないので、殆ど全頭に3着以内の可能性がありそうです。(´・ω・`;)
以下、簡単な考察と予想です。波乱想定も、当然ながら全く当たる気がしないです…。
未勝利戦(東京芝1600m)の勝ちっぷりが良く、3着以下を突き放してのテトラドラクマとのマッチレースでした。コース適性は高さを感じるものだったので、伏兵のここで狙ってみたいです。直近3年連続で関東の牝馬が連対しており、傾向からは押さえておきたい1頭になるでしょうか。
未勝利戦(東京芝1600m)では、プリモシーンとのマッチレースに敗れて2着になりましたが、その後の未勝利戦を圧勝。前走はクイーンカップ2018優勝と東京マイル戦では、底を見せていません。プリモシーン同様、直近3年連続で関東の牝馬が連対しているので、傾向から伏兵のここで狙いたいです。
3走前のデイリー杯2歳ステークス2017は、3着ケイアイノーテックにギリギリで交わされての4着(アタマ差)。このレースを見る限りは、カツジやケイアイノーテックと大きな能力差があるとも思えません。左回りの3戦は、3着を外していない安定感がありますし、ダイワメジャー産も直近6年で計4頭が3着以内に来ており、相性の良さを感じます。
- 2017年3着ボンセルヴィーソ(6番人気)
- 2016年1着メジャーエンブレム(1番人気)
- 2013年3着フラムドグロワール(8番人気)
- 2012年1着カレンブラックヒル(1番人気)
例年、外枠から1頭ほど3着以内に来るので、(カシアスとレッドヴェイロンと迷いつつ…)適当に押さえました。前走は、芝初戦となったファルコンステークス2018を快勝。初マイル戦になりますが、未知の魅力に期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、4着、5着、13着、14着でした。本命◎プリモシーンは、5着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 11 | ケイアイノーテック | 6 | ニュージーランドトロフィー(G2) 2着(0.0) | 1 |
2 | 9 | ギベオン | 2 | 毎日杯(G3) 2着(0.3) | 2 |
3 | 17 | レッドヴェイロン | 9 | アーリントンカップ(G3) 3着(0.2) | 4 |
晩に録画を見ました。
3連単129,560円の波乱決着。案の定というか、馬券は全くダメでしたね…。適当に押さえたミスターメロディが最先着という難しすぎる一戦でした。
本命プリモシーンは少し出遅れて後方から。向こう正面では、リョーノテソーロが少し下がるシーンがあり、その影響でプリモシーンも少し下がってしまいました。直線では、進路が無く、強引な感じで外に出しての追い込み。これで5着に来るぐらいですから、スムーズなら3着はあったんじゃないかと思える内容でした。
優勝は、ケイアイノーテック。いつも藤岡兄ジョッキーが有力(と思われる)馬に乗っているときは押さえるのですが、今回は完全にスルーしてしまいました…。古くは、スーパーホーネットの頃から…。最近では、菊花賞2017のクリンチャーでしょうか。よりによって買っていないときにG1を獲るとは。(´・ω・`;) 昨日の京都新聞杯2018も7番人気で優勝していますし、昨年ぐらいから何かが変わった感じがします。また大きいところを狙ってほしいですね。