NHKマイルカップ2021過去データと予想

NHKマイルカップ2021

3歳G1、NHKマイルカップ2021です。例年、距離適性を考慮して3歳クラシック戦線に進まなかった実力馬や実績的に3歳クラシック戦線に進めなかった馬が集まるため、力関係が分からない大混戦になる傾向があります。波乱決着も多く、毎年かなり難解なレースが繰り広げられます。

配当

過去10年のNHKマイルカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは7回あります。100万馬券を超える年もあり、波乱傾向のレースといえそうです。データ外ですが、2007年には970万馬券が出ています。

では過去10年のNHKマイルカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中28頭を占めます。前走ニュージーランドトロフィー、アーリントンカップ、G1レース出走馬の好走が目立ちます。そのうち22頭が前走で勝ち馬から0.5秒以内の着差に好走していました。

過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中7頭を占めます。キングズオブザサン（2014年）を除く6頭が1～3番人気の支持を集めていました。

過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中15頭を占めます。そのうち7頭が二桁人気の大穴でした。

予想

NHKマイルカップ2021は、例年通り大混戦のメンバーになるでしょうか。前走重賞レース好走馬を中心に、半数以上の馬が馬券候補という印象を受けます。近年の1～3着馬は、前走好走馬が占めているものの、人気薄の激走も多いので、馬券予想と的中ともに難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。好走例が多い真ん中～外枠の馬を中心に選んだものの、全く当たる気がしません。

前走弥生賞ディープインパクト記念は、タイトルホルダーやダノンザキッドなど、好メンバー相手に2着でした。楽勝した2走前ひいらぎ賞の勝ちっぷりも良く、マイル戦のここなら前走以上のパフォーマンスがあっても良いかもしれません。

前走ファルコンステークスは、逃げたルークズネストを交わせそうで交わせず、2着に敗れました。ルークズネストの粘り強さが際立つレースだったと思います。今回斤量差は無くなりますし、前走からの巻き返しに期待して対抗評価にしました。

過去、外目の枠（5枠～8枠）の好走例が多いので、外枠の差し馬からヴェイルネビュラを押さえました。紐荒れがあれば…。

ヴェイルネビュラ同様、外枠に期待してランドオブリバティを押さえました。気性面の不安がある馬ですが、人気薄なら紐に入れておいても…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、8着、11着でした。本命◎シュネルマイスターは、1着でした。

本命シュネルマイスターが追い込みを決めて優勝。最後は、スルーしたソングラインをぎりぎり交わすことになりました。展開も良かったと思います。ソングラインは、前走桜花賞のときに狙った馬でしたが、前走の勝ち馬からの着差を見ると、今回は狙いにくい馬でした。

3着にはグレナディアガーズ。勝ち時計1:31.6に加えて、前が垂れる展開を早めに動いたことを考えれば、強さを見せた3着だったと思います。