NHKマイルカップ2022過去データと予想

NHKマイルカップ2022

3歳マイルG1、NHKマイルカップ2022です。例年、距離適性を考慮して3歳クラシック戦線に進まなかった実力馬や実績的に3歳クラシック戦線に進めなかった馬が集まるため、力関係が分からない大混戦になる傾向があります。波乱決着も多く、毎年かなり難解なレースが繰り広げられます。

東京競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年のNHKマイルカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは7回あります。100万馬券を超える年もあり、波乱傾向のレースといえそうです。過去10年のデータ外になりますが、2007年には970万馬券が出ています。

では過去10年のNHKマイルカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中28頭を占めます。前走ニュージーランドトロフィー、ファルコンステークス、アーリントンカップ、G1レース出走馬の好走が目立ちます。そのうち21頭が前走で勝ち馬から0.5秒以内の着差に好走していました。

過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中8頭を占めます。そのうち6頭が1～3番人気の支持を集めていました。

過去10年のNHKマイルカップ3着以内30頭中16頭を占めます。そのうち7頭が二桁人気の大穴でした。

予想

NHKマイルカップ2022は、例年通り、大混戦のメンバー構成になりました。前走重賞レース好走馬を中心に、ほぼ全頭が馬券候補になるでしょうか。近年の1～3着馬は、穴馬の活躍も目立つため、馬券予想と的中ともに難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。前～好位で進めることが出来そうな内枠の馬を中心に選びました。

過去好走例が多い前走ニュージーランドトロフィー出走馬。前走勝ち切れていない馬の巻き返しが目立つことにも期待して、本命評価にしました。

過去好走例が多い前走前走G1レース（桜花賞）出走馬。上位馬が大接戦だった前走は、優勝馬スターズオンアースとは小差（0.2秒差）ですし、マイルG1なら無くはないところかもしれません。好ローテと先行策に期待して、対抗評価にしました。

前走朝日杯FSは、ドウデュースの2着。実績では、勝ち負け候補になるでしょうか。ただ過去、間隔が空いた馬の好走が見られないので評価を下げました。

近年好走例が多い前走アーリントンカップ出走馬。前走は、ダノンスコーピオンの末脚に屈したものの、見せ場のある2着でした。前走のように後ろ過ぎないポジションで進める展開になれば、再度見せ場があっても良いかもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、9着、10着でした。本命マテンロウオリオンは、2着でした。

大波乱（3連単1,532,370円）でした。しかし毎年のようにNHKマイルカップは荒れますね…。

大外枠のダノンスコーピオンが直線早めに抜け出して完勝。外から本命マテンロウオリオンが突っ込んでくるも届かず2着でした。3着には最低人気カワキタレブリー。カワキタレブリーはデータ傾向からは買えない馬でした。人気2頭が圏外の上、最低人気馬が3着というのは難しすぎます。