新潟記念2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

新潟記念2017過去10年のデータと予想

日程 2017年9月3日(日曜日)
開催 新潟競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 17頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

新潟記念2017

サマー2000シリーズ第五戦「 新潟記念2017 」です。 新潟記念2017 の出走予定馬の中では、以下4頭にサマー2000チャンピオンの可能性があります。大きな力差は無いと思うので、どの馬にもチャンスがあると考えて良さそうです。

  • タツゴウゲキ
  • ルミナスウォリアー
  • マイネルフロスト(優勝かつタツゴウゲキが3着以下&ルミナスウォリアーが2着以下)
  • ソールインパクト(優勝かつタツゴウゲキが4着以下&ルミナスウォリアーが3着以下)

コース形態

新潟競馬場の芝コース

過去10年の新潟記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは8回と、かなり波乱含みのレースです。上位人気で決まることの方が珍しいと考えて良いかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 1,990円 12,810円 59,970円
2015 6,810円 81,140円 384,550円
2014 2,240円 6,340円 28,290円
2013 20,450円 58,340円 558,010円
2012 11,490円 49,950円 313,130円
2011 10,880円 13,790円 102,850円
2010 11,750円 24,040円 134,970円
2009 4,590円 36,460円 196,790円
2008 14,720円 119,080円 1,028,690円
2007 6,620円 53,580円 277,430円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

新潟記念2017
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走
2016 1 17 牡5 55 アデイインザライフ 2 常総ステークス(1600万) 1着(-0.0)
2 14 牡4 58 アルバートドック 1 七夕賞(G3) 1着(-0.1)
3 12 牡7 53 ロンギングダンサー 9 新潟大賞典(G3) 6着(0.8)
2015稍重 1 3 牡7 56 パッションダンス 6 小倉記念(G3) 6着(0.4)
2 6 牡5 56 マイネルミラノ 9 函館記念(G3) 8着(1.5)
3 4 牡6 54 ファントムライト 13 モンゴル大統領賞(OP) 16着(1.3)
2014 1 13 牡5 56 マーティンボロ 1 小倉記念(G3) 2着(0.3)
2 16 牡5 54 クランモンタナ 5 マレーシアカップ(1600万) 1着(-0.1)
3 15 牡4 57 ラストインパクト 3 小倉記念(G3) 6着(1.4)
2013稍重 1 4 牝6 52 コスモネモシン 10 クイーンステークス(G3) 7着(1.2)
2 9 牡6 57 エクスペディション 8 小倉記念(G3) 6着(0.8)
3 8 セ5 55 ファタモルガーナ 7 七夕賞(G3) 6着(0.7)
2012 1 1 セ7 56 トランスワープ 7 函館記念(G3) 1着(-0.2)
2 7 牡6 56 タッチミーノット 9 七夕賞(G3) 12着(0.9)
3 9 牡5 57 アスカクリチャン 8 小倉記念(G3) 6着(0.8)
2011 1 5 牡5 57.5 ナリタクリスタル 5 小倉記念(G3) 6着(0.5)
2 9 牡7 56 サンライズベガ 9 小倉記念(G3) 15着(1.8)
3 3 牡5 57 セイクリッドバレー 3 関屋記念(G3) 5着(0.3)
2010 1 8 牡4 55 ナリタクリスタル 5 小倉記念(G3) 4着(0.3)
2 6 牡7 56 トウショウシロッコ 10 七夕賞(G3) 5着(0.1)
3 5 牡6 55 サンライズベガ 4 小倉記念(G3) 7着(0.5)
2009 1 5 牡7 56.5 ホッコーパドゥシャ 5 小倉記念(G3) 2着(0.0)
2 6 牡5 54 サンライズベガ 6 日本海ステークス(1600万) 1着(-0.2)
3 8 牡5 55 メイショウレガーロ 12 函館記念(G3) 3着(0.1)
2008 1 11 牝4 52 アルコセニョーラ 16 七夕賞(G3) 12着(1.5)
2 7 牡5 55 マイネルキッツ 2 七夕賞(G3) 3着(0.1)
3 5 牡5 55 トウショウシロッコ 14 函館記念(G3) 13着(1.1)
2007 1 18 牡5 56 ユメノシルシ 2 七夕賞(G3) 3着(0.3)
2 7 牡5 52 トウショウヴォイス 10 新潟日報賞(1600万) 1着(-0.1)
3 9 牝6 54 ヤマニンアラバスタ 7 関屋記念(G3) 17着(2.0)

過去10年の新潟記念3着以内では、真ん中あたりの枠(2~5枠)の好走が目立ちます。極端な内枠(1枠)や二桁馬番(6~8枠)は劣勢傾向にあります。

ただ硬く決まった2014年と2016年は、ともに外枠の人気馬(差し追い込み)決着となっています。外差しが決まる年は荒れないということかもしれません。

年齡(3歳、7歳)

過去10年の新潟記念では、馬券圏内に3歳馬が1頭も来ていません。また7歳馬は、計6頭が馬券圏内に来ていますが、いずれも斤量57kg未満でした。

  • 2016年3着ロンギングダンサー(53kg)
  • 2015年1着パッションダンス(56kg)
  • 2012年1着トランスワープ(56kg)
  • 2011年2着サンライズベガ(56kg)
  • 2010年2着トウショウシロッコ(56kg)
  • 2009年1着ホッコーパドゥシャ(56.5kg)

前走サマー2000シリーズ

過去10年の新潟記念3着以内30頭中21頭を占めます。特に小倉記念組は馬券圏外からの巻き返しも多く、好走例の多いローテとなっています。

  • 前走小倉記念 10頭
  • 前走七夕賞 7頭
  • 前走函館記念 4頭

人気

過去10年の新潟記念3着以内では、上位人気が不振傾向にあります。上位人気馬が総崩れの年もあり、かなり波乱傾向のレースだと思います。

  • 1番人気(1-1-0-8)複勝率20%
  • 2番人気(2-1-0-7)複勝率30%
  • 3番人気(0-0-2-8)複勝率20%
  • 4番人気(0-0-1-9)複勝率10%

1番人気馬が馬券圏内に来た2014年と2016年は、ともに人気を集めた外枠の馬(差し追い込み馬)が上位争いを演じる結果となっています。

馬券予想

過去10年の傾向から「2~5枠」「前走サマー2000シリーズ(特に小倉記念)」「人気馬不振傾向」に注目です。

新潟記念2017 は、過去の傾向から、かなり難解なレースといって良いと思います。人気を集めそうな重賞実績馬が何頭かいますが、過去の荒れっぷりを考えると、疑って予想するのも有りかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。

今週は3レースともに予想すら難しいです。的中は言わずもがな…。(;´・ω・`A “` 波乱想定で、特に理由もなく人気馬を軽視して、好走例の多い真ん中あたりの枠(2~5枠)を中心に、選びました。
◎⑥ハッピーモーメント

前走目黒記念2017 3着。粘り強い先行で、13番人気からの好走劇でした。前走をそのまま評価してよいのか分かりませんが、前走同様54kgで出走できるのは良さそうですね。

また近年の新潟記念は、ディープインパクト産の好走例が多く、過去4年では計7頭が馬券圏内に来ています。今回は、オッズ的にも魅力がありそうです。

○⑦カフジプリンス

前走小倉記念2017 5着。過去、好走例の多い小倉記念組。前走は、やはり距離が短いのかな…という印象で、直線で伸びてきてはいるんですが、ズブいというかジリジリとした伸びでした。

ただ直線が広く長い新潟コースは、小倉よりは向くかもしれません。人気もしないと思うので、波乱期待で…。

▲①タツゴウゲキ

前走小倉記念2017 1着。小倉記念では本命馬でした。ここに来てメキメキと力を付けて、近走は、好調をキープしている印象ですね。前走から斤量プラス3kgは、買いにくい要素になりますが、前走同様、内でうまく脚を溜めることが出来れば…。

△④ロッカフラベイビー

前走佐渡ステークス(1600万)1着。前走は、開幕週の同コース(新潟芝2000m)を上がり最速で差し切り勝ち。2着ロイカバードとは、斤量差が5.5kgもありましたが、余力を感じさせる完勝でした。

今回は一枚上の相手が揃っているものの、再度ハンデ戦の52kg。人気もしないと思うので、波乱期待で…。

3連複◎○▲△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、9着、12着でした。本命◎ハッピーモーメントは9着でした。

新潟記念2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 1 牡5 タツゴウゲキ 6 小倉記念(G3) 1着(-0.0)
2 11 牡4 アストラエンブレム 1 エプソムカップ(G3) 2着(0.1)
3 7 牡4 カフジプリンス 12 小倉記念(G3) 5着(0.8)

晩に録画を見ましたが、何とも歯がゆい結果でした。(´;ω;`)

押さえていた人気薄の2頭が来て、波乱想定で軽視した1番人気が来ることに…。「1番人気のデムーロ騎手、ルメール騎手は疑うな」と思い知りました。とはいえ、上位9頭差のない決着で、もう一度走ると着順がガラッと変わりそうな結果ではありましたが…。

優勝したタツゴウゲキが最後外に出して粘る展開。カフジプリンスも外に出して追っていました。特にカフジプリンスは、一度垂れて厳しそうな中、もう一度伸びて、最後の最後で3着に食い込んでいました。小倉より直線が長く広い新潟が向くかもと思っていましたが、やはりズブい馬なのかもしれません。

馬券的な恩恵は全くありませんでしたが、好相性の小倉記念組タツゴウゲキとカフジプリンスの2頭を2戦連続で狙ったのは正解でした。個人的には、中谷ジョッキーとカフジプリンスのコンビをまた見てみたいですね。

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