日程 | 2017年1月17日(火曜日) |
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開催 | 京都競馬場 11R |
距離 | 芝2400m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 14頭 |
天気 | 雲り参考 京都競馬場 – ヤフー天気 |
ハンデ重賞「日経新春杯2017」です。過去の上位馬は、後にG1を含む重賞戦線で活躍する馬が多く、わりと出世レースという印象の重賞です。
過去10年の日経新春杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。2年に1度ぐらいの周期で穴馬が馬券圏内に来ていますが、近年は3連単数千円という決着も多く、人気馬が結果を残す傾向にあります。
- 2016年 6,550円
- 2015年 200,130円
- 2014年 4,700円
- 2013年 63,590円
- 2012年 9,250円
- 2011年 3,250円
- 2010年 89,590円
- 2009年 213,570円
- 2008年 460,670円
- 2007年 75,720円
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2016良 | 1 | 1 | 牡4 | 56 | レーヴミストラル | 2 | 金鯱賞(G2) 8着(0.4) |
2 | 7 | 牡4 | 54 | シュヴァルグラン | 1 | オリオンステークス(1600万) 1着(-0.5) | |
3 | 10 | 牡6 | 58 | サトノノブレス | 4 | 金鯱賞(G2) 3着(0.2) | |
2015良 | 1 | 4 | 牡4 | 55 | アドマイヤデウス | 6 | 日本ダービー(G1) 7着(0.5) |
2 | 5 | 牝6 | 55 | フーラブライド | 10 | 愛知杯(G3) 6着(0.4) | |
3 | 6 | 牡6 | 56 | アドマイヤフライト | 7 | 札幌記念(G2) 14着(3.9) | |
2014良 | 1 | 1 | 牡4 | 55 | サトノノブレス | 2 | 菊花賞(G1) 2着(0.8) |
2 | 8 | 牡5 | 56 | アドマイヤフライト | 1 | オリオンステークス(1600万) 1着(-0.3) | |
3 | 4 | 牝5 | 52 | フーラブライド | 4 | 愛知杯(G3) 1着(-0.1) | |
2013良 | 1 | 2 | 牡4 | 52 | カポーティスター | 10 | 北野特別(1000万) 1着(-0.0) |
2 | 1 | 牡5 | 56 | ムスカテール | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.2) | |
3 | 3 | 牡6 | 56 | トウカイパラダイス | 4 | 金鯱賞(G2) 4着(0.2) | |
2012良 | 1 | 3 | 牡5 | 58.5 | トゥザグローリー | 1 | 有馬記念(G1) 3着(0.1) |
2 | 11 | 牡4 | 56 | ダノンバラード | 3 | 中日新聞杯(G3) 3着(0.0) | |
3 | 9 | 牡5 | 56 | マカニビスティー | 8 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.7) | |
2011良 | 1 | 8 | 牡4 | 56.5 | ルーラーシップ | 2 | 有馬記念(G1) 6着(0.4) |
2 | 11 | 牡4 | 56 | ヒルノダムール | 3 | 鳴尾記念(G3) 2着(0.1) | |
3 | 5 | 牡4 | 58 | ローズキングダム | 1 | 有馬記念(G1) 出走取消 | |
2010良 | 1 | 12 | 牝5 | 54 | メイショウベルーガ | 2 | 愛知杯(G3) 3着(0.1) |
2 | 8 | 牡4 | 55 | トップカミング | 1 | オリオンステークス(1600万) 1着(-0.2) | |
3 | 9 | 牝5 | 52 | レッドアゲート | 12 | アンドロメダステークス(OP) 16着(2.3) | |
2009良 | 1 | 10 | 牝6 | 49 | テイエムプリキュア | 11 | 愛知杯(G3) 18着(1.4) |
2 | 8 | 牡5 | 56 | ナムラマース | 3 | 鳴尾記念(G3) 2着(0.5) | |
3 | 7 | 牡4 | 52 | タガノエルシコ | 4 | 猪名川特別(1000万) 1着(-0.3) | |
2008良 | 1 | 2 | 牡7 | 56 | アドマイヤモナーク | 3 | 万葉ステークス(OP) 3着(0.1) |
2 | 12 | 牡5 | 55 | ダークメッセージ | 2 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.0) | |
3 | 15 | 牝5 | 50 | テイエムプリキュア | 12 | 万葉ステークス(OP) 8着(0.9) | |
2007良 | 1 | 3 | 牡5 | 54 | トウカイワイルド | 5 | オリオンステークス(1600万) 2着(0.1) |
2 | 8 | 牡7 | 54 | トウカイエリート | 4 | オリオンステークス(1600万) 1着(-0.1) | |
3 | 5 | 牡4 | 50 | ダークメッセージ | 9 | 500万(中京ダ2300m) 1着(-1.1) |
近年の日経新春杯は、圧倒的に内枠が優勢のレースです。5年連続で1~3枠の馬が優勝しています。
ただ1月1週目の雨の影響はありそうですね。馬場状態次第という感じがしますが、傾向として内枠優勢というのは抑えておきたいです。
過去10年の日経新春杯では、4歳馬が馬券圏内に入らなかったのは2008年のみです。現在、4年連続で4歳馬が優勝しています。
過去10年の日経新春杯3着以内には、二桁人気だった馬が5頭いますが、5頭とも軽ハンデもしくは牝馬でした。
- 2015年2着フーラブライド(10番人気、牝馬)
- 2013年1着カポーティスター(10番人気、52kg)
- 2010年3着レッドアゲート(12番人気、52kg、牝馬)
- 2009年1着テイエムプリキュア(10番人気、49kg、牝馬)
- 2008年3着テイエムプリキュア(12番人気、50kg、牝馬)
馬券予想
過去10年の傾向から「内枠」「4歳馬」「穴馬(軽ハンデ&牝馬)」に注目です。
日経新春杯2017は、2~3着争いを考えると、かなりの混戦模様だと思います。ハンデ戦ですし、穴馬の台頭もありえそうな気がしています。有力馬が揃って後ろからいくタイプというのは、何とも不気味な香りがしますね…。
日経新春杯2017の注目は、神戸新聞杯2016でサトノダイヤモンドと差の無い2着に好走したミッキーロケットでしょうか。4歳馬でデータ的にも勢いがあると思います。
【1月15日追記】積雪による延期の影響が気になるところですね。馬場がパンパンに回復するとも思えないですし、馬のコンディション的にも2日延期がネガティブに働かなければ良いですが…。
【1月16日追記】枠順が変更となりました。何故か有力馬の枠順が大きくは変わってないですね。むしろレッドエルディストを除く有力馬だけがそのまま内にシフトした感じです。
以下、簡単な考察と予想です。アッサリした内容になります。すいません(;´д`)
前走境港特別2016(1000万)勝ち。過去カポーティスター(2013年)などがいますが、前走1000万勝ち組は狙いにくいですね…。ただ前走は強すぎる内容でした。着差は僅か0.1秒ですが、ただ周ってきて楽勝したというような内容でした。
今回は、いきなりG2戦になることもあり相手関係だけが心配になると思います。未知数としか言いようがないですが、内枠&4歳馬&軽ハンデと揃っているので、人気次第では頭から狙いたいですね。
昨年の青葉賞2016~神戸新聞杯2016~菊花賞2016と買っている馬です。何故か好きな馬なので、狙ってみたいところですが、後方からの追い込みという脚質は心配ですね。
昨年の日経新春杯2016優勝馬レーヴミストラルが後方からの追い込みでまとめて差し切っていましたが、例年中団グループからの差しが狙い目のレースです。今回は、強い逃げ先行馬もいないですし、緩い流れになると少し厳しいかもしれません。
キングカメハメハ産なので、前走菊花賞2016から距離が短縮するのはプラスでしょう。2走前の神戸新聞杯2016でサトノダイヤモンドと差のない競馬をしています。ここでは勝ち負け争いを期待したい1頭です。
先週の雨で馬場傾向が読めませんが、年明け京都の前が残る馬場に戻っているようであれば、差しきれずという可能性も…。土曜の馬場傾向には注意したいですね。
前走グレイトフルステークス2016は、最後の直線、残り200mを切った辺りからグイグイ伸びて、楽にまとめて差し切り勝ちしました。ただ相手関係は、やや低調なメンバーという印象でした。
神戸新聞杯2016や菊花賞2016では、レッドエルディストと差のない競馬をしてるので、ポテンシャル自体は高そうです。
長い距離が向きそうな馬で、京都芝2400mは2戦2勝という相性の良さを誇ります。過去、前走ステイヤーズステークス2016や6走前ダイヤモンドステークス2016を除くと、中団グループで脚を溜めてという競馬をしています。
日経新春杯は、中団からの差しが結構決まるレースなので、上手く脚を溜めることが出来れば面白そうですね。
昨年の日経新春杯2016優勝馬。圧巻の追い込み劇で、G1戦線でも期待してしまうものでした。
近親にはレーヴディソールやアプレザンレーヴなどがいますが、ともに脚に不安を抱えた馬が多いです。一発あってもおかしくはない馬ですが、長期休養明けの1戦になるので、様子見しようかと思っています。
買い方
◎③シャケトラ
○⑤ミッキーロケット
▲⑧モンドインテロ
△⑨レッドエルディスト
本命は、内枠&4歳馬のシャケトラにしました。格上挑戦になりますが、底を見せていない勢いで好走を期待しています。その他、ミッキーロケットとレッドエルディスト、モンドインテロの3頭を押さえました。
3連複ボックス ◎○▲△ 合計4点
【1月16日追記】この枠順の変更を見る限り、レッドエルディストではなくカフジプリンスを押さえた方が良いかもしれない…と思ってしまいますが、印の変更はせず、そのままでいきたいと思います。買い目は、3連複ボックスに変更しました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、4着でした。
本命◎シャケトラは2着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 5 | 牡4 | ミッキーロケット | 1 | 菊花賞(G1) 5着(0.7) |
2 | 3 | 牡4 | シャケトラ | 2 | 境港特別(1000万) 1着(-0.1) |
3 | 8 | 牡5 | モンドインテロ | 4 | ステイヤーズS(G2) 3着(0.3) |
的中しました(´・ω・`)今月は中山金杯2017に続く2レース目の的中となりました。
予想通りの決着という感じですが、ハナ差4着のレッドエルディストは惜しいです…。7番人気だったようで、3連複の払い戻しが20倍台になっていたと思います。
優勝したミッキーロケットは強いですね。能力の差を見せつけた格好でした。ただ軽ハンデだったとはいえ、シャケトラも善戦しました。少し掛かるシーンがありながら、ミッキーロケットのハナ差2着ですから、ポテンシャルの高さを感じるものでした。