日経新春杯2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

日経新春杯2023過去データと予想

日程 2023年1月15日(日曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2200m
格付け G2
条件 4歳以上
斤量 ハンデ
出走数 14頭
天気 曇り(ヤフー天気)
クッション値 8.9(1月15日)

日経新春杯2023

ハンデ重賞、日経新春杯2023です。日経新春杯上位馬、特に明け4歳の牡馬は、後のG1戦線で活躍することが多く、出世レースの側面があります。今年の重賞戦線を占う上でも、注目のレースといえそうです。※昨年に続いて、京都競馬場の整備工事の影響で中京競馬場の芝2200mコースで開催されます。

中京競馬場の芝2200mコース

中京競馬場の芝2200mコース

配当

過去10年の日経新春杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。この3回を除くと順当な決着が続いていますが、傾向が読めないレースともいえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 580円 5,970円 26,610円
2021 58,060円 112,200円 961,790円
2020 2,070円 29,380円 110,680円
2019 1,320円 2,640円 10,530円
2018 1,680円 9,240円 37,240円
2017 620円 1,330円 5,040円
2016 510円 1,400円 6,550円
2015 10,150円 35,650円 200,130円
2014 520円 1,380円 4,700円
2013 4,090円 10,000円 63,590円

では過去10年の日経新春杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

日経新春杯2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2022中京 1 10 牡4 55 ヨーホーレイク 3 日本ダービー(G1) 7着(0.6) 6
2 4 牡4 57 ステラヴェローチェ 1 有馬記念(G1) 4着(0.3) 3
3 6 牡5 54 ヤシャマル 9 中日新聞杯(G3) 8着(0.6) 7
2021中京 1 14 牡5 53 ショウリュウイクゾ 7 関ケ原ステークス(3勝クラス) 8着(0.6) 1
2 5 牝6 52 ミスマンマミーア 13 新潟牝馬ステークス(OP) 4着(1.4) 4
3 11 牡5 56 クラージュゲリエ 4 アンドロメダステークス(LR) 2着(0.1) 4
2020 1 6 牡4 52 モズベッロ 2 グレイトフルステークス(3勝クラス) 4着(0.1) 4
2 4 牡5 54 レッドレオン 5 比叡ステークス(3勝クラス) 1着(-0.1) 3
3 8 牡6 51 エーティーラッセン 11 オリオンステークス(3勝クラス) 2着(0.2) 8
2019 1 2 牡4 55 グローリーヴェイズ 1 菊花賞(G1) 5着(0.5) 12
2 10 牡6 55 ルックトゥワイス 5 グレイトフルステークス(1600万) 1着(-0.5) 1
3 5 牡6 55 シュペルミエール 3 オリオンステークス(1600万) 1着(-0.0) 1
2018 1 7 牡6 54 パフォーマプロミス 1 グレイトフルステークス(1600万) 1着(-0.1) 1
2 2 牡5 56 ロードヴァンドール 4 中日新聞杯(G3) 3着(0.3) 5
3 9 牡5 52 ガンコ 7 江坂特別(1000万) 1着(-0.3) 7
2017 1 5 牡4 55 ミッキーロケット 1 菊花賞(G1) 5着(0.7) 4
2 3 牡4 53 シャケトラ 2 境港特別(1000万) 1着(-0.1) 1
3 8 牡5 56.5 モンドインテロ 4 ステイヤーズステークス(G2) 3着(0.3) 2
2016 1 1 牡4 56 レーヴミストラル 2 金鯱賞(G2) 8着(0.4) 2
2 7 牡4 54 シュヴァルグラン 1 オリオンステークス(1600万) 1着(-0.5) 1
3 10 牡6 58 サトノノブレス 4 金鯱賞(G2) 3着(0.2) 4
2015 1 4 牡4 55 アドマイヤデウス 6 日本ダービー(G1) 7着(0.5) 10
2 5 牝6 55 フーラブライド 10 愛知杯(G3) 6着(0.4) 3
3 6 牡6 56 アドマイヤフライト 7 札幌記念(G2) 14着(3.9) 11
2014 1 1 牡4 55 サトノノブレス 2 菊花賞(G1) 2着(0.8) 5
2 8 牡5 56 アドマイヤフライト 1 オリオンステークス(1600万) 1着(-0.3) 1
3 4 牝5 52 フーラブライド 4 愛知杯(G3) 1着(-0.1) 12
2013 1 2 牡4 52 カポーティスター 10 北野特別(1000万) 1着(-0.0) 2
2 1 牡5 56 ムスカテール 1 アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.2) 3
3 3 牡6 56 トウカイパラダイス 4 金鯱賞(G2) 4着(0.2) 9
4歳牡馬

過去10年の日経新春杯3着以内30頭中11頭を占めます。4歳馬の出走が無かった2018年と波乱決着の2021年を除く過去8回で、馬券圏内に好走しています。優勝馬も多いため、上位争いの有力候補といえそうです。

二桁人気馬

過去10年の日経新春杯3着以内30頭中4頭を占めます。4頭は、軽ハンデ馬もしくは牝馬でした。

  • 2021年2着ミスマンマミーア(13番人気、牝馬、52kg)
  • 2020年3着エーティーラッセン(11番人気、51kg)
  • 2015年2着フーラブライド(10番人気、牝馬、52kg)
  • 2013年1着カポーティスター(10番人気、52kg)
前走2勝クラス~3勝クラス(旧1000万クラス~1600万クラス)

過去10年の日経新春杯3着以内30頭中12頭を占めます。人気薄の2勝クラス優勝馬や3勝クラス出走馬の好走が目立ちます。

予想

日経新春杯2023は、ほぼ例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、4歳牡馬が馬券候補になるでしょうか。飛び抜けた実績馬は不在ですが、前走G1好走馬ヴェルトライゼンデなど実力馬が多いですし、上位争いは混戦模様だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。順当なら人気5頭の争いでしょうか。馬場を考慮して後方から進めそうな1ヤマニンゼストと3ロバートソンキー、斤量59kgを考慮して2ヴェルトライゼンデをスルーしました。

◎8ヴェローナシチー

過去好走例が多い4歳牡馬。3着以内期待で本命評価にしました。直線一気では厳しい馬場だと思うので、4角で好ポジションにいるパターンを想定して、本命評価にしました。

○12プラダリア

過去好走例が多い4歳牡馬。斤量を考慮してヴェローナシチーより下の評価にしましたが、実績からは勝ち負け候補になるでしょうか。昨年の日経新春杯優勝馬ヨーホーレイクに近い血統にも期待して…。

△10キングオブドラゴン

土曜の馬場を考慮して、逃げ馬を押さえました。コース経験もありますし、紐荒れ候補としては面白いかもしれません。

ワイド3頭ボックス◎○△3連複◎-○-△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、11着でした。本命◎ヴェローナシチーは、11着でした。

日経新春杯2023結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 2 牡6 59 ヴェルトライゼンデ 1 ジャパンカップ(G1) 3着(0.1) 4
2 10 牡6 55 キングオブドラゴン 10 アルゼンチン共和国杯(G2) 18着(4.2) 11
3 12 牡4 56 プラダリア 4 菊花賞(G1) 7着(1.2) 5

的中でした!流石に穴馬のワイドは好配当ですね。

スルーした人気馬ヴェルトライゼンデが外から抜け出し、番手で進めた押さえのキングオブドラゴンが粘る決着でした。対抗プラダリアも最後の最後で伸びてきて3着。ヴェルトライゼンデとプラダリアの強さが目立つレースだったと思います。

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