日程 | 2017年4月9日(日曜日) |
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開催 | 阪神競馬場 11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | GⅠ |
条件 | サラ系3歳牝馬 |
斤量 | 定量(55kg) |
出走数 | 17頭 |
天気 | 晴れ参考 阪神競馬場 – ヤフー天気 |
G1「桜花賞2017」です。競馬をするようになってから、桜花賞の日が近づくと春になったと感じるようになりました。
桜花賞といえば、2008年の3連単700万馬券が強烈な印象を残しています。この世代は、オークス2008も秋華賞2008も波乱決着となりました。秋華賞2008は1098万馬券と超高配当でした。
今年の牝馬はレベルが高そうなので、上位人気馬が総崩れということは無いのではないかと思います。ただ近年は若干の波乱傾向を見せており、紐に穴馬を押さえておいた方が良さそうです。
過去10年の桜花賞の配当を見ると、2008年の700万馬券のほか、2013年と2015年も高配当が出ています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2016 | 960円 | 5,650円 | 20,330円 |
2015 | 7,860円 | 34,480円 | 233,390円 |
2014 | 370円 | 1,310円 | 2,540円 |
2013 | 3,300円 | 102,860円 | 679,300円 |
2012 | 1,850円 | 5,110円 | 24,020円 |
2011 | 620円 | 1,480円 | 5,880円 |
2010 | 1,440円 | 8,500円 | 38,520円 |
2009 | 640円 | 2,480円 | 5,680円 |
2008 | 196,630円 | 778,350円 | 7,002,920円 |
2007 | 270円 | 2,830円 | 12,680円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2016良 | 1 | 13 | ジュエラー | 3 | チューリップ賞(G3) 2着(0.0) |
2 | 12 | シンハライト | 2 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.0) | |
3 | 10 | アットザシーサイド | 6 | フィリーズレビュー(G2) 2着(0.2) | |
2015良 | 1 | 6 | レッツゴードンキ | 5 | チューリップ賞(G3) 3着(0.3) |
2 | 7 | クルミナル | 7 | チューリップ賞(G3) 11着(1.3) | |
3 | 1 | コンテッサトゥーレ | 8 | チューリップ賞(G3) 6着(0.9) | |
2014良 | 1 | 18 | ハープスター | 1 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.4) |
2 | 12 | レッドリヴェール | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 1着(-0.0) | |
3 | 10 | ヌーヴォレコルト | 5 | チューリップ賞(G3) 2着(0.4) | |
2013良 | 1 | 7 | アユサン | 7 | チューリップ賞(G3) 3着(0.7) |
2 | 14 | レッドオーヴァル | 2 | チューリップ賞(G3) 7着(0.8) | |
3 | 9 | プリンセスジャック | 14 | チューリップ賞(G3) 8着(1.0) | |
2012良 | 1 | 10 | ジェンティルドンナ | 2 | チューリップ賞(G3) 4着(0.6) |
2 | 15 | ヴィルシーナ | 4 | クイーンカップ(G3) 1着(-0.2) | |
3 | 11 | アイムユアーズ | 3 | フィリーズレビュー(G2) 1着(-0.2) | |
2011良 | 1 | 8 | マルセリーナ | 2 | エルフィンステークス(OP) 1着(-0.2) |
2 | 16 | ホエールキャプチャ | 1 | クイーンカップ(G3) 1着(-0.1) | |
3 | 17 | トレンドハンター | 4 | フラワーカップ(G3) 1着(-0.2) | |
2010良 | 1 | 9 | アパパネ | 1 | チューリップ賞(G3) 2着(0.1) |
2 | 8 | オウケンサクラ | 3 | フラワーカップ(G3) 1着(-0.2) | |
3 | 11 | エーシンリターンズ | 11 | チューリップ賞(G3) 3着(0.1) | |
2009良 | 1 | 9 | ブエナビスタ | 1 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.2) |
2 | 18 | レッドディザイア | 2 | エルフィンステークス(OP) 1着(-0.0) | |
3 | 15 | ジェルミナル | 5 | チューリップ賞(G3) 5着(0.6) | |
2008良 | 1 | 15 | レジネッタ | 12 | フィリーズレビュー(G2) 3着(0.0) |
2 | 18 | エフティマイア | 15 | クイーンカップ(G3) 6着(0.5) | |
3 | 13 | ソーマジック | 5 | アネモネステークス(OP) 1着(-0.1) | |
2007良 | 1 | 18 | ダイワスカーレット | 3 | チューリップ賞(G3) 2着(0.0) |
2 | 14 | ウオッカ | 1 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.0) | |
3 | 3 | カタマチボタン | 7 | クイーンカップ(G3) 2着(0.2) |
過去10年の桜花賞3着以内30頭中17頭を占めます。圧倒的な相性の良さを見せています。特に直近4年では、3着以内12頭中10頭がチューリップ賞組となっています。
過去10年の桜花賞3着以内には計7頭います。そのうち6頭が前走チューリップ賞でした。
前走チューリップ賞以外だった馬は、以下の1頭のみです。
- 2008年2着エフティマイア(前走クイーンカップ6着)
その他、前走が4着以下だった7頭全てにオープンクラスのレースの優勝経験がありました。
- 2015年2着クルミナル(エルフィンステークス1着)
- 2015年3着コンテッサトゥーレ(紅梅ステークス1着)
- 2013年2着レッドオーヴァル(紅梅ステークス1着)
- 2013年3着プリンセスジャック(ききょうステークス1着)
- 2012年1着ジェンティルドンナ(シンザン記念1着)
- 2009年3着ジェルミナル(フェアリーステークス1着)
- 2008年2着エフティマイア(新潟2歳ステークス1着、マリーゴールド賞1着)
過去10年の桜花賞では、内枠が少し劣勢という印象です。4枠から外、特に外枠(6~8枠)の好走例が多いです。
過去10年の桜花賞3着以内では、内枠の馬は以下の3頭のみです。2015年は、レッツゴードンキが最初の1000mを62.5秒という緩いペースで逃げ切り優勝した特殊な年でした。
- 2015年1着レッツゴードンキ(3枠)
- 2015年3着コンテッサトゥーレ(1枠)
- 2007年3着カタマチボタン(2枠)
馬券予想
過去10年の傾向から「前走チューリップ賞」「前走3着以内(4着以下は、オープンクラスの優勝経験馬)」「外枠」に注目です。
桜花賞2017は、メンバーが揃いました。頭から狙えそうな馬は何頭かに絞られそうですが、2~3着なら十分に有り得そうな実績馬が多いです。
データ的には、やはり前走チューリップ賞2017組に注目したいです。特に、無敗のソウルスターリングは、前走チューリップ賞2017で1頭だけクラスの違うような勝ちっぷりでした。今回も勝ち負け必死という感じがします。
以下、簡単な考察と予想です。時計の掛かる馬場になりそうですね…。波乱があるとすれば、馬場適性の有無が鍵でしょうか。
前走チューリップ賞2017 1着。無敗4戦4勝、前走の勝ちっぷりからも、ここでは勝ち負け必死でしょう。チューリップ賞2017と阪神ジュベナイルフィリーズ2016で負かした相手に今回負けるとも思えないので、負けるとすれば未対戦の馬でしょうか。
前走チューリップ賞2017 2着。人気を集めそうなソウルスターリング、アドマイヤミヤビ、リスグラシューあたりの馬を除くと、押さえておきたい1頭になるでしょうか。
前走チューリップ賞2017は、新馬勝ちから休養明けの一戦で、人気の盲点といった感じの好走劇でした。新馬戦で出した上がり34.1秒というのは、ソウルスターリングの札幌でのデビュー戦34.2秒を上回る脚だったようで、時計だけ見れば、かなりポテンシャルの高い馬かもしれません。
狙い目は7番人気だった前走だと思いますが、今回も中穴という感じになると思うので、オッズ的には面白そうです。
前走クイーンカップ2017 1着。休養明けの前走は8枠15番からの完勝でした。過去10年では、クイーンカップ組から優勝馬が出ていないものの、ヴィルシーナ(2012年)やホエールキャプチャ(2011年)など、クイーンカップをステップに好走している馬がいます。
ソウルスターリングとは未対戦で、力関係など分かりませんが、2走前の百日草特別2016でカデナ(弥生賞2017 1着、京都2歳ステークス2016 1着)に勝っており、ポテンシャルは高そうです。
前走アーリントンカップ2017 4着。過去10年では前走アーリントンカップ組はいませんが、データ的にチューリップ賞組が買えるなら、同コースのアーリントンカップ組も買えなくはないでしょう。
阪神ジュベナイルフィリーズ2016を見る限りは、ソウルスターリングに先着するのは厳しそうですが、2~3着争いなら…という感じはします。生産者、ローエングリン産を見ると、ロゴタイプを思い出すので、人気薄の大舞台ならオッズ的にも面白いかもしれません。
ボックス買いに変更しました。
少点数なので、リスグラシューや例年好走例が多いディープインパクト産は泣く泣くスルーです。(;´д`)
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、10着、12着、16着でした。
本命◎ソウルスターリングは3着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 10 | レーヌミノル | 8 | フィリーズレビュー(G2) 2着(0.1) |
2 | 6 | リスグラシュー | 3 | チューリップ賞(G3) 3着(0.4) |
3 | 14 | ソウルスターリング | 1 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.3) |
馬券はカスリもせず。(´・ω・`)
先週の大阪杯2017で調子に乗って、1点あたり多めに買ってしまったので、痛い事になってしまいました。まるで神様に「調子に乗るなよ」と言われてるようなので、来週の皐月賞から気持ちを抑えながら買います。
こういう馬場ですから、ソウルスターリングは嫌な予感がしてボックス買いに変更したのですが、不安な予感の通り、勝ちきれなかったです。ただ3着以内で見ると、チューリップ賞2017好走馬が2頭来ているので、ほぼデータ通りという決着でした。
なによりショックなのは、いつも買ってるリスグラシューとレーヌミノルをスルーした今回に限って、勝ち負けの2頭になってしまったことです。コロコロ変えるのは良くないですね。一番最初に良いと思った馬は、押さえ続けるべきでした。
例年、年明け後に2戦使って、桜花賞が3戦目という馬が好走(連対)することが多いそうなんですが、今年のレーヌミノルも例に違わず…でした。ダイワメジャー産のレーヌミノルは、オークス2017が不向きでしょうから、ここがメイチだったのでしょう。逆にハーツクライ産のリスグラシュー何かは、オークス2017で人気を集める1頭になりそうです。