日程 | 2022年4月10日(日曜) |
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開催 | 阪神競馬場11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳牝馬 |
斤量 | 定量(55kg) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 10.0(10日) |
桜花賞2022
3歳牝馬クラシック、桜花賞2022です。近年の上位馬には、後のG1戦線でも活躍している馬が多数名を連ねています。今後の日本競馬を占う上でも注目のレースだと思います。
配当
過去10年の桜花賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。近年は、好配当の馬連や3連複が出ているものの、大きな波乱がありません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 670円 | 2,660円 | 10,400円 |
2020 | 1,110円 | 12,590円 | 47,760円 |
2019 | 4,410円 | 5,990円 | 31,810円 |
2018 | 480円 | 830円 | 3,780円 |
2017 | 17,000円 | 5,020円 | 94,890円 |
2016 | 960円 | 5,650円 | 20,330円 |
2015 | 7,860円 | 34,480円 | 233,390円 |
2014 | 370円 | 1,310円 | 2,540円 |
2013 | 3,300円 | 102,860円 | 679,300円 |
2012 | 1,850円 | 5,110円 | 24,020円 |
では過去10年の桜花賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良 | 1 | 4 | ソダシ | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 18 | サトノレイナス | 1 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 2 | ファインルージュ | 8 | フェアリーステークス(G3) 1着(-0.4) | 3 | |
2020重 | 1 | 9 | デアリングタクト | 2 | エルフィンステークス(LR) 1着(-0.7) | 3 |
2 | 17 | レシステンシア | 1 | チューリップ賞(G2) 3着(0.2) | 1 | |
3 | 3 | スマイルカナ | 9 | チューリップ賞(G2) 7着(0.5) | 5 | |
2019良 | 1 | 8 | グランアレグリア | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.4) | 1 |
2 | 16 | シゲルピンクダイヤ | 7 | チューリップ賞(G2) 2着(0.2) | 4 | |
3 | 4 | クロノジェネシス | 3 | クイーンカップ(G3) 1着(-0.0) | 1 | |
2018良 | 1 | 13 | アーモンドアイ | 2 | シンザン記念(G3) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 1 | ラッキーライラック | 1 | チューリップ賞(G2) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 9 | リリーノーブル | 3 | チューリップ賞(G2) 3着(0.4) | 2 | |
2017稍重 | 1 | 10 | レーヌミノル | 8 | フィリーズレビュー(G2) 2着(0.1) | 1 |
2 | 6 | リスグラシュー | 3 | チューリップ賞(G3) 3着(0.4) | 2 | |
3 | 14 | ソウルスターリング | 1 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.3) | 1 | |
2016良 | 1 | 13 | ジュエラー | 3 | チューリップ賞(G3) 2着(0.0) | 1 |
2 | 12 | シンハライト | 2 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 10 | アットザシーサイド | 6 | フィリーズレビュー(G2) 2着(0.2) | 1 | |
2015良 | 1 | 6 | レッツゴードンキ | 5 | チューリップ賞(G3) 3着(0.3) | 2 |
2 | 7 | クルミナル | 7 | チューリップ賞(G3) 11着(1.3) | 1 | |
3 | 1 | コンテッサトゥーレ | 8 | チューリップ賞(G3) 6着(0.9) | 4 | |
2014良 | 1 | 18 | ハープスター | 1 | チューリップ賞(G3) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 12 | レッドリヴェール | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 1着(-0.0) | 5 | |
3 | 10 | ヌーヴォレコルト | 5 | チューリップ賞(G3) 2着(0.4) | 4 | |
2013良 | 1 | 7 | アユサン | 7 | チューリップ賞(G3) 3着(0.7) | 5 |
2 | 14 | レッドオーヴァル | 2 | チューリップ賞(G3) 7着(0.8) | 1 | |
3 | 9 | プリンセスジャック | 14 | チューリップ賞(G3) 8着(1.0) | 8 | |
2012良 | 1 | 10 | ジェンティルドンナ | 2 | チューリップ賞(G3) 4着(0.6) | 2 |
2 | 15 | ヴィルシーナ | 4 | クイーンカップ(G3) 1着(-0.2) | 2 | |
3 | 11 | アイムユアーズ | 3 | フィリーズレビュー(G2) 1着(-0.2) | 1 |
過去10年の桜花賞3着以内30頭中18頭を占めます。昨年こそ馬券圏内の好走はありませんでしたが、例年上位争いを演じる傾向にあります。
過去10年の桜花賞3着以内では、前走チューリップ賞とフィリーズレビュー出走馬を除く9頭中7頭が前走のレースで優勝していました。残る2頭は、2019年グランアレグリア(前走朝日杯FS3着)と2021年サトノレイナス(前走阪神JF2着)だったことを考えると、主要ローテのチューリップ賞とフィリーズレビュー以外の出走馬は、前走1着馬が馬券候補といえそうです。
過去10年の桜花賞3着以内30頭中6頭を占めます。6頭すべてが前走チューリップ賞に出走していたことに加えて、オープンクラスのレースで優勝経験がありました。
- 2020年3着スマイルカナ(フェアリーステークス1着)
- 2015年2着クルミナル(エルフィンステークス1着)
- 2015年3着コンテッサトゥーレ(紅梅ステークス1着)
- 2013年2着レッドオーヴァル(紅梅ステークス1着)
- 2013年3着プリンセスジャック(ききょうステークス1着)
- 2012年1着ジェンティルドンナ(シンザン記念1着)
過去10年の桜花賞3着以内30頭中6頭を占めます。以前は内枠が劣勢のレースでしたが、近年は1~2枠からの好走が増加傾向にあります。
予想
桜花賞2022は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。前哨戦上位馬のほか、阪神JF上位馬など、高いレベルの混戦模様だと思います。過去データの傾向からは、前走チューリップ賞出走馬が上位争いの中心になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。ナミュールとサークルオブライフの2頭で良いのではないかと思いつつ、波乱期待で2頭をスルーしました。
過去好走例が多い前走チューリップ賞出走馬。先行~好位から進めることが出来そうな脚質は良いかもしれません。距離適性を考えると、やはりマイル戦は少し長い印象もありますが、今の馬場傾向なら、粘り込みがあっても…ということで本命評価にしました。
過去好走例が多い前走フィリーズレビュー好走馬。ただウォーターナビレラ同様、距離適性を考えると、買い難いところでしょうか。前走のように、直線で外からの後方一気だとチャンスは無いので、最内枠からのイン突きを期待して狙いました。
内枠からの先行策に期待して押さえました。2走前の万両賞は、マテンロウオリオンと時計差なしのクビ差2着でした。重賞で活躍している強い牝馬とは初対戦ですが、万両賞ぐらい走れば、見せ場があっても良いかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、8着でした。本命◎ウォーターナビレラは、2着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | スターズオンアース | 6 | クイーンカップ(G3) 2着(0.1) | 1 |
2 | 6 | ウォーターナビレラ | 3 | チューリップ賞(G2) 5着(0.4) | 3 |
3 | 1 | ナムラクレア | 7 | フィリーズレビュー(G2) 2着(0.0) | 1 |
1~2番人気が圏外の小波乱。土曜重賞に続いてのワイド的中でした!伏兵と穴馬の組み合わせだったので、結構付きました。
優勝はスルーしたスターズオンアース。外差しが決まりにくい馬場故に、上手く内の狭いところを捌いてきた川田ジョッキーの好騎乗が際立っていたと思います。直近2戦の2着続きで、データ傾向からは手が出せない馬でした。
本命ウォーターナビレラは2着。直線の抜け出しを見て、これは勝ちパターンと思いきや、最後の最後でスターズオンアースに交わされてしまいました。3着には対抗ナムラクレア。期待していたイン突き。浜中ジョッキーの好騎乗だったと思います。マイル戦はベストではなかったと思いますし、これで負けたら仕方ないと言っても良い内容でした。