プリンスオブウェールズステークス2022過去データと予想 | 深く考えない競馬

プリンスオブウェールズステークス2022過去データと予想

日程 日本時間2022年6月15日(水曜)23時40分(発走予定)
開催 イギリス・アスコット競馬場
距離 芝1990m
格付け G1
条件 4歳以上
斤量 定量(牡57kg,牝55.5kg)

プリンスオブウェールズステークス2022

イギリスのアスコット競馬場でプリンスオブウェールズステークス2022が行われます。イギリス王室が開催する伝統の一戦です。プリンスオブウェールズステークス2022には、日本からシャフリヤールが出走を予定しています。過去、日本馬の出走は少なく、結果も残せていないため、取捨選択が難しいレースではないかと思います。

配当

JRAで馬券が販売された過去1回(2019年)のプリンスオブウェールズステークスの配当を見ると、順当な払い戻しでした。JRAで馬券が発売されていない年も上位人気馬が結果を残す傾向にあります。

年度 馬連 3連複 3連単
2019 350円 520円 2,700円

では以下、過去10年のプリンスオブウェールズステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

プリンスオブウェールズステークス2022過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。馬名背景色は、調教国を表します。赤色はイギリス、緑はアイルランド、青はフランスです。
年度 着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2021 1 6 7 牝4 ラヴ ヨークシャーオークス(G1) 1着
2 1 6 牝5 オーダルヤ ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(G1) 1着
3 3 1 牡4 アーマリー ハクスリーステークス(G2) 1着
2020 1 7 6 セ4 ロードノース ブリガディアジェラードステークス(G3) 1着
2 6 1 セ6 アデイブ クイーンエリザベスステークス(G1) 1着
3 1 3 セ6 バーニーロイ ジェベルハッタ(G1) 1着
2019 1 6 1 牡5 クリスタルオーシャン 2 アストンパークステークス(G3) 1着
2 1 7 牝4 マジカル 1 タタソールズゴールドカップ(G1) 1着
3 8 4 牡5 ヴァルトガイスト 4 ガネー賞(G1) 1着
2018 1 1 6 牡5 ポエッツワード ブリガディアジェラードステークス(G3) 1着
2 5 2 牡4 クラックスマン コロネーションカップ(G1) 1着
3 3 5 牡5 ホークビル コロネーションカップ(G1) 5着
2017 1 6 2 牡5 ハイランドリール コロネーションカップ(G1) 1着
2 4 1 牡5 デコレイテッドナイト タタソールズゴールドカップ(G1) 1着
3 7 7 牡4 ユリシーズ ゴードンリチャーズステークス(G3) 1着
2016 1 3 2 牡4 マイドリームボート イスパーン賞(G1) 5着
2 5 6 牝4 ファウンド コロネーションカップ(G1) 2着
3 6 5 セ4 ウェスタンヒム ブリガディアジェラードステークス(G3) 2着
2015 1 3 2 牡4 フリーイーグル チャンピオンステークス(G1) 3着
2 5 6 牡4 ザグレイギャッツビー タタソールズゴールドカップ(G1) 4着
3 6 5 セ4 ウェスタンヒム ブリガディアジェラードステークス(G3) 1着
2014 1 7 7 牝5 ザフューグ ドバイデューティーフリー(G1) 11着
2 8 2 牡4 マジシャン タタソールズゴールドカップ(G1) 2着
3 2 8 牝4 トレヴ ガネー賞(G1) 2着
2013 1 9 2 牡5 アルカジーム タタソールズゴールドカップ(G1) 1着
2 7 6 牡4 ムカドラム ブリガディアジェラードステークス(G3) 1着
3 8 11 牝4 ザフューグ ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1) 3着
2012 1 7 9 牡6 ソーユーシンク タタソールズゴールドカップ(G1) 1着
2 2 2 牡4 カールトンハウス ブリガディアジェラードステークス(G3) 1着
3 8 5 牡4 ファー サースハントカップ 1着
イギリス調教馬&アイルランド調教馬

過去10年のプリンスオブウェールズステークス3着以内30頭中28頭を占めます。特に近年は、前走1着のイギリス調教馬とアイルランド調教馬の活躍が目立ちます。

4~5歳馬

過去10年のプリンスオブウェールズステークス3着以内30頭中27頭を占めます。

前走3着以内

過去10年のプリンスオブウェールズステークス3着以内30頭中26頭を占めます。残る4頭中3頭は、前走5着以内の着順でした。前走大きく崩れている馬は買い難い傾向にあるかもしれません。

日本調教馬の成績(過去10年)

日本調教馬のプリンスオブウェールズステークス成績(過去10年)
年度 着順 ゲート 馬番 馬名 前走
2019 6 3 6 ディアドラ クイーンエリザベス2世カップ(G1) 6着
2016 6 4 1 エイシンヒカリ イスパーン賞(G1) 1着
2015 6 5 7 スピルバーグ 大阪杯(G2) 4着

過去10年のプリンスオブウェールズステークスでは、計3頭の日本調教馬が出走しています。ともに結果を残せていません。時計のかかるタフな馬場(例年の勝ち時計は、2分5秒前後)のため、日本馬には厳しいレース傾向にありそうです。

予想

以下、簡単な考察と予想です。投票は、ゲート番号ではなく馬番です。ご注意ください。有力馬の回避があったため、僅か5頭になりました。全頭が馬券候補というメンバーということもあり、かなり難解な(的中しても低配当、点数を絞ると当たらない)レースだと思います。

◎2ロードノース

一昨年のプリンスオブウェールズステークス優勝馬。例年よりもメンバー構成は手薄だと思うので、コース(レース)実績に期待して、本命評価にしました。

○4ステートオブレスト

過去好走例が多いアイルランド調教馬&4歳馬。前走タタソールズゴールドカップは、ロードノースを小差で交わしての3着でした。ロードノースに先着したとはいえ、ポテンシャルはロードノースの方が上ではないかと考えて、評価は下げています。

▲1ベイブリッジ

過去好走例が多いイギリス調教馬&4歳馬。G1初出走ですし、ここでは格下感があります。ただ過去、前走ブリガディアジェラードステークス連対馬の好走例が多く、データ傾向からは期待の一頭といっても良さそうです。

3連複◎-○-▲合計1点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着でした。本命◎ロードノースは、5着でした。

プリンスオブウェールズステークス2022結果
着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走
1 1 4 牡4 ステートオブレスト 4 タタソールズゴールドカップ(G1) 3着
2 2 1 牡4 ベイブリッジ 1 ブリガディアジェラードステークス(G3) 1着
3 4 5 牝6 グランドグローリー 5 アレフランス賞(G3) 1着

本命ロードノースが出遅れて後方から…。どうやら覆面を付けたまま、ゲートが開いてスタートしたため、出遅れたみたいです。スタート後に騎手がもぎ取って捨てていましたが、馬には見えていない状態でレースが始まっていたとは…。返還すらないので、馬券買った側から見れば、最悪のレースだったと思います。

優勝は対抗ステートオブレスト、2着には押さえていた好ローテのベイブリッジ。グランドグローリーと日本馬シャフリヤールが離れた3着争いでした。

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