プロキオンステークス2024過去データと予想

日程	2024年7月7日（日曜）
開催	小倉競馬場11R
距離	ダート1700m
格付け	G3
条件	3歳以上
斤量	別定
出走数	16頭

プロキオンステークス2024血統データ表

プロキオンステークス2024の血統データ（父と母父）を色分けして、視覚的に分かりやすくしました。過去10年の3着以内好走馬と今年の出走馬を表にまとめています。

プロキオンステークス2024

ダート重賞、プロキオンステークス2024です。例年、G1（Jpn1）戦線（マイルチャンピオンシップ南部杯、JBCスプリントなど）に向けて、骨っぽい実力馬が集まるレースです。ただ中京競馬場以外で開催された近年は波乱決着が続いており、小倉競馬場開催の今年も難解なレースになりそうな印象を受けます。

小倉競馬場のダート1700mコース

配当

過去10年のプロキオンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。長い間、大きな波乱が無いレースでしたが、2020年～2022年（阪神開催＆小倉開催）の3年連続で高配当が出ています。

年度	馬連	3連複	3連単
2023	610円	2,080円	9,310円
2022	29,630円	147,360円	719,650円
2021	53,680円	338,400円	1,944,140円
2020	22,160円	140,380円	826,670円
2019	1,930円	3,530円	19,210円
2018	2,750円	4,400円	25,410円
2017	830円	2,810円	16,380円
2016	870円	1,020円	4,510円
2015	1,700円	10,480円	55,100円
2014	550円	6,620円	18,430円

では過去10年のプロキオンステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

プロキオンステークス2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度	着順	馬番	性齢	斤量	馬名	人気	前走	前走人気
2023稍重中京	1	7	牡4	57	ドンフランキー	2	京都グランドオープン(OP) 1着(-0.3)	2
	2	10	牡4	58	リメイク	1	ドバイゴールデンシャヒーン(G1) 5着	7
	3	16	牡7	57	オメガレインボー	5	ポラリスステークス(OP) 1着(-0.0)	4
2022稍重小倉	1	12	牡6	56	ゲンパチルシファー	4	スレイプニルステークス(OP) 3着(0.2)	6
	2	10	牡8	56	ヒストリーメイカー	14	平安ステークス(G3) 15着(2.7)	14
	3	9	牡7	56	サクラアリュール	12	スレイプニルステークス(OP) 2着(0.2)	9
2021重小倉	1	3	牡4	56	メイショウカズサ	9	アンタレスステークス(G3) 15着(4.7)	10
	2	6	牡5	56	トップウイナー	14	目黒記念(G2) 16着(2.0)	16
	3	16	牡5	56	メイショウウズマサ	12	アハルテケステークス(OP) 4着(0.1)	12
2020稍重阪神	1	6	牡6	59	サンライズノヴァ	5	かしわ記念(Jpn1) 3着(0.7)	3
	2	11	牡7	56	エアスピネル	8	函館記念(G3) 13着(1.5)	4
	3	16	牝6	56	ヤマニンアンプリメ	9	東京スプリント(Jpn3) 8着(1.3)	2
2019稍重	1	10	牡4	56	アルクトス	2	欅ステークス(OP) 1着(-0.0)	1
	2	12	牡4	56	ミッキーワイルド	3	麦秋ステークス(3勝クラス) 2着(-0.7)	1
	3	4	牡6	56	ヴェンジェンス	4	天保山ステークス(OP) 1着(-0.2)	3
2018不良	1	13	牡4	56	マテラスカイ	5	花のみちステークス(1600万) 1着(-0.6)	1
	2	6	牡8	57	インカンテーション	1	かしわ記念(Jpn1) 3着(0.2)	1
	3	3	牡5	56	ウインムート	2	天保山ステークス(OP) 1着(-0.1)	5
2017良	1	12	牡6	56	キングズガード	5	天保山ステークス(OP) 2着(0.2)	3
	2	8	牡5	57	カフジテイク	1	Godolphin Mile(G2) 5着
	3	14	牡8	56	ブライトライン	6	アハルテケステークス(OP) 10着(0.7)	7
2016稍重	1	14	牡4	57	ノボバカラ	1	北海道スプリントカップ(Jpn3) 2着(0.0)	2
	2	10	牡5	56	ニシケンモノノフ	3	天王山ステークス(OP) 1着(-0.0)	1
	3	9	牡5	56	キングズガード	2	栗東ステークス(OP) 1着(-0.4)	1
2015良	1	2	牡5	59	ベストウォーリア	4	かしわ記念(Jpn1) 2着(0.2)	1
	2	6	牝4	55	コーリンベリー	2	かきつばた記念(Jpn3) 1着(-0.3)	1
	3	1	牡7	56	キョウワダッフィー	8	天保山ステークス(OP) 4着(0.4)	2
2014稍重	1	6	牡4	56	ベストウォーリア	1	アハルテケステークス(OP) 2着(0.0)	1
	2	3	牡6	56	キョウワダッフィー	2	栗東ステークス(OP) 1着(-0.1)	1
	3	1	牡5	56	ガンジス	10	すばるステークス(OP) 10着(1.0)	2

前走オープンクラス6着以内

過去10年のプロキオンステークス3着以内30頭中23頭を占めます。前走交流重賞やオープン特別の好走馬が上位争いする傾向にあります。

前走1～3番人気

過去10年のプロキオンステークス3着以内29頭中18頭（海外レース出走の2017年カフジテイクを除く）を占めます。波乱決着の2020年～2022年を除くと、前走のレースで人気を集めていた馬の活躍が目立ちます。

予想

プロキオンステークス2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走重賞レースやオープン特別好走馬が上位争いの候補になるでしょうか。難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。上位人気馬を選びましたが、近年の波乱を考えると、全く当たる気がしません。

◎5スレイマン

距離実績とコース実績に期待して本命評価にしました。

○11ヤマニンウルス

前走雅ステークスは、直線もったままの完勝でした。大型馬＆半年の休養明けと考えると、圏外になるならここだろうか…と思いつつ、無敗の4連勝と勝ちっぷりに期待して対抗評価にしました。

△12デシエルト

過去好走例が多い前走オープン特別好走馬。14ブラックアーメットと16ラインオブソウルと迷って、デシエルトを押さえました。

ワイド◎-○△3連複◎-○-△合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、13着でした。本命◎スレイマンは、2着でした。

プロキオンステークス2024結果
着順	馬番	性齢	斤量	馬名	人気	前走	前走人気
1	11	牡4	57	ヤマニンウルス	1	雅ステークス(3勝クラス) 1着(-0.2)	1
2	5	牡6	57	スレイマン	3	平安ステークス(G3) 10着(1.0)	1
3	1	牡5	57	マリオロード	12	三宮ステークス(OP) 5着(1.5)	8

的中でした。

本命スレイマンと対抗ヤマニンウルスが好位、押さえデシエルトが中団から進める展開でした。3～4角でヤマニンウルスとスレイマンの馬券圏内が分かるほど、2頭が強さを見せたレースだったと思います。抜け出してから、後続の猛追を許さなかったヤマニンウルスは、このあとの重賞戦線でも期待できそうです。混戦の3着争いはスルーした大穴マリオロードでした。