日程 | 日本時間2018年4月29日(日曜日)17時40分 |
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開催 | 香港 シャティン競馬場 8R |
距離 | 芝2000m |
格付け | GⅠ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 57kg(4歳以上牡馬) |
クイーンエリザベス2世カップ2018
香港のシャティン競馬場でG1「クイーンエリザベス2世カップ2018」が行われます。現地と時間差がほとんど無く、日曜日の17時40分(日本時間)に発走予定となっているので、日本からもリアルタイムで楽しむことができそうですね。クイーンエリザベス2世カップ2018には、日本からアルアインとダンビュライトの2頭が出走を予定しています。2頭ともに前走大阪杯2018からの出走となります。
JRAで馬券が発売された昨年のクイーンエリザベス2世カップの配当を見ると、かなり硬い決着となっています。日本馬ネオリアリズムが優勝し、1~3番人気の3頭による決着でした。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 1,040円 | 500円 | 3,970円 |
では以下、過去10年のクイーンエリザベス2世カップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 | 着順 | ゲート | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 6 | 牡6 | 57 | ネオリアリズム | 2 | 中山記念(G2) 1着 | 3 |
2 | 3 | セ4 | 57 | パキスタンスター | 3 | 香港ダービー 2着 | ||
3 | 2 | セ5 | 57 | ワーザー | 1 | チェアマンズトロフィー(G2) 4着 | ||
2016稍重 | 1 | 5 | セ5 | 57 | ウェーザー | 香港ダービー 1着 | ||
2 | 9 | セ8 | 57 | ミリタリーアタック | 香港金杯(G1) 3着 | |||
3 | 3 | セ7 | 57 | ブレイジングスピード | チェアマンズトロフィー 6着 | |||
2015良 | 1 | 8 | セ6 | 57 | ブレイジングスピード | プレミアプレート 6着 | ||
2 | 5 | 牡4 | 57 | ステファノス | 中山記念(G2) 3着 | 4 | ||
3 | 1 | 牡4 | 57 | クリテリオン | クイーンエリザベスステークス(G1) 1着 | |||
2014良 | 1 | 5 | セ4 | 57 | デザインズオンローム | 香港ダービー 1着 | ||
2 | 4 | セ6 | 57 | ミリタリーアタック | ドバイワールドカップ(G1) 10着 | |||
3 | 3 | 牡4 | 57 | ウェルキンゲトリクス | ドバイデューティーフリー(G1) 2着 | |||
2013良 | 1 | 3 | セ5 | 57 | ミリタリーアタック | プレミアプレート 1着 | ||
2 | 1 | セ7 | 57 | カリフォルニアメモリー | 香港金杯(G1) 10着 | |||
3 | 13 | 牡6 | 57 | エイシンフラッシュ | 大阪杯(G2) 3着 | 5 | ||
2012稍重 | 1 | 8 | 牡5 | 57 | ルーラーシップ | 日経賞(G2) 3着 | 1 | |
2 | 11 | セ8 | 57 | サムザップ | プレミアプレート 1着 | |||
3 | 2 | 牡4 | 57 | スウィートオレンジ | 香港ダービー 3着 | |||
2011良 | 1 | 12 | セ5 | 57 | アンビシャスドラゴン | 香港ダービー 1着 | ||
2 | 11 | セ5 | 57 | カリフォルニアメモリー | 香港金杯(G1) 1着 | |||
3 | 13 | セ5 | 57 | マイティハイ | プレミアプレート 2着 | |||
2010良 | 1 | 7 | セ8 | 57 | ヴィヴァパタカ | チェアマンズトロフィー 3着 | ||
2 | 2 | セ5 | 57 | リザーズデザイアー | ドバイワールドカップ(G1) 2着 | |||
3 | 4 | セ5 | 57 | スーパーサティン | 香港ダービー 1着 | |||
2009稍重 | 1 | 8 | セ5 | 57 | プレスヴィス | ドバイデューティーフリー(G1) 2着 | ||
2 | 1 | セ7 | 57 | ヴィヴァパタカ | チェアマンズトロフィー 3着 | |||
3 | 7 | セ5 | 57 | サムザップ | 香港ダービー 2着 | |||
2008良 | 1 | 9 | 牡4 | 57 | アーチペンコ | ドバイデューティーフリー(G1) 3着 | ||
2 | 8 | 牡5 | 57 | バリオス | ハーコート賞(G2) 4着 | |||
3 | 10 | セ6 | 57 | ヴィヴァパタカ | ドバイシーマクラシック(G1) 2着 |
過去10年のクイーンエリザベス2世カップ3着以内30頭中18頭を占めます。レース別に分けると、以下のようになります。
- 前走香港ダービー 7頭
- 前走香港金杯 3頭
- 前走プレミアプレート 4頭
- 前走チェアマンズトロフィー 4頭
過去10年のクイーンエリザベス2世カップでは、過去3着以内に好走していた馬が翌年度以降に再び好走する傾向にあります。
- ミリタリーアタック(2016年2着、2014年2着、2013年1着)
- ブレイジングスピード(2016年3着、2015年1着)
- カリフォルニアメモリー(2013年2着、2011年2着)
- サムザップ(2012年2着、2009年3着)
- ヴィヴァパタカ(2010年1着、2009年2着、2008年3着、2007年1着)
日本調教馬の成績(過去10年)
年度 | 着順 | ゲート | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 前走 |
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2017 | 1 | 5 | 牡6 | 57 | ネオリアリズム | 中山記念(G2) 1着 |
2016 | 4 | 1 | 牡6 | 57 | ラブリーデイ | 大阪杯(G2) 4着 |
6 | 7 | 牝5 | 55.5 | ヌーヴォレコルト | 大阪杯(G2) 6着 | |
12 | 8 | 牡4 | 57 | サトノクラウン | 京都記念(G2) 1着 | |
2015 | 2 | 5 | 牡4 | 57 | ステファノス | 中山記念(G2) 3着 |
2014 | 4 | 6 | 牡4 | 57 | エピファネイア | 大阪杯(G2) 3着 |
10 | 1 | 牡5 | 57 | アンコイルド | 中日新聞杯(G3) 7着 | |
2013 | 3 | 13 | 牡6 | 57 | エイシンフラッシュ | 大阪杯(G2) 3着 |
2012 | 1 | 8 | 牡5 | 57 | ルーラーシップ | 日経賞(G2) 3着 |
2010 | 4 | 1 | 牡7 | 57 | ネヴァブション | 日経賞(G2) 4着 |
2008 | 6 | 6 | 牡5 | 57 | マツリダゴッホ | 日経賞(G2) 1着 |
クイーンエリザベス2世カップは、過去、日本調教馬の好走齢が多いレースです。過去10年では、計4頭が馬券圏内に来ています。鉄板ローテは無いものの、4頭とも前走のレースで3着以内に好走していました。
過去3着以内に好走した日本馬を見ても、今年のクイーンエリザベス2世カップ出走予定のアルアインとダンビュライトは、十分に上位争いを期待できそうですね。ただ、エピファネイアやラブリーデイなどのG1馬が4着に敗れているレースでもあるので、芝適性や海外遠征の適性を含め、国内のG1とは全く別物と考えた方が良さそうです。
予想
以下、かなり簡単な考察と予想です。馬券はゲート番号ではなく、馬番での投票になります。ご注意ください。
前走香港ダービー2018は、直線一気でまとめて差し切っての優勝。過去好走例の多い香港ダービー組ですし、前走の勝ちっぷりを見ると、押さえておいた方が無難という気がします。モレイラ騎手も魅力ですね。
香港カップ2017と香港ゴールドカップ2018のG1を2勝。香港カップ2017では、日本馬ネオリアリズムやステファノスを抑えて完勝しており、ここでも勝ち負け争いを期待できそうです。
過去日本馬の好走例が多く、アルアインとダンビュライトともにチャンスは十分だと思います。深く考えず、データ傾向と実績面から、前走大阪杯2018で3着に好走したアルアインを押さえました。
過去好走例の多いリピーター押さえました。勝ち切れないレースが続いてはいるものの、昨年のクイーンエリザベス2世カップ2017でネオリアリズムとクビ差の2着なら、今年も上位争いの1頭と考えてもおかしくはなさそうです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、5着、8着でした。本命◎ピンハイスターは、4着でした。
着順 | ゲート | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 1 | セ5 | パキスタンスター | 5 | チェアマンズトロフィー(G2) 4着 |
2 | 8 | セ5 | ゴールドマウント | 7 | ハッピーバレーヴァーズ 1着 |
3 | 2 | セ5 | イーグルウェイ | 6 | ハッピーバレーヴァーズ 2着 |
晩に録画を見ました。
天皇賞から一転、波乱決着…。(´・ω・`;) 1~4番人気が圏外となり、優勝はリピーターのパキスタンスターでした。8頭立てで1~4番人気が飛ぶのは、予想できないですね…。難しすぎます。
パキスタンスターは、前の2頭を射程圏内に置き、内で脚を溜める競馬。一方、本命ピンハイスターは、外から直線一気という競馬で前の馬を捕まえきれずという内容でした。