日程 | 2022年7月31日(日曜) |
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開催 | 札幌競馬場11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上牝馬 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 14頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
クッション値 | 7.2(7月31日) |
血統データも公開しています。
クイーンステークス2022
牝馬限定の重賞、クイーンステークス2022です。例年、大出世レースの印象はありませんが、牝馬限定重賞を中心に活躍する実力馬が結果を残すレースです。近年は、G1好走実績馬も出走しており、秋に向けて注目の一戦になりそうです。
配当
過去10年のクイーンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。大きな波乱は少ないものの、好配当の馬連と3連複が多い傾向にあります。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 630円 | 3,910円 | 16,480円 |
2020 | 13,870円 | 12,270円 | 153,700円 |
2019 | 1,220円 | 12,310円 | 39,580円 |
2018 | 1,000円 | 1,610円 | 6,560円 |
2017 | 2,210円 | 8,150円 | 29,800円 |
2016 | 4,120円 | 60,230円 | 397,120円 |
2015 | 2,600円 | 3,860円 | 43,820円 |
2014 | 2,040円 | 2,880円 | 17,590円 |
2013 | 6,370円 | 6,110円 | 43,870円 |
2012 | 5,070円 | 13,000円 | 77,140円 |
では過去10年のクイーンステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2013年と2021年は、函館競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良函館 | 1 | 9 | 牝4 | 55 | テルツェット | 3 | ヴィクトリアマイル(G1) 14着(1.4) | 3 |
2 | 6 | 牝4 | 56 | マジックキャッスル | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 3着(0.7) | 5 | |
3 | 10 | 牝5 | 55 | サトノセシル | 8 | 洞爺湖特別(2勝クラス) 1着(-0.2) | 2 | |
2020良 | 1 | 1 | 牝4 | 54 | レッドアネモス | 11 | マーメイドステークス(G3) 8着(0.7) | 9 |
2 | 9 | 牝4 | 57 | ビーチサンバ | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) 9着(1.4) | 9 | |
3 | 2 | 牝5 | 54 | スカーレットカラー | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 15着(2.2) | 7 | |
2019良 | 1 | 13 | 牝4 | 56 | ミッキーチャーム | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.7) | 6 |
2 | 6 | 牝4 | 55 | スカーレットカラー | 5 | マーメイドステークス(G3) 3着(0.1) | 5 | |
3 | 14 | 牝5 | 55 | カリビアンゴールド | 9 | 五稜郭ステークス(3勝クラス) 2着(0.0) | 3 | |
2018良 | 1 | 9 | 牝4 | 55 | ディアドラ | 1 | Dubai Turf(G1) 3着 | 7 |
2 | 5 | 牝5 | 55 | フロンテアクイーン | 4 | 中山牝馬ステークス(G3) 2着(0.1) | 2 | |
3 | 2 | 牝4 | 56 | ソウルスターリング | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) 7着(0.4) | 5 | |
2017良 | 1 | 2 | 牝3 | 52 | アエロリット | 2 | NHKマイルカップ(G1) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 1 | 牝5 | 55 | トーセンビクトリー | 6 | マーメイドステークス(G3) 9着(0.7) | 1 | |
3 | 4 | 牝5 | 55 | クインズミラーグロ | 8 | マーメイドステークス(G3) 2着(0.1) | 2 | |
2016良 | 1 | 2 | 牝6 | 55 | マコトブリジャール | 9 | 福島牝馬ステークス(G3) 1着(-0.2) | 15 |
2 | 11 | 牝4 | 55 | シャルール | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 18着(3.3) | 9 | |
3 | 1 | 牝5 | 55 | ダンツキャンサー | 11 | 安土城ステークス(OP) 2着(0.2) | 14 | |
2015良 | 1 | 10 | 牝6 | 55 | メイショウスザンナ | 7 | マーメイドステークス(G3) 10着(0.6) | 13 |
2 | 2 | 牝4 | 55 | レッドリヴェール | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 4着(0.5) | 3 | |
3 | 6 | 牝5 | 55 | イリュミナンス | 4 | マーメイドステークス(G3) 6着(0.3) | 4 | |
2014良 | 1 | 2 | 牝5 | 55 | キャトルフィーユ | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) 5着(0.1) | 13 |
2 | 8 | 牝5 | 55 | アロマティコ | 6 | 巴賞(OP) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 6 | 牝4 | 55 | スマートレイアー | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.4) | 1 | |
2013良函館 | 1 | 5 | 牝4 | 55 | アイムユアーズ | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.4) | 11 |
2 | 6 | 牝5 | 55 | スピードリッパー | 8 | 夏至ステークス(1600万) 13着(1.5) | 9 | |
3 | 1 | 牝5 | 55 | オールザットジャズ | 3 | ヴィクトリアマイル(G1) 13着(0.6) | 8 | |
2012良 | 1 | 8 | 牝3 | 52 | アイムユアーズ | 1 | オークス(G1) 4着(0.9) | 4 |
2 | 14 | 牝5 | 55 | ラブフール | 10 | 五稜郭ステークス(1600万) 8着(0.5) | 2 | |
3 | 10 | 牝3 | 51 | ミッドサマーフェア | 4 | オークス(G1) 13着(2.0) | 1 |
過去10年のクイーンステークス3着以内30頭中16頭を占めます。そのうち14頭が当日1~3番人気の支持を集めていました。人気を集めた前走G1レース出走馬(主に前走ヴィクトリアマイル出走馬)が狙い目といえそうです。
過去10年のクイーンステークス3着以内30頭中6頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。
過去10年のクイーンステークス3着以内30頭中12頭を占めます。2018年を除く過去9回で毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。
予想
クイーンステークス2022は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。近年のデータ傾向からは、前走ヴィクトリアマイル出走馬やマーメイドステークス出走馬が馬券候補になるでしょうか。ただ今年は、前走G1出走の人気馬が一枚上という印象も受けます。例年、穴馬の好走が目立つレースなので、取捨が難しいレースといえるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。好走例が多いヴィクトリアマイルやマーメイドステークス出走馬から選びましたが、難解すぎて当たる気がしません。
前走ヴィクトリアマイル4着。前に行って残るかどうかというタイプでしょうか。近走は相手なりに走ってはいるので、上手く差し追い込みの有力馬の猛追を凌ぐことが出来れば…。
1800m戦というのは買い難い要素になるでしょうか。土曜の馬場を見る限り、内の馬場が伸びる印象だったので、完勝した2走前阪神牝馬ステークスのようなイン突きを期待して対抗評価にしました。
過去穴馬の活躍が多い前走マーメイドステークス出走馬。前走も押さえた馬ですが、全兄リアルスティールと全姉ラヴズオンリーユーという血統面にも期待して、今回も押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、6着、12着でした。本命◎ローザノワールは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | 牝5 | 56 | テルツェット | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) 13着(0.8) | 8 |
2 | 4 | 牝6 | 55 | サトノセシル | 8 | 江の島ステークス(3勝クラス) 4着(0.4) | 2 |
3 | 2 | 牝6 | 55 | ローザノワール | 3 | ヴィクトリアマイル(G1) 4着(0.3) | 18 |
想定通り本命ローザノワールの逃げ。最後交わされたものの、この展開になると粘り強いという印象でした。連対した2頭テルツェットとサトノセシルは、昨年1着馬と3着馬…。レース相性が良かったとはいえ、サトノセシルは手が出せない馬だったと思います。
対抗メイショウミモザ。内差しを期待して狙ったのですが、スタートが良かったこともあってか、まさかの先行策でした。ただ最後の失速を見ると、1800mは長かったかもしれません。
押さえていたラヴユーライヴ。スタートで前に行けず、思っていたよりも後方からのレースでした。最後は外に出しての追い込みとなりましたが、今の馬場では外に出すとチャンスが無く、厳しいレースだったと思います。見せ場はあっただけに、残念なレースになってしまったかもしれません。