ラジオNIKKEI賞2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

ラジオNIKKEI賞2023過去データと予想

日程 2023年7月2日(日曜)
開催 福島競馬場11R
距離 芝1800m
格付け G3
条件 3歳
斤量 ハンデ
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 8.8(7月2日)

ラジオNIKKEI賞2023

3歳ハンデ重賞、ラジオNIKKEI賞2023です。キャリアの浅い3歳馬のハンデ戦ということもあり、波乱決着が目立つ難解なレースです。フィエールマン(2018年2着)を除く上位馬を見る限りは、出世レースの印象も無いため、評価が難しいレースだと思います。

福島競馬場の芝1800mコース

福島競馬場の芝1800mコース

配当

過去10年のラジオNIKKEI賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。3連複万馬券7回、馬連万馬券3回と高配当も出ているため、波乱傾向のレースといっても良いと思います。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 4,130円 9,340円 59,280円
2021 11,530円 41,850円 316,180円
2020 11,240円 22,480円 173,020円
2019 6,240円 26,540円 142,140円
2018 830円 5,410円 21,500円
2017 4,580円 34,600円 156,510円
2016 3,580円 13,040円 67,460円
2015 1,420円 19,940円 75,100円
2014 1,820円 6,020円 34,060円
2013 40,460円 111,170円 917,500円

では過去10年のラジオNIKKEI賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ラジオNIKKEI賞2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 3 55 フェーングロッテン 3 白百合ステークス(LR) 1着(-0.2) 5
2 7 53 ショウナンマグマ 8 プリンシパルステークス(LR) 11着(1.3) 5
3 1 55 サトノヘリオス 2 皐月賞(G1) 17着(2.0) 11
2021稍重 1 1 54 ヴァイスメテオール 4 プリンシパルステークス(LR) 4着(0.5) 1
2 10 53 ワールドリバイバル 11 皐月賞(G1) 12着(1.8) 14
3 14 54 ノースブリッジ 7 青葉賞(G2) 13着(1.7) 4
2020稍重 1 1 53 バビット 8 早苗賞(1勝クラス) 1着(-0.0) 5
2 11 54 パンサラッサ 7 1勝クラス(阪神芝2000m) 1着(-0.4) 3
3 2 52 ディープキング 5 1勝クラス(阪神芝2000m) 2着(0.4) 2
2019不良 1 14 55 ブレイキングドーン 3 京都新聞杯(G2) 6着(0.6) 4
2 2 54 マイネルサーパス 9 日本ダービー(G1) 11着(1.6) 18
3 13 53 ゴータイミング 6 500万(阪神芝1600m) 1着(-0.1) 3
2018 1 2 56 メイショウテッコン 2 白百合ステークス(OP) 1着(-0.5) 3
2 6 54 フィエールマン 1 山藤賞(500万) 1着(-0.4) 2
2 7 53 キボウノダイチ 9 500万(京都芝2000m) 1着(-0.2) 7
2017 1 11 54 セダブリランテス 2 早苗賞(500万) 1着(-0.1) 1
2 7 53 ウインガナドル 8 夏木立賞(500万) 1着(-0.0) 4
3 1 53 ロードリベラル 9 江の島特別(1000万) 9着(1.3) 7
2016 1 1 54 ゼーヴィント 1 プリンシパルステークス(OP) 3着(0.3) 3
2 6 53 ダイワドレッサー(牝) 9 オークス(G1) 8着(0.4) 17
3 15 56 アーバンキッド 5 NHKマイルカップ(G1) 16着(0.9) 6
2015 1 3 56.5 アンビシャス 1 プリンシパルステークス(OP) 1着(-0.2) 1
2 12 55 ミュゼゴースト 4 白百合ステークス(OP) 3着(0.1) 6
3 6 53 マルターズアポジー 12 プリンシパルステークス(OP) 17着(4.2) 7
2014 1 9 54 ウインマーレライ 5 青葉賞(G2) 8着(0.3) 13
2 4 55 クラリティシチー 1 500万(東京芝1600m) 1着(-0.2) 1
3 3 54 ウインフェニックス 7 NHKマイルカップ(G1) 11着(0.6) 9
2013 1 11 54 ケイアイチョウサン 8 稲村ヶ崎特別(1000万) 7着(0.5) 2
2 4 55 カシノピカチュウ 14 NHKマイルカップ(G1) 9着(0.5) 12
3 3 54 アドマイヤドバイ 5 500万(阪神芝1800m) 1着(-0.0) 1
1~3枠

過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中16頭を占めます。穴馬の好走も目立ちます。一方、近年は外枠(7~8枠)からも1頭ほどが好走する傾向にあります。

斤量54kg以下

過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中21を占めます。穴馬の好走が目立ちます。

前走1勝クラス~2勝クラス(旧500万クラス~1000万クラス)

過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中12を占めます。そのうち前走1勝クラスに出走していた9頭中8頭が前走のレースで優勝していました。

前走プリンシパルステークス、白百合ステークス

過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中8を占めます。人気や前走の着順に関係なく、好走が目立ちます。

予想

ラジオNIKKEI賞2023は、ほぼ例年並みのメンバーが集まりました。前走重賞レースやリステッドレース好走馬が上位争いの候補になりそうですが、ハンデ戦と過去の波乱傾向を考えると、何が来てもおかしくないメンバーだと思います。今年も難解なレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。人気薄の差し馬を中心に選びました。ただ全く当たる気がしません。

◎1コレペティトール

過去好走例が多い内枠。内枠の差し追い込み馬の好走が目立つレースですし、上位争いの候補にはなりそうです。前走共同通信杯よりは楽な相手だと思うので、一発を期待して…。

○9ウヴァロヴァイト

前走スイートピーS1着。馬場の内を通って来た馬が粘る中、外から良い脚を使っての完勝でした。良い勝ちっぷりだったと思います。過去、牝馬の出走も好走も少ないレースですが、今年の3歳世代は、牡馬よりも牝馬の方が層が厚いのではないかと考えて狙いました。

▲11アグラシアド

ウヴァロヴァイト同様、牝馬に期待して押えました。前走スイートピーSは3着。ウヴァロヴァイトを交わし切れなかったものの、馬場の内を突く追い込みで、見せ場のある脚を見せていました。末脚が活きるレースになればチャンスはありそうです。

ワイド3頭ボックス◎○▲3連複◎-○-▲合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、5着、10着、12着でした。本命◎コレペティトールは、5着でした。

ラジオNIKKEI賞2023結果
着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 6 55 エルトンバローズ 3 1勝クラス(京都芝1600m) 1着(-0.3) 2
2 7 54 シルトホルン 4 1勝クラス(東京芝1600m) 1着(-0.3) 2
3 14 56 レーベンスティール 1 1勝クラス(東京芝1800m) 1着(-0.8) 1

カスリもせず…ラジオNIKKEI賞としては珍しい上位人気決着でした。狙った人気薄の差し馬は、見せ馬なしでした。

2~3番手から早めに抜け出した2頭(エルトンバローズとシルトホルン)の勝ち負け。前に行きそうな馬が揃っていたものの、速い流れになったわけでもなく、後ろの馬には厳しいレースになってしまったと思います。3着レーベンスティール。前に行った馬が上位争いする中、1頭だけ内を捌いて凄い脚を見せていました。負けて強しといって良い内容だったと思います。

タイトルとURLをコピーしました