日程 | 2021年7月4日(日曜) |
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開催 | 福島競馬場11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 雨(ヤフー天気) |
クッション値 | 8.5(4日) |
ラジオNIKKEI賞2021
3歳ハンデ重賞、ラジオNIKKEI賞2021です。キャリアの浅い3歳のハンデ戦ということもあり、過去波乱決着が多い難解なレースです。フィエールマン(2018年2着)を除く上位馬を見る限り、出世レースという印象も無いので、評価も難しいレースかもしれません。
配当
過去10年のラジオNIKKEI賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。3連複万馬券は7回に及びます。順当な決着となった2011年(中山競馬場開催)を除くと、高配当が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 11,240円 | 22,480円 | 173,020円 |
2019 | 6,240円 | 26,540円 | 142,140円 |
2018 | 830円 | 5,410円 | 21,500円 |
2017 | 4,580円 | 34,600円 | 156,510円 |
2016 | 3,580円 | 13,040円 | 67,460円 |
2015 | 1,420円 | 19,940円 | 75,100円 |
2014 | 1,820円 | 6,020円 | 34,060円 |
2013 | 40,460円 | 111,170円 | 917,500円 |
2012 | 1,350円 | 63,680円 | 302,550円 |
2011 | 1,350円 | 1,710円 | 8,390円 |
では過去10年のラジオNIKKEI賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020稍重 | 1 | 1 | 53 | バビット | 8 | 早苗賞(1勝クラス) 1着(-0.0) | 5 |
2 | 11 | 54 | パンサラッサ | 7 | 1勝クラス(阪神芝2000m) 1着(-0.4) | 3 | |
3 | 2 | 52 | ディープキング | 5 | 1勝クラス(阪神芝2000m) 2着(0.4) | 2 | |
2019不良 | 1 | 14 | 55 | ブレイキングドーン | 3 | 京都新聞杯(G2) 6着(0.6) | 4 |
2 | 2 | 54 | マイネルサーパス | 9 | 日本ダービー(G1) 11着(1.6) | 18 | |
3 | 13 | 53 | ゴータイミング | 6 | 500万(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 3 | |
2018良 | 1 | 2 | 56 | メイショウテッコン | 2 | 白百合ステークス(OP) 1着(-0.5) | 3 |
2 | 6 | 54 | フィエールマン | 1 | 山藤賞(500万) 1着(-0.4) | 2 | |
2 | 7 | 53 | キボウノダイチ | 9 | 500万(京都芝2000m) 1着(-0.2) | 7 | |
2017良 | 1 | 11 | 54 | セダブリランテス | 2 | 早苗賞(500万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 7 | 53 | ウインガナドル | 8 | 夏木立賞(500万) 1着(-0.0) | 4 | |
3 | 1 | 53 | ロードリベラル | 9 | 江の島特別(1000万) 9着(1.3) | 7 | |
2016良 | 1 | 1 | 54 | ゼーヴィント | 1 | プリンシパルステークス(OP) 3着(0.3) | 3 |
2 | 6 | 53 | ダイワドレッサー(牝) | 9 | オークス(G1) 8着(0.4) | 17 | |
3 | 15 | 56 | アーバンキッド | 5 | NHKマイルカップ(G1) 16着(0.9) | 6 | |
2015良 | 1 | 3 | 56.5 | アンビシャス | 1 | プリンシパルステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 12 | 55 | ミュゼゴースト | 4 | 白百合ステークス(OP) 3着(0.1) | 6 | |
3 | 6 | 53 | マルターズアポジー | 12 | プリンシパルステークス(OP) 17着(4.2) | 7 | |
2014良 | 1 | 9 | 54 | ウインマーレライ | 5 | 青葉賞(G2) 8着(0.3) | 13 |
2 | 4 | 55 | クラリティシチー | 1 | 500万(東京芝1600m) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 3 | 54 | ウインフェニックス | 7 | NHKマイルカップ(G1) 11着(0.6) | 9 | |
2013良 | 1 | 11 | 54 | ケイアイチョウサン | 8 | 稲村ヶ崎特別(1000万) 7着(0.5) | 2 |
2 | 4 | 55 | カシノピカチュウ | 14 | NHKマイルカップ(G1) 9着(0.5) | 12 | |
3 | 3 | 54 | アドマイヤドバイ | 5 | 500万(阪神芝1800m) 1着(-0.0) | 1 | |
2012良 | 1 | 6 | 54 | ファイナルフォーム | 2 | 500万(東京芝1600m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 4 | 55 | ヤマニンファラオ | 1 | 白百合ステークス(OP) 2着(0.3) | 4 | |
3 | 5 | 53 | オペラダンシング | 16 | 江の島特別(1000万) 8着(1.5) | 8 | |
2011良中山 | 1 | 10 | 54 | フレールジャック | 2 | 500万(京都芝1800m) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 7 | 56 | マイネルラクリマ | 3 | 白百合ステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 2 | 55 | カフナ | 1 | プリンシパルステークス(OP) 3着(0.2) | 3 |
過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中17頭を占めます。穴馬の好走例も目立ちます。
過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中20頭を占めます。穴馬を中心に好走例が目立ちます。
過去10年のラジオNIKKEI賞3着以内30頭中15頭を占めます。そのうち前走1勝クラスに出走していた12頭中11頭が前走のレースで優勝していました。
予想
ラジオNIKKEI賞2021は、例年同様に難解なメンバー構成だと思います。過去10年の3着以内を見ると、前走G1レース出走馬や1勝クラス優勝馬、プリンシパルステークス出走馬あたりが候補という感じでしょうか。今年のメンバーで考えると、殆ど全頭が馬券候補になりそうです。絞れる要素があるとすれば、内枠や軽ハンデがポイントになるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。軽ハンデの差し馬を中心に狙いました。大混戦のメンバーですし、全く当たる気がしません。
過去好走例が多い内枠&前走プリンシパルステークス出走馬ということで本命評価にしました。前走は出負けして後方から進む展開となりました。先行した馬とインコースを通って来た馬が上位争いする中、後方から大外に出しての追い込みだったので、全く向かないレースになってしまったと思います。それで3着馬とアタマ差4着なら、強さは見せたと言っても良さそうです。
2走前の未勝利戦を好位の外から抜け出して圧勝。直線、楽に後続を突き放していました。一転、前走1勝クラスは逃げ粘って勝っています。脚質が読めないところですが、今回は、外枠に加えて、前を主張しそうな馬が何頭かいるため、2走前のような位置取りになるでしょうか。過去、穴馬の好走が目立つレースなので、2連勝中の勢いにも期待して対抗評価にしました。
過去好走例が多い前走プリンシパルステークス出走馬。前走は、前の馬が止まらず6着に敗れたというレースでした。ヴァイスメテオール同様、展開が向かないレースだったと思います。今回は、デビューから大きく崩れてない安定感にも期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、13着、14着でした。本命◎ヴァイスメテオールは、1着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | 54 | ヴァイスメテオール | 4 | プリンシパルステークス(LR) 4着(0.5) | 1 |
2 | 10 | 53 | ワールドリバイバル | 11 | 皐月賞(G1) 12着(1.8) | 14 |
3 | 14 | 54 | ノースブリッジ | 7 | 青葉賞(G2) 13着(1.7) | 4 |
3連単316,180円の波乱決着。内々ロスなく進めた馬が上位争いを演じるレースでした。
本命ヴァイスメテオールが優勝でした。押さえていたスペシャルドラマは、馬群から抜け出すことなく13着。道中外々を周って来た対抗グランオフィシエは、最後に垂れて14着でした。人気馬が崩れたこともありますが、とにかく難解なレースだったと思います。