ローズステークス2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

ローズステークス2018過去10年のデータと予想

日程 2018年9月16日(日曜)
開催 阪神競馬場 11R
距離 芝1800m
格付け GⅡ
条件 サラ系3歳牝馬
斤量 馬齢(54kg)
出走数 15頭
天気 曇り(ヤフー天気)

ローズステークス2018

秋華賞トライアル「ローズステークス2018」です。ローズステークス3着馬までに、G1秋華賞2018の優先出走権が与えられます。過去10年では、毎年ローズステークス組が秋華賞で馬券圏内に好走しており、今年も秋の大一番に向けて、注目のステップレースとなりそうです。

阪神競馬場の芝1800mコース

過去10年のローズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは7回あります。波乱の一戦といえそうです。順当な決着となった2012年は、名牝ジェンティルドンナが優勝した年。2012年が例外的な年で、基本的には穴馬の好走が多いレースとなっています。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 21,390円 33,260円 331,090円
2016 7,430円 24,210円 105,940円
2015 1,760円 3,670円 25,340円
2014 21,060円 172,890円 759,650円
2013 7,840円 47,410円 269,150円
2012 170円 420円 800円
2011 5,020円 27,830円 138,600円
2010 7,300円 21,080円 193,040円
2009 1,180円 10,980円 98,420円
2008 23,040円 15,920円 151,600円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ローズステークス2018 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 14 ラビットラン 8 500万(中京芝1600m) 1着(-0.1) 4
2 16 カワキタエンカ 6 三面川特別(1000万) 2着(0.2) 3
3 6 リスグラシュー 3 オークス(G1) 5着(0.8) 3
2016 1 7 シンハライト 1 オークス(G1) 1着(-0.0) 1
2 1 クロコスミア 11 フローラステークス(G2) 14着(1.6) 8
3 3 カイザーバル 6 道新スポーツ賞(1000万) 6着(0.3) 1
2015 1 15 タッチングスピーチ 7 500万(札幌芝2000m) 1着(-0.2) 4
2 8 ミッキークイーン 1 オークス(G1) 1着(-0.1) 3
3 13 トーセンビクトリー 2 西部スポニチ賞(1000万) 1着(-0.2) 1
2014 1 6 ヌーヴォレコルト 2 オークス(G1) 1着(-0.0) 2
2 3 タガノエトワール 15 未勝利(小倉芝2000m) 1着(-0.3) 1
3 16 リラヴァティ 9 西海賞(1000万) 4着(0.2) 1
2013 1 1 デニムアンドルビー 1 オークス(G1) 3着(0.5) 1
2 15 シャトーブランシュ 9 鳥栖特別(500万) 1着(-0.3) 2
3 2 ウリウリ 10 500万(中京芝1600m) 1着(-0.0) 1
2012 1 6 ジェンティルドンナ 1 オークス(G1) 1着(-0.8) 3
2 7 ヴィルシーナ 2 オークス(G1) 2着(0.8) 2
3 8 ラスヴェンチュラス 3 三面川特別(1000万) 3着(0.1) 1
2011 1 8 ホエールキャプチャ 1 オークス(G1) 3着(0.0) 2
2 11 マイネイサベル 10 オークス(G1) 6着(0.5) 6
3 2 キョウワジャンヌ 7 エクセル浜松開設記念(1000万) 1着(-0.3) 1
2010 1 6 アニメイトバイオ 4 オークス(G1) 4着(0.5) 11
2 9 ワイルドラズベリー 6 白百合ステークス(OP) 1着(-0.2) 6
3 12 エーシンリターンズ 5 オークス(G1) 14着(2.7) 7
2009 1 4 ブロードストリート 5 オークス(G1) 4着(0.8) 6
2 11 レッドディザイア 1 オークス(G1) 2着(0.0) 2
3 13 クーデグレイス 10 ルスツ特別(1000万) 2着(0.0) 5
2008 1 18 マイネレーツェル 7 オークス(G1) 9着(0.6) 9
2 10 ムードインディゴ 9 クイーンステークス(G3) 8着(0.5) 11
3 11 レジネッタ 1 クイーンステークス(G3) 2着(0.3) 1
前走オークス

過去10年のローズステークス3着以内30頭中14頭を占めます。8勝を挙げる好ローテで、馬券に絡まなかった年はありません。ただ近年は好走例が減少傾向にあります。

前走500万~1000万クラス、未勝利戦

過去10年のローズステークス3着以内30頭中12頭を占めます。直近5年では、穴馬の好走が続いています。

  • 2017年1着ラビットラン(8番人気、前走500万)
  • 2017年2着カワキタエンカ(6番人気、前走1000万)
  • 2016年3着カイザーバル(6番人気、前走1000万)
  • 2015年1着タッチングスピーチ(7番人気、前走500万)
  • 2014年2着タガノエトワール(15番人気、前走未勝利戦)
  • 2014年3着リラヴァティ(9番人気、前走1000万)
  • 2013年2着シャトーブランシュ(9番人気、前走500万)
  • 2013年3着ウリウリ(10番人気、前走500万)
人気

過去10年のローズステークス3着以内では、1番人気の信頼が高い一方で、そのほかの上位人気馬が不振傾向にあります。

  • 1番人気(4-2-1-3)複勝率70%
  • 2番人気(1-1-1-7)複勝率30%
  • 3番人気(0-0-2-8)複勝率20%
  • 4番人気(1-0-0-9)複勝率10%
  • 5番人気(1-0-1-8)複勝率20%

予想

桜花賞1~3着馬、オークス1~3着馬が不在。例年と比べると、今年のローズステークス2018は、かなりの大混戦という印象です。傾向化からオークス2018組を押さえておきたいところですが、馬券圏内は、何が来てもおかしくなメンバーだと思います。波乱傾向のレースですし、馬券は難解なものになりそうですね。

以下、簡単な考察です。過去の波乱傾向に加え、先週から続く雨、桜花賞1~3着馬&オークス1~3着馬が不在と、難しいレースになりました。流石に当たる気がしないですね…。

追記:土曜のレース結果を見る限り、力のいる馬場という感じではなさそうですね。やや前残り傾向の良馬場に見えました。それに伴い、予想を変更。ウラヌスチャームとスカーレットカラーを無印に変更、カンタービレとラテュロスを追加しました。オールフォーラヴの馬番表記を間違えていました。(現在は、修正済みです。)
◎⑥オールフォーラヴ

前走オークス2018で9着。オークス上位馬が不在の今回のメンバーなら、軽視するわけにも…というところでしょうか。後ろ過ぎない位置で進めることが出来そうなのは魅力ですね。母はレディアルバローザ。阪神開催の中山牝馬ステークス2011(阪神芝1800m)を優勝しています。血統面に期待して。

○⑧サトノワルキューレ

前走オークス2018で6着。2走前フローラステークス2018の内容と勝ちっぷりが抜けていました。ここでは3着を外せないメンバーに思えますが、追い込みが決まるかどうか…。

▲⑬カンタービレ

過去のフラワーカップ優勝馬を見ると、全く出世レースではないので、評価が難しいところですね。前目に付けることが出来そうなタイプですし、前残り傾向の馬場を活かすことが出来れば…。

△④ラテュロス

唯一の逃げ馬になるでしょうか。さらに絶対に先行したいという馬もいないので、単騎逃げが見込めそう…。前残りになれば、上位に粘り込むシーンがあっても良さそうです。

(無印)⑭ウラヌスチャーム

過去好走例の多い外枠(7~8枠)。前走三面川特別2018は、直線での進路選択にスムーズさを欠きながらも、追ってからは一気に優勝馬ディメンシオンに詰めて来ていました。ハナ差2着だけに、スムーズなら優勝していたかも…という内容。紐荒れ期待で…。

(無印)③スカーレットカラー

今年のフェアリーステークス2018では、中山マイルを大外から追い込んで2着。優勝馬プリモシーンの完勝でしたが、粗削りなレースながら見せ場は作ったような印象でした。後にプリモシーンは、関屋記念2018を優勝していますし、相手が強かったと言って良いかもしれません。桜花賞&オークス上位馬アーモンドアイ、ラッキーライラック、リリーノーブルが不在のメンバーが相手なら、そこまで大きく崩れないのでは無いでしょうか。

3連複4頭ボックス◎○△△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、6着、9着でした。本命◎オールフォーラヴは、9着でした。

ローズステークス2018 結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 13 カンタービレ 5 オークス(G1) 13着(2.1) 7
2 5 サラキア 2 青島特別(500万) 1着(-0.6) 1
3 4 ラテュロス 13 HTB賞(1000万) 4着(0.6) 3

凄く悔しい結果でした。というのも、オールフォーラヴの馬体重プラス22kgを見て、元騎手のアンカツさんが推していたサラキアに変えようかどうかギリギリまで迷って、結局オールフォーラヴのままに。直前に変えるのも良くないと…。これは久しぶりに悔しい外れでした。(´・ω・`)

それはさて置き、やはり前残りの馬場でした。予想していたラテュロスは逃げませんでしたが、それでも最後は、垂れそうで垂れない力強い粘り。馬場が味方した3着好走だったと思います。

優勝馬カンタービレも前々で競馬して、そのまま押し切る優勝。フラワーカップが全く出世レースではないので、秋華賞2018での取捨に迷うことになりそうですね。

1番人気サトノワルキューレは、末脚不発の6着。馬場と展開が向かなかったと思います。ちなみにデムーロ騎手が今年重賞で1番人気を飛ばしたレースは、全て追い込み脚質の馬でした。チェックしておきたいポイントかもしれません。

  • ローズステークス2018 サトノワルキューレ
  • CBC賞2018 ダイメイフジ
  • 京都新聞杯2018 フランツ
  • 高松宮記念2018 レッドファルクス
  • 中山記念2018  ペルシアンナイト
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