ローズステークス2022過去データと予想 | 深く考えない競馬

ローズステークス2022過去データと予想

日程 2022年9月18日(日曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 3歳牝馬
斤量 馬齢(54kg)
出走数 14頭
天気 雨(ヤフー天気)
クッション値 9.6(9月18日)

血統データも公開しています。

ローズステークス2022血統データ表
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ローズステークス2022

秋華賞トライアル、ローズステークス2022です。例年、ローズステークス出走馬が秋華賞で活躍する傾向にある好ステップレースです。今年も本番に向けて注目のレースになると思います。※昨年に続いて、京都競馬場の整備工事の影響で中京競馬場で開催されます。

中京競馬場の芝2000mコース

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年のローズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは7回あります。3連複万馬券も7回に及ぶ波乱傾向の一戦です。有力馬の多くが秋華賞前の叩きということもあり、穴馬が台頭する傾向にあります。今年も波乱の可能性十分といっても良いかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2021 15,130円 16,010円 117,100円
2020 29,960円 211,480円 1,139,000円
2019 1,600円 2,250円 10,700円
2018 2,530円 50,880円 222,880円
2017 21,390円 33,260円 331,090円
2016 7,430円 24,210円 105,940円
2015 1,760円 3,670円 25,340円
2014 21,060円 172,890円 759,650円
2013 7,840円 47,410円 269,150円
2012 170円 420円 800円

では過去10年のローズステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2020年~2021年は、中京競馬場の芝2000m戦で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ローズステークス2022過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2021中京 1 12 アンドヴァラナウト 4 出雲崎特別(1勝クラス) 1着(-0.2) 1
2 10 エイシンヒテン 12 藻岩山特別(2勝クラス) 4着(1.0) 2
3 14 アールドヴィーヴル 1 オークス(G1) 5着(0.3) 7
2020中京 1 1 リアアメリア 3 オークス(G1) 4着(0.3) 8
2 13 ムジカ 14 1勝クラス(小倉芝1800m) 2着(0.0) 2
3 8 オーマイダーリン 11 1勝クラス(中京芝1600m) 1着(-0.0) 1
2019 1 4 ダノンファンタジー 1 オークス(G1) 5着(0.5) 4
2 11 ビーチサンバ 6 オークス(G1) 15着(3.2) 9
3 8 ウィクトーリア 2 オークス(G1) 4着(0.5) 6
2018 1 13 カンタービレ 5 オークス(G1) 13着(2.1) 7
2 5 サラキア 2 青島特別(500万) 1着(-0.6) 1
3 4 ラテュロス 13 HTB賞(1000万) 4着(0.6) 3
2017 1 14 ラビットラン 8 500万(中京芝1600m) 1着(-0.1) 4
2 16 カワキタエンカ 6 三面川特別(1000万) 2着(0.2) 3
3 6 リスグラシュー 3 オークス(G1) 5着(0.8) 3
2016 1 7 シンハライト 1 オークス(G1) 1着(-0.0) 1
2 1 クロコスミア 11 フローラステークス(G2) 14着(1.6) 8
3 3 カイザーバル 6 道新スポーツ賞(1000万) 6着(0.3) 1
2015 1 15 タッチングスピーチ 7 500万(札幌芝2000m) 1着(-0.2) 4
2 8 ミッキークイーン 1 オークス(G1) 1着(-0.1) 3
3 13 トーセンビクトリー 2 西部スポニチ賞(1000万) 1着(-0.2) 1
2014 1 6 ヌーヴォレコルト 2 オークス(G1) 1着(-0.0) 2
2 3 タガノエトワール 15 未勝利(小倉芝2000m) 1着(-0.3) 1
3 16 リラヴァティ 9 西海賞(1000万) 4着(0.2) 1
2013 1 1 デニムアンドルビー 1 オークス(G1) 3着(0.5) 1
2 15 シャトーブランシュ 9 鳥栖特別(500万) 1着(-0.3) 2
3 2 ウリウリ 10 500万(中京芝1600m) 1着(-0.0) 1
2012 1 6 ジェンティルドンナ 1 オークス(G1) 1着(-0.8) 3
2 7 ヴィルシーナ 2 オークス(G1) 2着(0.8) 2
3 8 ラスヴェンチュラス 3 三面川特別(1000万) 3着(0.1) 1
前走オークス

過去10年のローズステークス3着以内30頭中13頭を占めます。優勝馬7頭が前走オークス出走馬でした。例年1頭以上が馬券圏内に好走しています。

前走1勝クラス~2勝クラス(旧500万~1000万クラス)

過去10年のローズステークス3着以内30頭中15頭を占めます。15頭すべてが前走1~4番人気の支持を集めて好走(前走4着以内や勝ち馬から0.3秒以内など)していました。二桁人気馬の大穴の好走例も目立ちます。

予想

ローズステークス2022は、層が薄いメンバーになりました。例年、前走オークス出走馬の好走が目立つレースですが、今年はオークス1~6着馬が不在です。中京開催の直近2年は波乱決着が続いていますし、昨年に続いて難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。過去データに当てはまりそうな馬やディープインパクト産を中心に選びました。差し追い込みが決まるレースになれば…。追記修正:10マイシンフォニーを△から無印に変更、14ルージュリナージュを△評価で追加しました。

◎8アートハウス

過去好走例が多い前走オークス出走馬。今年の低調なメンバーなら有力候補になるでしょうか。深く考えず本命評価にしました。

○6サリエラ

過去好走例が多いディープインパクト産。前走1勝クラスは、1頭だけクラスが違うような脚を使っていました。着差こそ僅かですが、2着以下とは力の差が大きいという印象を受けました。前走ぐらい走れば、チャンスはありそうです。血統と前走の勝ちっぷりに期待して、対抗評価にしました。

▲7メモリーレゾン

前走北海ハンデキャップ(2勝クラス)を快勝。外に出して、まとめて差し切りました。逃げ先行馬が多いメンバー構成ですし、今回も展開面の恩恵があるかもしれません。

14ルージュリナージュ

渋った馬場の実績に期待して押さえました。外枠ですし、上手く脚を溜めることができれば…という感じはありますが、直近2戦とも良い内容のレースだったと思うので、差し馬が伸びて来る決着になれば見せ場があるかもしれません。

(無印)10マイシンフォニー

過去好走例が多いディープインパクト産。前走1勝クラスは、逃げた優勝馬を捉え切れず2着でした。後方から外を捲って行って、見せ場はあったと思います。3歳牝馬の重賞で安定した成績を残していますし、相手なりに走るタイプと考えれば、ここでも無くはないところでしょうか。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、6着でした。本命◎アートハウスは、1着でした。

ローズステークス2022結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 8 アートハウス 1 オークス(G1) 7着(1.0) 2
2 6 サリエラ 2 1勝クラス(東京芝2000m) 1着(-0.0) 1
3 9 エグランタイン 7 1勝クラス(小倉芝2000m) 1着(-0.5) 1

押さえていた伏兵穴馬2頭が圏外…。波乱傾向のレースですが、今年は1〜2番人気が結果を残すことになりました。

好位集団の後ろで脚をためていた本命アートハウスが抜け出して完勝。中団で脚をためていた2頭が内目を突いて、2〜3着争いになりました。前が残る馬場でしたが、前に行くメンバーが揃っていたこともあり、結果的に強い差し馬が上位に食い込むレースになったと思います。

押さえていたルージュリナージュ。最後方付近の位置取りは想定外でした。大外から追い込んで詰めてきているものの、今日の馬場では厳しかったかもしれません。

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