日程 | 2019年9月16日(月曜) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝2200m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢(牡56kg) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 雨(ヤフー天気) |
セントライト記念2019
菊花賞トライアル、セントライト記念2019です。3着馬までに、G1菊花賞の優先出走権が与えられますが、トライアルレースとしては、神戸新聞杯の方が菊花賞に直結している為、本番での評価が難しいレースとなっています。
一方、過去の上位馬の中には、キタサンブラック(2015年)をはじめ、ナカヤマフェスタ(2009年)、サダムパテック(2011年)、トーセンラー(2011年)、フェノーメノ(2012年)など、後のG1馬が多数名を連ねています。出世レースといえそうです。
配当
過去10年のセントライト記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。この2回を除くと、大きな波乱が無く、特に近年は順当な決着が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 900円 | 5,460円 | 33,050円 |
2017 | 590円 | 1,150円 | 7,230円 |
2016 | 390円 | 770円 | 1,820円 |
2015 | 13,320円 | 125,690円 | 618,050円 |
2014 | 250円 | 2,250円 | 4,490円 |
2013 | 2,720円 | 8,670円 | 40,970円 |
2012 | 9,100円 | 26,910円 | 137,500円 |
2011 | 4,970円 | 5,250円 | 56,160円 |
2010 | 2,040円 | 3,110円 | 19,020円 |
2009 | 2,380円 | 17,680円 | 78,230円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2014年は、新潟競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 4 | ジェネラーレウーノ | 4 | 日本ダービー(G1) 16着(1.7) | 8 |
2 | 15 | レイエンダ | 1 | 松前特別(1000万) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 2 | グレイル | 6 | 日本ダービー(G1) 14着(1.0) | 9 | |
2017良 | 1 | 5 | ミッキースワロー | 2 | いわき特別(1000万) 3着(0.0) | 1 |
2 | 7 | アルアイン | 1 | 日本ダービー(G1) 5着(0.3) | 4 | |
3 | 2 | サトノクロニクル | 3 | ラジオNIKKEI賞(G3) 6着(0.7) | 1 | |
2016良 | 1 | 4 | ディーマジェスティ | 1 | 日本ダービー(G1) 3着(0.1) | 1 |
2 | 10 | ゼーヴィント | 2 | ラジオNIKKEI賞(G3) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 9 | プロディガルサン | 3 | 日本ダービー(G1) 10着(0.9) | 11 | |
2015良 | 1 | 13 | キタサンブラック | 6 | 日本ダービー(G1) 14着(2.3) | 6 |
2 | 4 | ミュゼエイリアン | 9 | 日本ダービー(G1) 10着(1.4) | 10 | |
3 | 2 | ジュンツバサ | 10 | 500万(東京芝1800m) 1着(-0.2) | 3 | |
2014良新潟 | 1 | 5 | イスラボニータ | 1 | 日本ダービー(G1) 2着(0.1) | 1 |
2 | 16 | トゥザワールド | 2 | 日本ダービー(G1) 5着(0.4) | 2 | |
3 | 14 | タガノグランパ | 10 | 日本ダービー(G1) 4着(0.3) | 16 | |
2013良 | 1 | 3 | ユールシンギング | 3 | 500万(新潟芝1800m) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 8 | ダービーフィズ | 5 | 信濃川特別(1000万) 4着(0.5) | 4 | |
3 | 9 | アドマイヤスピカ | 6 | 青葉賞(G2) 7着(0.6) | 5 | |
2012良 | 1 | 12 | フェノーメノ | 1 | 日本ダービー(G1) 2着(0.0) | 5 |
2 | 2 | スカイディグニティ | 14 | 阿賀野川特別(1000万) 6着(0.8) | 2 | |
3 | 15 | ダノンジェラート | 4 | 500万(札幌芝1800m) 1着(-0.3) | 1 | |
2011良 | 1 | 11 | フェイトフルウォー | 6 | 日本ダービー(G1) 13着(2.7) | 13 |
2 | 2 | トーセンラー | 3 | 日本ダービー(G1) 11着(2.5) | 7 | |
3 | 14 | サダムパテック | 1 | 日本ダービー(G1) 7着(2.3) | 2 | |
2010良 | 1 | 13 | クォークスター | 4 | ラジオNIKKEI賞(G3) 2着(0.0) | 2 |
2 | 15 | ヤマニンエルブ | 3 | 阿賀野川特別(1000万) 1着(-1.1) | 3 | |
3 | 2 | アロマカフェ | 2 | ラジオNIKKEI賞(G3) 1着(-0.0) | 3 | |
2009良 | 1 | 17 | ナカヤマフェスタ | 2 | 日本ダービー(G1) 4着(0.8) | 9 |
2 | 11 | セイクリッドバレー | 4 | 信濃川特別(1000万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 14 | フォゲッタブル | 7 | 阿賀野川特別(1000万) 2着(0.8) | 6 |
過去10年のセントライト記念3着以内30頭中15頭を占めます。特に近年は好走例が多く、直近5年では3着以内15頭中10頭に及びます。
過去10年のセントライト記念3着以内30頭中10頭を占めます。夏のレースを使ってきた馬が狙い目といえるかもしれません。
過去10年のセントライト記念3着以内30頭中8頭を占めます。8頭すべてが前走のレースで1~3番人気の支持を集めていました。
予想
混戦模様という印象のセントライト記念2019。前走ダービー組を中心に、何が来てもおかしくないメンバーだと思います。近年の傾向では、上位争いはダービー組が中心と考えていますが、どうなるでしょうか。予想的中ともに難関なレースだと思います。
以下、簡単な考察と予想です。穴馬を中心に狙いましたが、全く当たる気がしません。
追記修正:タフな馬場になることを想定して、予想を変更しました。○メイショウテンゲンと△モズベッロを追加、○ニシノデイジーと△ランフォザローゼスを無印にしました。買い目は、3連複4頭ボックスのままです。
イレギュラーなローテですが、3連勝(上がり最速)で2勝クラスを勝ち上がってるだけに、このメンバー構成なら無くはないところでしょうか。血統的にも菊花賞まで進めることが出来れば、面白そうなタイプです。伏兵扱いになるようなら、狙ってみても…。
重馬場で行われた弥生賞優勝馬。勝利ジョッキーインタビューで、馬場が味方したという旨を言っていました。実績面では買い難いものの、馬場が味方すれば、今回も見せ場を作ることが出来るかもしれません。
今回は逃げ馬が何頭かいるため、500万を勝ったときのように好位から進めることになるでしょうか。前走は、2勝クラスの前走宮崎特別を逃げて2着。休養明けを一度使って、状態が良くなっていれば…。
メンバーに恵まれた印象はありますが、重馬場で行われた前走1勝クラスを楽勝。直線で良い脚を見せて、後続を楽に突き放していました。力のいる馬場になれば、穴をあけるシーンがあっても…。
後方から進める脚質に不安があるものの、前走日本ダービー5着(0.5秒差)なら、勝ち負けがあってもおかしくない実績だと思います。日本ダービー組の好走例が多いレースですし、ここは深く考えず買い目に入れました。
好位からの競馬を期待していた前走札幌記念。予想に反して、後方からの競馬でした。その後はズルズルと後退して、ただ周ってきただけという内容でした。敗因が分かりませんが、日本ダービー7着の実績なら、一発あってもおかしくないと思います。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、11着、15着、16着、17着でした。本命◎オセアグレイトは、14着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | リオンリオン | 1 | 日本ダービー(G1) 15着(2.4) | 6 |
2 | 2 | サトノルークス | 8 | 日本ダービー(G1) 17着(3.2) | 8 |
3 | 1 | ザダル | 3 | プリンシパルステークス(LR) 1着(-0.0) | 5 |
晩に録画を見ましたが、全くかすりもせず。むしろ真逆に近い決着でした…。
前日の天気予報が雨だったため、時計のかかる重馬場による波乱決着を予想していましたが、大きな波乱なく決まりました。レースの頃には雨が止んでいたようで、勝ち時計(2:11.5)も重馬場とは思えないほど速い決着。良馬場だったら、レコードが出ていたかもしれませんね。
逃げると思っていた優勝馬リオンリオンは、3番手からの競馬。内の好位でロスなく立ち回ってきた馬が上位争いしたレースとなりました。追い込み馬や道中で外を追走した馬は、展開も向かなかったようで、押さえていた馬が奇麗に下位入着という結果に…。