皐月賞2024過去データと予想 | 深く考えない競馬

皐月賞2024過去データと予想

日程 2024年4月14日(日曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G1
条件 3歳
斤量 定量
出走数 18頭
クッション値 9.6(4月14日)

皐月賞2024

3歳クラシック1冠目、皐月賞2024です。過去の上位馬には、後のG1戦線で活躍している馬が名を連ねています。例年、皐月賞好走馬がそのまま日本ダービーでも好走しているので、今年の3歳クラシックを考える上でも重要な一戦だと思います。

中山競馬場の芝2000mコース

中山競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の皐月賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。以前は順当な傾向のレースでしたが、近年は波乱含みの印象を受けます。

年度 馬連 3連複 3連単
2023 3,510円 3,770円 24,780円
2022 3,570円 4,190円 32,840円
2021 4,300円 20,000円 82,320円
2020 660円 9,150円 26,310円
2019 950円 1,480円 4,390円
2018 12,880円 53,410円 372,080円
2017 8,710円 176,030円 1,064,360円
2016 6,220円 6,000円 70,390円
2015 790円 3,110円 12,360円
2014 920円 7,690円 33,490円

では過去10年の皐月賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

皐月賞2024過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2023 1 1 ソールオリエンス 2 京成杯(G3) 1着(-0.4) 2
2 14 タスティエーラ 5 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 1着(-0.2) 3
3 7 ファントムシーフ 1 共同通信杯(G3) 1着(-0.2) 3
2022 1 14 ジオグリフ 5 共同通信杯(G3) 2着(0.2) 1
2 18 イクイノックス 3 東京スポーツ杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.4) 1
3 12 ドウデュース 1 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 2着(0.0) 1
2021稍重 1 7 エフフォーリア 2 共同通信杯(G3) 1着(-0.4) 4
2 13 タイトルホルダー 8 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 1着(-0.2) 4
3 3 ステラヴェローチェ 6 共同通信杯(G3) 5着(0.5) 1
2020稍重 1 1 コントレイル 1 ホープフルステークス(G1) 1着(-0.2) 1
2 7 サリオス 3 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.4) 1
3 16 ガロアクリーク 8 スプリングステークス(G2) 1着(-0.2) 6
2019 1 12 サートゥルナーリア 1 ホープフルステークス(G1) 1着(-0.2) 1
2 7 ヴェロックス 4 若葉ステークス(OP) 1着(-0.5) 1
3 4 ダノンキングリー 3 共同通信杯(G3) 1着(-0.2) 3
2018稍重 1 7 エポカドーロ 7 スプリングステークス(G2) 2着(0.0) 3
2 14 サンリヴァル 9 弥生賞(G2) 4着(0.3) 5
3 10 ジェネラーレウーノ 8 京成杯(G3) 1着(-0.1) 1
2017 1 11 アルアイン 9 毎日杯(G3) 1着(-0.1) 2
2 7 ペルシアンナイト 4 アーリントンカップ(G3) 1着(-0.5) 1
3 10 ダンビュライト 12 弥生賞(G2) 3着(0.3) 5
2016 1 18 ディーマジェスティ 8 共同通信杯(G3) 1着(-0.2) 6
2 3 マカヒキ 3 弥生賞(G2) 1着(-0.0) 2
3 11 サトノダイヤモンド 1 きさらぎ賞(G3) 1着(-0.6) 1
2015 1 2 ドゥラメンテ 3 共同通信杯(G3) 2着(0.1) 1
2 5 リアルスティール 2 スプリングステークス(G2) 2着(0.0) 1
3 7 キタサンブラック 4 スプリングステークス(G2) 1着(-0.0) 5
2014 1 2 イスラボニータ 2 共同通信杯(G3) 1着(-0.2) 1
2 17 トゥザワールド 1 弥生賞(G2) 1着(-0.0) 1
3 18 ウインフルブルーム 8 若葉ステークス(OP) 2着(0.2) 1
前走重賞レース

過去10年の皐月賞3着以内30頭中28頭を占めます。前走が重賞以外の2頭は、前走若葉ステークス連対馬(前走1番人気)でした。

前走3着以内

過去10年の皐月賞3着以内30頭中28頭を占めます。前走が4着以下の2頭は、ともにG1好走実績がありました。

  • 2021年3着ステラヴェローチェ(朝日杯FS2着)
  • 2018年2着サンリヴァル(ホープフルS4着)
重賞レース優勝経験

過去10年の皐月賞3着以内30頭中24頭を占めます。重賞優勝経験が無かった6頭中5頭は、前走若葉ステークス連対馬か重賞レースの連対経験がある馬でした。

  • 2019年2着ヴェロックス(前走若葉ステークス1着)
  • 2018年1着エポカドーロ(スプリングステークス2着)
  • 2018年2着サンリヴァル(重賞連対経験なし)
  • 2017年3着ダンビュライト(サウジアラビアロイヤルカップ2着)
  • 2015年1着ドゥラメンテ(共同通信杯2着)
  • 2014年3着ウインフルブルーム(前走若葉ステークス2着、シンザン記念2着)
前走1800m戦の重賞レース連対馬

過去10年の皐月賞3着以内30頭中14頭を占めます。前走共同通信杯やスプリングステークス出走馬の好走が目立ちます。

予想

皐月賞2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、各前哨戦の連対馬が上位争いの候補になるでしょうか。今年もレベルの高い混戦だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。難解すぎて、全く当たる気がしません。

◎2メイショウタバル

前走毎日杯1着。過去好走例が多いローテではありません(2017年アルアイン)が、前走の勝ちっぷりに期待して、本命評価にしました。逃げ粘りに期待して…。

○5ミスタージーティー

過去好走例が見られる若葉ステークス連対馬。 3走前ホープフルステークスは、大外枠&後方から内を突く展開でした。直線は前が壁になって、ロスが大きいレースでした。それでも進路を見つけてからは、良い脚を使って上位まで詰めていましたし、力を示したレースだったと思います。

△7ルカランフィースト

過去好走例が多い4枠7番。前走スプリングステークスは、直線厳しそうな位置取りに見えたのですが、最後の最後まで脚を伸ばしていました。前走だけ見れば、2000m戦も問題なさそうだったので、紐荒れ候補として押さえました。

△14シンエンペラー

近年、外枠(7~8枠)の関西馬(伏兵)が好走しています。17ビザンチンドリームと迷って、14シンエンペラーを押さえました。好ローテと中山2000m実績に期待して…。

3連複4頭ボックス◎○△△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、5着、8着、10着、17着でした。本命◎メイショウタバルは、17着でした。

皐月賞2024結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 13 ジャスティンミラノ 2 共同通信杯(G3) 1着(0.2) 4
2 12 コスモキュランダ 7 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 1着(-0.2) 6
3 8 ジャンタルマンタル 3 共同通信杯(G3) 2着(0.2) 1

カスリもせず…。レコード決着(1:57.1)でした。

想定通り本命メイショウタバルが逃げる展開…。最初の1000mが57.5秒。これを聞いたときに、きついと思ってしまいました。流石に3角~4角で詰められ始めて、直線早々に失速していました。

結果的に、近年好走例が目立つ共同通信杯連対馬と弥生賞好走馬の決着でした。優勝は、ジャスティンミラノ。キャリア2戦を軽視してしまいました。戦目での皐月賞制覇は、ソールオリエンスに続く最少キャリア制覇のようです。ダービーも人気を集めることになりそうです。

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