皐月賞2025過去データと予想 | 深く考えない競馬

皐月賞2025過去データと予想

日程2025年4月20日(日曜)
開催中山競馬場11R
距離芝2000m
格付けG1
条件3歳
斤量定量
出走数18頭
クッション値10.6(4月20日)

皐月賞2025

3歳クラシック1冠目、皐月賞2025です。過去の上位馬には、後のG1戦線で活躍している馬が名を連ねています。例年、皐月賞好走馬がそのまま日本ダービーでも好走しているので、今年の日本ダービーや菊花賞を考える上でも注目のレースだと思います。

中山競馬場の芝2000mコース

中山競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の皐月賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。近年は、大きな波乱はありませんが、好配当の馬連や3連複が続いています。

年度馬連3連複3連単
20243,550円5,940円29,240円
20233,510円3,770円24,780円
20223,570円4,190円32,840円
20214,300円20,000円82,320円
2020660円9,150円26,310円
2019950円1,480円4,390円
201812,880円53,410円372,080円
20178,710円176,030円1,064,360円
20166,220円6,000円70,390円
2015790円3,110円12,360円

では過去10年の皐月賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

皐月賞2025過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度着順馬番馬名人気前走前走人気
2024113ジャスティンミラノ2共同通信杯(G3) 1着(0.2)4
212コスモキュランダ7弥生賞ディープインパクト記念(G2) 1着(-0.2)6
38ジャンタルマンタル3共同通信杯(G3) 2着(0.2)1
202311ソールオリエンス2京成杯(G3) 1着(-0.4)2
214タスティエーラ5弥生賞ディープインパクト記念(G2) 1着(-0.2)3
37ファントムシーフ1共同通信杯(G3) 1着(-0.2)3
2022114ジオグリフ5共同通信杯(G3) 2着(0.2)1
218イクイノックス3東京スポーツ杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.4)1
312ドウデュース1弥生賞ディープインパクト記念(G2) 2着(0.0)1
2021稍重17エフフォーリア2共同通信杯(G3) 1着(-0.4)4
213タイトルホルダー8弥生賞ディープインパクト記念(G2) 1着(-0.2)4
33ステラヴェローチェ6共同通信杯(G3) 5着(0.5)1
2020稍重11コントレイル1ホープフルステークス(G1) 1着(-0.2)1
27サリオス3朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.4)1
316ガロアクリーク8スプリングステークス(G2) 1着(-0.2)6
2019112サートゥルナーリア1ホープフルステークス(G1) 1着(-0.2)1
27ヴェロックス4若葉ステークス(OP) 1着(-0.5)1
34ダノンキングリー3共同通信杯(G3) 1着(-0.2)3
2018稍重17エポカドーロ7スプリングステークス(G2) 2着(0.0)3
214サンリヴァル9弥生賞(G2) 4着(0.3)5
310ジェネラーレウーノ8京成杯(G3) 1着(-0.1)1
2017111アルアイン9毎日杯(G3) 1着(-0.1)2
27ペルシアンナイト4アーリントンカップ(G3) 1着(-0.5)1
310ダンビュライト12弥生賞(G2) 3着(0.3)5
2016118ディーマジェスティ8共同通信杯(G3) 1着(-0.2)6
23マカヒキ3弥生賞(G2) 1着(-0.0)2
311サトノダイヤモンド1きさらぎ賞(G3) 1着(-0.6)1
201512ドゥラメンテ3共同通信杯(G3) 2着(0.1)1
25リアルスティール2スプリングステークス(G2) 2着(0.0)1
37キタサンブラック4スプリングステークス(G2) 1着(-0.0)5
前走重賞レース

過去10年の皐月賞3着以内30頭中29頭を占めます。前走共同通信杯やスプリングステークス、弥生賞出走馬の好走が目立ちます。優勝馬で見ると、10頭中7頭が前走1800m戦のレースに出走していました。

前走連対馬

過去10年の皐月賞3着以内30頭中27頭を占めます。前走が3着以下3頭中2頭は、G1好走実績がありました。

  • 2021年3着ステラヴェローチェ(朝日杯FS2着)
  • 2018年2着サンリヴァル(ホープフルS4着)
重賞レース優勝経験

過去10年の皐月賞3着以内30頭中25頭を占めます。重賞優勝経験が無かった5頭中3頭に重賞レースの連対経験がありました。

  • 2019年2着ヴェロックス(重賞連対経験なし)
  • 2018年1着エポカドーロ(スプリングステークス2着)
  • 2018年2着サンリヴァル(重賞連対経験なし)
  • 2017年3着ダンビュライト(サウジアラビアロイヤルカップ2着)
  • 2015年1着ドゥラメンテ(共同通信杯2着)

予想

皐月賞2025は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前哨戦の連対馬(特に共同通信杯や弥生賞ディープインパクト記念)が上位争いの候補になるでしょうか。今年も高いレベルの混戦だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。混戦すぎて当たる気がしません。土曜の1勝クラス(芝2000m)の勝ち時計が1:58.4。レコードもありえそうです。

◎6マスカレードボール

過去好走例が多い前走共同通信杯連対馬。速い時計にも対応できそうな点にも期待して本命評価にしました。

◯10クロワデュノール

2019年~2020年に優勝馬を出してる前走ホープフルステークス出走馬。好ローテとまではいえませんが、大物感があった前走の勝ちっぷりに期待して対抗評価にしました。

△5ジョバンニ

2走前ホープフルステークス2着馬。抜け出したクロワデュノール相手に、良い脚を使って食らいついていたと思います。速い時計の適性だけは分かりませんが、ホープフルステークス並に走れば、上位食い込みがあっても…と考えて押さえ評価にしました。

△8ジーティーアダマン

前走すみれステークス優勝。過去データの傾向からは、買い難いローテになるでしょうか。ここは単騎逃げが出来そうなメンバー構成ですし、前走の速い勝ち時計にも期待して、一応の押さえ評価にしました。スムーズな逃げになれば…。

3連複4頭ボックス◎○△△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、4着、14着でした。本命◎マスカレードボールは、3着でした。

皐月賞2025結果
着順馬番馬名人気前走前走人気
111エンブロイダリー3弥生賞ディープインパクト記念(G2) 4着(0.2)1
210クロワデュノール1ホープフルステークス(G1) 1着(-0.3)1
36マスカレードボール4共同通信杯(G3) 1着(-0.1)1

追い込み馬台頭のレースレコード決着でした。

終わってみれば、モレイラ騎手というレースでした。優勝馬エンブロイダリー。後方外からまとめて差し切っての優勝でした。想像以上の強さだったと思います。前走弥生賞から皐月賞を制するのも久々となりました。

2着には対抗クロワデュノール、3〜4着には、予想の穴馬2頭(マスカレードボール、ジョバンニ)でした。3着マスカレードボール。直線スムーズなら2着もあったのではないかと思います。皐月賞上位馬は、そのまま日本ダービーでも期待できそうです。

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