日程 | 日本時間2024年2月25日(日曜)午前2時40分(発走予定) |
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開催 | サウジアラビアキングアブドゥルアジーズ競馬場 |
距離 | ダート1800m |
格付け | G1 |
条件 | 北半球産4歳以上南半球産3歳以上 |
斤量 | 定量 |
サウジカップ2024
日本時間2月25日にサウジアラビア王国のキングアブドゥルアジーズ競馬場で合計8レースのサウジカップデーが行われます。その中のサウジカップは、世界最高賞金額のレースで、例年、世界中の実力馬が出走しています。
サウジカップ2024には、日本馬ウシュバテソーロ、クラウンプライド、デルマソトガケ、メイショウハリオ、レモンポップの5頭が出走を予定しています。昨年、パンサラッサが逃げ切り勝ちしたレースですが、過去を振り返ると、日本のダートG1馬の苦戦が続いているレースです。今年はどうなるでしょうか。
では以下、過去4年のサウジカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去4年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 前走 | 前走人気 |
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2023 | 1 | 1 | 7 | 牡6 | パンサラッサ | 香港カップ(G1) 10着 | 3 |
2 | 10 | 2 | 牡6 | カントリーグラマー | サンアントニオステークス(G2) 1着 | ||
3 | 13 | 1 | 牡6 | カフェファラオ | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 1着(-0.0) | 1 | |
2022 | 1 | 5 | 4 | 牡4 | エンブレムロード | キングファイサルカップ(ローカルG1) 1着 | |
2 | 1 | 3 | 牡5 | カントリーグラマー | ハリウッドゴールドカップ(G1) 1着 | ||
3 | 3 | 8 | 牡4 | ミッドナイトバーボン | ルイジアナステークス(G3) 2着 | ||
2021 | 1 | 12 | 11 | 牡4 | ミシュリフ | チャンピオンステークス(G1) 8着 | |
2 | 9 | 3 | 牡4 | シャーラタン | マリブステークス(G1) 1着 | ||
3 | 3 | 7 | 牡5 | グレイトスコット | キングファイサルビンアブドゥルアジズC(ローカルG1) 1着 | ||
2020 | 1 | 7 | 7 | 牡4 | マキシマムセキュリティ | シガーマイルハンデキャップ(G1) 1着 | |
2 | 6 | 14 | 牝5 | ミッドナイトビズー | ブリーダーズカップディスタフ(G1) 2着 | ||
3 | 3 | 1 | 牡6 | ベンバトル | アルマクトゥームチャレンジR2(G2) 1着 |
過去4年のサウジカップ3着以内12頭中10頭を占めます。前走G1レースで連対していた馬が候補になりそうです。ミシュリフ(2021年)やパンサラッサ(2023年)は、主に芝のレースで活躍していました。
過去4年のサウジカップ3着以内12頭中6頭を占めます。強いダート馬のアメリカ調教馬が上位争いの中心といえそうです。
過去4年の日本調教馬成績
年度 | 着順 | 性齢 | 馬名 | 前走 |
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2023 | 1 | 牡6 | パンサラッサ | 香港カップ(G1) 10着 |
3 | 牡6 | カフェファラオ | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 1着(-0.0) | |
4 | 牡4 | ジオグリフ | 香港カップ(G1) 6着 | |
5 | 牡4 | クラウンプライド | チャンピオンズカップ(G1) 2着(0.0) | |
7 | 牡6 | ジュンライトボルト | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.0) | |
11 | 牡7 | ヴァンドギャルド | 安田記念(G1) 15着(0.9) | |
2022 | 6 | 牝6 | マルシュロレーヌ | ブリーダーズカップディスタフ(G1) 1着 |
8 | 牡5 | テーオーケインズ | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-1.0) | |
2021 | 9 | 牡6 | チュウワウィザード | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.4) |
2020 | 6 | 牡7 | ゴールドドリーム | 東京大賞典(G1) 4着(0.7) |
7 | 牡4 | クリソベリル | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.0) |
昨年こそ日本馬が上位を占めましたが、日本のG1馬の苦戦が続いています。日本の成績が直結するレースでは無さそうです。
予想
以下、簡単な考察と予想です。小波乱狙いで日本馬をスルーしました。
過去好走例が多いアメリカ調教馬。直近2戦の勝ちっぷりに期待して本命評価にしました。
過去好走例が多いアメリカ調教馬。ペガサスワールドCは、番手から直線抜け出しての優勝でした。2走前のブリーダーズCダートマイルもそうでしたが、並ばれてからが粘り強い印象でした。直近2戦見せた力に期待して対抗評価にしました。
過去好走例が多いアメリカ調教馬。前走ペガサスワールドCは、ナショナルトレジャーの2着でした。ムラのある成績を考慮して、少し評価を下げましたが、ナショナルトレジャーに迫った脚に期待して押さえました。
前走キングファイサルC1着。好位から直線抜け出して後続を突き放していました。前走の勝ちっぷりの良さと同ローテの馬が2021~2022年に好走している点に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、10着、11着でした。本命◎ホワイトアバリオは、10着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 4 | 12 | 牡6 | セニョールバスカドール | 6 | ペガサスワールドカップ(G1) 2着 | |
2 | 11 | 13 | 牡7 | ウシュバテソーロ | 2 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.1) | 1 |
3 | 5 | 11 | 牡4 | サウジクラウン | 8 | ルイジアナステークス(G3) 1着 |
波乱決着(3連単134,400円)でした。カスリもせず…。道中離れた後方で進めたウシュバテソーロとセニョールバスカドールの勝ち負け争いとなりました。前が流れたメンバー構成だったこともあり、展開面が後押しした印象のレースでした。3着には逃げ粘った伏兵サウジクラウン。この流れを粘るぐらいなので、強さを見せた3着だったと思います。