日程 | 2019年8月11日(日曜) |
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開催 | 新潟競馬場 11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
関屋記念2019
サマーマイルシリーズ第2戦、関屋記念2019です。出世レースというわけではありませんが、過去関屋記念を1番人気で連対した馬(プリモシーン、ダノンシャーク、ジャスタウェイ、ドナウブルー)の多くが、後のG1レースで活躍しています。秋のマイル戦線に向けて注目したいレースと言えるかもしれません。
配当
過去10年の関屋記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。大きな波乱は少ないものの、中穴の好走例が多いため、馬連と3連複ともに好配当が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 2,540円 | 5,450円 | 22,570円 |
2017 | 7,180円 | 22,140円 | 131,710円 |
2016 | 4,350円 | 5,340円 | 34,040円 |
2015 | 3,800円 | 25,190円 | 109,570円 |
2014 | 1,990円 | 7,000円 | 39,800円 |
2013 | 1,220円 | 2,620円 | 17,110円 |
2012 | 1,590円 | 6,650円 | 24,190円 |
2011 | 1,600円 | 5,330円 | 35,740円 |
2010 | 2,990円 | 18,390円 | 130,640円 |
2009 | 810円 | 12,990円 | 56,290円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 12 | 牝3 | 51 | プリモシーン | 1 | NHKマイルカップ(G1) 5着(0.2) | 5 |
2 | 10 | 牝5 | 54 | ワントゥワン | 2 | 中京記念(G3) 5着(0.4) | 3 | |
3 | 4 | 牝5 | 54 | エイシンティンクル | 5 | 豊明ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 4 | |
2017良 | 1 | 3 | 牡5 | 57 | マルターズアポジー | 7 | 七夕賞(G3) 11着(2.0) | 2 |
2 | 15 | 牡5 | 57 | ウインガニオン | 4 | 中京記念(G3) 1着(-0.4) | 5 | |
3 | 10 | 牡5 | 56 | ダノンリバティ | 5 | 中京記念(G3) 5着(0.8) | 3 | |
2016良 | 1 | 17 | 牡4 | 56 | ヤングマンパワー | 3 | 多摩川ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 12 | 牡4 | 56 | ダノンリバティ | 7 | 中京記念(G3) 5着(0.3) | 5 | |
3 | 7 | 牝5 | 54 | マジックタイム | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 6着(0.6) | 6 | |
2015良 | 1 | 12 | 牡5 | 57 | レッドアリオン | 2 | 中京記念(G3) 8着(0.3) | 2 |
2 | 4 | 牡5 | 56 | マジェスティハーツ | 6 | 鳴尾記念(G3) 2着(0.3) | 8 | |
3 | 10 | 牡3 | 53 | ヤングマンパワー | 9 | NHKマイルカップ(G1) 6着(0.4) | 10 | |
2014稍重 | 1 | 13 | 牡5 | 57 | クラレント | 4 | 中京記念(G3) 8着(0.6) | 2 |
2 | 7 | 牡6 | 58 | ダノンシャーク | 1 | 安田記念(G1) 4着(0.6) | 9 | |
3 | 1 | 牡5 | 56 | サトノギャラント | 6 | 中京記念(G3) 7着(0.5) | 3 | |
2013良 | 1 | 1 | 牡7 | 57 | レッドスパーダ | 4 | パラダイスステークス(OP) 1着(-0.2) | 3 |
2 | 16 | 牡4 | 56 | ジャスタウェイ | 1 | エプソムカップ(G3) 2着(0.0) | 3 | |
3 | 3 | 牡4 | 56 | レオアクティブ | 3 | バーデンバーデンカップ(OP) 3着(0.4) | 1 | |
2012良 | 1 | 14 | 牝4 | 54 | ドナウブルー | 1 | 安田記念(G1) 10着(0.8) | 14 |
2 | 3 | 牝5 | 54 | エーシンリターンズ | 5 | 中京記念(G3) 14着(1.5) | 4 | |
3 | 9 | セ7 | 56 | スピリタス | 8 | NST賞(OP) 2着(0.2) | 5 | |
2011良 | 1 | 9 | 牡6 | 56 | レインボーペガサス | 4 | 飛鳥ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 12 | 牡4 | 56 | エアラフォン | 2 | ストークステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 6 | 牝3 | 51 | サトノフローラ | 3 | カルミア賞(500万) 1着(-0.4) | 3 | |
2010良 | 1 | 16 | 牡5 | 56 | レッツゴーキリシマ | 6 | 福島記念(G3) 7着(0.5) | 1 |
2 | 9 | 牡4 | 56 | セイクリッドバレー | 2 | エプソムカップ(G3) 4着(0.1) | 4 | |
3 | 17 | 牡7 | 56 | リザーブカード | 10 | ダービー卿CT(G3) 7着(0.7) | 9 | |
2009稍重 | 1 | 13 | 牡4 | 56 | スマイルジャック | 2 | 安田記念(G1) 9着(1.2) | 5 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | ヒカルオオゾラ | 1 | エプソムカップ(G3) 2着(0.2) | 1 | |
3 | 14 | 牡6 | 56 | マイネルスケルツィ | 13 | 谷川岳ステークス(OP) 4着(0.5) | 2 |
過去10年の関屋記念3着以内30頭中15頭を占めます。そのうち8頭が優勝しています。5~6枠の好走例も多く、外目の枠が強いレースといえそうです。
過去10年の関屋記念3着以内30頭中21頭を占めます。特に前走中京記念組の好走例が目立ちます。中京競馬場が改修された2012年以降の過去6回では、計8頭が馬券圏内に好走しています。
過去10年の関屋記念3着以内30頭中26頭を占めます。例年5~7番人気あたりの中穴が馬券圏内に入り、好配当を演出していますが、大穴の好走例が少ない傾向にあります。
予想
今年の関屋記念2019は、ほぼ例年通りのレベルでしょうか。抜けた馬は不在で、何が来てもおかしくないメンバー構成だと思います。実績面では、マイルCSで小差の5着に好走したミッキーグローリーが注目したいですが、長期休養明けの一戦…。取捨に悩むことになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。速い時計に対応できそうな馬を中心に選びましたが、全く当たる気がしません。
昨年の関屋記念は、外に出しての追い込みでしたが、勝ち負けした牝馬2頭のようなキレッキレの脚はなく6着に敗れています。重賞では少し足りない印象も、直近4戦は崩れていませんし、3~4走前の京王杯スプリングカップや安土城ステークスを見る限り、速い時計にも対応できそうなのは魅力です。近走の勢いに期待して…。
近年、先行した馬が1~2頭ほど残る傾向のレース。今回、人気を集めそな馬が後方から進めるタイプと考えれば、先行できそうな脚質は面白そうです。過去、1分31秒台~32秒前半の速い時計の決着が多いレースですし、速い時計にも対応できそう(前々走の勝ち時計1:31.6)なのは魅力です。伏兵扱いなら押さえておいても…。
軽度の骨折休養明け(9か月)の一戦。様子見もありかもしれませんが…。前走マイルチャンピオンシップ5着(0.2秒差)なら、ここで勝ち目する力はありそうです。
前走中京記念の対抗馬。やや前残り馬場の中、後方からの競馬でした。さらに直線で詰まるシーンもあり、これがスムーズなら3着以上はあったように見えました。ある程度、時計のかかる馬場の方が良さそうに見えますが、レコード決着(1:30.5)となった2走前のヴィクトリアマイルでは、6着(1:31.1)に好走していますし、相手なりに力を出すタイプかもしれません。中京記念組の好走例も多いですし、一応の押さえです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、8着、10着でした。本命◎リライアブルエースは、8着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 13 | 牡6 | 56 | ミッキーグローリー | 1 | マイルチャンピオンシップ(G1) 5着(0.2) | 8 |
2 | 14 | 牝6 | 54 | ミエノサクシード | 6 | 中京記念(G3) 4着(0.1) | 4 |
3 | 6 | 牡5 | 57 | ソーグリッタリング | 4 | エプソムカップ(G3) 3着(0.3) | 1 |
ある程度、先行したソーグリッタリングが3着に粘り、差し追い込み馬ミッキーグローリーとミエノサクシードが突っ込んで来る決着。例年同様のパターンの決着でした。
2着ミエノサクシードは、前走中京記念と比べると、勝ちに行ったような印象の好騎乗でした。最後は、ミッキーグローリーに交わされてしまいましたが、相手が強すぎたかもしれません。仕方ないです。
本命リライアブルエースは、直線伸び切れず8着。上位陣に大きな着差があったわけではありませんが、外差しが決まる馬場だったことを考えると、内を突いたのは、少し残念でした。