シンザン記念2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

シンザン記念2018過去10年のデータと予想

日程 2018年1月8日(月曜日)
開催 京都競馬場 11R
距離 芝1600m(外)
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳
斤量 別定
出走数 12頭
天気 弱雨(ヤフー天気)

シンザン記念2018

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

3歳マイル重賞「シンザン記念2018」です。過去の上位馬からは、ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ダイワスカーレットなど、後のG1で活躍する馬を多く輩出している出世レースです。2017年も3着ペルシアンナイトがマイルチャンピオンシップ2017を制する活躍を見せています。

コース形態

京都競馬場の芝1600mコース

過去10年のシンザン記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あり、波乱傾向となっています。馬連も数千円以上になることが多く、穴馬の激走が多いレースといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 18,950円 9,940円 151,880円
2016 5,360円 95,730円 671,850円
2015 4,080円 8,220円 43,840円
2014 320円 970円 2,220円
2013 3,130円 4,760円 29,880円
2012 6,780円 53,960円 281,970円
2011 8,890円 35,480円 279,230円
2010 6,820円 40,480円 230,140円
2009 8,040円 59,650円 279,100円
2008 1,060円 2,530円 10,740円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

シンザン記念2018
年度 着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 9 56 キョウヘイ 8 千両賞(500万) 2着(0.2) 12
2 14 56 タイセイスターリー 4 デイリー杯2歳ステークス(G2) 8着(0.9) 1
3 5 56 ペルシアンナイト 1 こうやまき賞(500万) 1着(-0.2) 1
2016 1 6 56 ロジクライ 8 千両賞(500万) 4着(1.1) 1
2 7 54 ジュエラー(牝) 2 新馬(京都芝1800m) 1着(-0.4) 2
3 14 56 シゲルノコギリザメ 11 500万(阪神芝1200m) 1着(-0.2) 7
2015 1 9 56 グァンチャーレ 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 7着(0.3) 7
2 11 56 ロードフェリーチェ 9 千両賞(500万) 5着(0.4) 6
3 12 56 ナヴィオン 3 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 11着(1.0) 5
2014 1 12 56 ミッキーアイル 1 ひいらぎ賞(500万) 1着(-0.6) 1
2 1 56 ウインフルブルーム 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.2) 5
3 2 56 タガノグランパ 5 ラジオNIKKEI杯(G3) 5着(0.3) 10
2013 1 2 57 エーシントップ 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 8着(0.7) 2
2 12 56 ヘミングウェイ 9 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.0) 1
3 5 56 タマモベストプレイ 3 秋明菊賞(500万) 1着(-0.1) 2
2012 1 7 54 ジェンティルドンナ(牝) 2 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.6) 1
2 3 56 マイネルアトラクト 9 千両賞(500万) 4着(0.4) 8
3 6 56 プレミアムブルー 11 500万(阪神芝1600m) 6着(0.6) 3
2011 1 8 56 レッドデイヴィス(セ) 7 500万(阪神芝1600m) 10着(降着)(-0.1) 2
2 1 56 オルフェーヴル 3 京王杯2歳ステークス(G2) 10着(0.8) 1
3 4 54 マルセリーナ(牝) 6 新馬(阪神芝1600m) 1着(-0.2) 1
2010 1 4 56 ガルボ 4 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.6) 12
2 7 56 シャイン 9 中京2歳ステークス(OP) 1着(-0.2) 8
3 1 56 セレスロンディー 10 500万下(阪神芝1600m) 4着(0.4) 5
2009 1 1 56 アントニオバローズ 2 未勝利(阪神芝1400m) 1着(-0.4) 1
2 3 56 ダブルウェッジ 12 つわぶき賞(500万) 2着(0.2) 2
3 10 56 トップカミング 10 さざんかステークス(OP) 3着(0.2) 3
2008 1 5 56 ドリームシグナル 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.6) 8
2 4 56 ドリームガードナー 5 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 12着(1.6) 11
3 9 56 マヤノベンケイ 4 さざんかステークス(OP) 1着(-0.0) 5
前走新馬戦、未勝利戦

過去10年のシンザン記念では、計5頭が馬券圏内に来ています。そのうち4頭阪神芝のレースを使っていました。

  • 2016年2着ジュエラー(新馬、京都芝1800m)
  • 2013年2着ヘミングウェイ(未勝利、阪神芝1600m)
  • 2012年1着ジェンティルドンナ(未勝利、阪神芝1600m)
  • 2011年3着マルセリーナ(新馬、阪神芝1600m)
  • 2010年1着アントニオバローズ(新馬、阪神芝1400m)
前走芝1400m~2000m

過去10年のシンザン記念3着以内30頭中28頭を占めます。残るは以下2頭ですが、ともに逃げ先行馬でした。

  • 2016年3着シゲルノコギリザメ(前走500万、阪神芝1200m)
  • 2009年2着ダブルウェッジ(前走つわぶき賞、中京芝1200m)
前走重賞

2009年&2012年&2016年を除く過去7回のシンザン記念で、馬券圏内に好走しています。レース別に分けると、前走朝日杯フューチュリティステークスが最も多い6頭となっています。

  • 前走朝日杯フューチュリティステークス 6頭
  • 前走デイリー杯2歳ステークス 1頭
  • 前走東京スポーツ杯2歳ステークス 1頭
  • 前走ラジオNIKKEI杯 1頭
  • 前走京王杯2歳ステークス 1頭

過去10年のシンザン記念3着以内では、内枠逃げ先行の馬が優勢となっています。ただ直近3年だけを見ると、外枠の差し追い込み馬の好走が増えてきています。

馬券予想

シンザン記念2018は、混戦模様です。年明け早々、難解な重賞が続きますね…。(´・ω・`;)

前走朝日杯フューチュリティステークス2017組が上位争いの中心、前走から距離延長となる馬を軽視という感じになるでしょうか。それでも力関係が分かりにくい1勝馬が多く、馬券の取捨が難しそうです…。

以下、簡単な考察と予想です。しかし、これは当たる気がしないです。

◎⑪カシアス

3走前の函館2歳ステークス2017から3戦連続で狙い続けている馬。懲りずに今回も狙ってみます。前走朝日杯フューチュリティステークス2017は7着に敗れていますが、優勝馬ダノンプレミアムが強すぎました。2着~7着は0.2秒差の接戦で、着順ほど負けていませんマイルまでは問題無さそうな印象がありましたし、再び穴馬扱いになるようであれば…。

○②ファストアプローチ

血統面から3走前札幌2歳ステークス2017で狙った馬。父Dawn Approachは、芝1400~1600mでG1を4勝したアイルランド産馬母父MarjuもマイルG1を制したアイルランド産馬。がっつり洋芝血統という感じです。月曜は朝から雨予報が出ており、パンパンの良馬場にはならない可能性がありそうです。馬場次第では、上位争いに加わりそうですね。

△⑨カフジバンガード

前走こうやまき賞2017 1着。出走7頭で、最初の1000mが64.1秒という緩い流れ。2着グローリーヴェイズの猛追を凌いでの優勝でした。評価が難しいですが、2走前の東京スポーツ杯2歳ステークス2017では、2着ルーカス&3着シャルルマーニュと小差の4着。今回のメンバーなら、好走があっても不思議ではない気がします。

△①スターリーステージ

全兄ミッキーアイルという血統。4戦目でやっと初勝利となりましたが、血統的な魅力は十分です。牝馬ではアーモンドアイの方が気になるものの、京都マイル戦ですし、ディープインパクト産に期待して…。

3連複◎○△△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、5着、6着でした。本命◎カシアスは、3着でした。

シンザン記念2018
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 アーモンドアイ(牝) 1 未勝利戦(東京芝1600m) 1着(-0.6) 1
2 7 ツヅミモン(牝) 7 新馬戦(中山芝1600m) 1着(-0.0) 1
3 11 カシアス 4 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.8) 10

年明け早々、難しいレースが続きます…。牝馬のワンツーフィニッシュは、かなり珍しい決着だと思います。(´・ω・`;)

しかしアーモンドアイは強かったですね。直線で加速してからは、1頭だけ脚が違いました。良馬場の広いコースなら、もっと活きるだろうな…という印象だったので、これはクラシックが楽しみですね。

過去シンザン記念を好走した牝馬は、後にG1馬となっています。3頭ともに桜花賞で優勝していることから、アーモンドアイは桜花賞最有力候補といえるでしょうか。2着に粘ったツヅミモンもこの先が楽しみですね。

  • ジュエラー(2016年2着)→桜花賞優勝
  • ジェンティルドンナ(2014年1着)→G1を7勝
  • マルセリーナ(2011年3着)→桜花賞優勝
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