日程 | 2021年1月10日(日曜) |
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開催 | 中京競馬場11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 10.6(10日) |
シンザン記念2021
3歳マイル重賞、シンザン記念2021です。過去の上位馬には、アーモンドアイ、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルなど、後のG1馬が名を連ねる出世レース。特にシンザン記念で好走した牝馬は名牝になる傾向があるため、G1戦線に向けて牝馬の結果にも注目したいレースになると思います。※今年は、京都競馬場の整備工事の影響で中京競馬場の芝1600mコースで開催されます。
配当
過去10年のシンザン記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。3連複も好配当が多く、波乱傾向のレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 3,190円 | 23,390円 | 103,880円 |
2019 | 11,220円 | 16,270円 | 112,900円 |
2018 | 2,620円 | 6,980円 | 26,730円 |
2017 | 18,950円 | 9,940円 | 151,880円 |
2016 | 5,360円 | 95,730円 | 671,850円 |
2015 | 4,080円 | 8,220円 | 43,840円 |
2014 | 320円 | 970円 | 2,220円 |
2013 | 3,130円 | 4,760円 | 29,880円 |
2012 | 6,780円 | 53,960円 | 281,970円 |
2011 | 8,890円 | 35,480円 | 279,230円 |
では過去10年のシンザン記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020良 | 1 | 1 | 54 | サンクテュエール(牝) | 2 | アルテミスステークス(G3) 2着(0.1) | 2 |
2 | 6 | 56 | プリンスリターン | 5 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 5着(0.8) | 15 | |
3 | 3 | 56 | コルテジア | 9 | デイリー杯2歳ステークス(G2) 8着(1.0) | 9 | |
2019良 | 1 | 2 | 56 | ヴァルディゼール | 4 | 新馬戦(京都芝1600m) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 1 | 56 | マイネルフラップ | 10 | 千両賞(500万) 1着(-0.2) | 11 | |
3 | 10 | 56 | ミッキーブリランテ | 2 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.4) | 1 | |
2018稍重 | 1 | 3 | 54 | アーモンドアイ(牝) | 1 | 未勝利戦(東京芝1600m) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 7 | 54 | ツヅミモン(牝) | 7 | 新馬戦(中山芝1600m) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 11 | 57 | カシアス | 4 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.8) | 10 | |
2017重 | 1 | 9 | 56 | キョウヘイ | 8 | 千両賞(500万) 2着(0.2) | 12 |
2 | 14 | 56 | タイセイスターリー | 4 | デイリー杯2歳ステークス(G2) 8着(0.9) | 1 | |
3 | 5 | 56 | ペルシアンナイト | 1 | こうやまき賞(500万) 1着(-0.2) | 1 | |
2016良 | 1 | 6 | 56 | ロジクライ | 8 | 千両賞(500万) 4着(1.1) | 1 |
2 | 7 | 54 | ジュエラー(牝) | 2 | 新馬(京都芝1800m) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 14 | 56 | シゲルノコギリザメ | 11 | 500万(阪神芝1200m) 1着(-0.2) | 7 | |
2015良 | 1 | 9 | 56 | グァンチャーレ | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 7着(0.3) | 7 |
2 | 11 | 56 | ロードフェリーチェ | 9 | 千両賞(500万) 5着(0.4) | 6 | |
3 | 12 | 56 | ナヴィオン | 3 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 11着(1.0) | 5 | |
2014良 | 1 | 12 | 56 | ミッキーアイル | 1 | ひいらぎ賞(500万) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 1 | 56 | ウインフルブルーム | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.2) | 5 | |
3 | 2 | 56 | タガノグランパ | 5 | ラジオNIKKEI杯(G3) 5着(0.3) | 10 | |
2013良 | 1 | 2 | 57 | エーシントップ | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 8着(0.7) | 2 |
2 | 12 | 56 | ヘミングウェイ | 9 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 5 | 56 | タマモベストプレイ | 3 | 秋明菊賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
2012良 | 1 | 7 | 54 | ジェンティルドンナ(牝) | 2 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 3 | 56 | マイネルアトラクト | 9 | 千両賞(500万) 4着(0.4) | 8 | |
3 | 6 | 56 | プレミアムブルー | 11 | 500万(阪神芝1600m) 6着(0.6) | 3 | |
2011良 | 1 | 8 | 56 | レッドデイヴィス(セ) | 7 | 500万(阪神芝1600m) 10着(降着)(-0.1) | 2 |
2 | 1 | 56 | オルフェーヴル | 3 | 京王杯2歳ステークス(G2) 10着(0.8) | 1 | |
3 | 4 | 54 | マルセリーナ(牝) | 6 | 新馬(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 1 |
過去10年のシンザン記念3着以内30頭中8頭を占めます。8頭は前走1600m~1800m戦に出走し、そのうち7頭が前走1番人気、残る1頭が前走2番人気と人気を集めていました。
過去10年のシンザン記念3着以内30頭中11頭を占めます。朝日杯フューチュリティステークス組を中心に、前走の着順に関係なく好走が目立ちます。
過去10年のシンザン記念3着以内30頭中2頭を占めます。そのうち1頭が前走降着で10着だったレッドデイヴィス(2011年1着)だったことを考えると、前走大敗からの巻き返しが少ない傾向にありそうです。
過去10年のシンザン記念3着以内30頭中11頭を占めます。前走から距離延長になる馬の好走例が目立ちます。
予想
シンザン記念2021は、例年同様、かなり難解なレースになりそうです。殆ど全頭が馬券候補というメンバーだと思います。過去波乱の多いレースですし、今年も波乱を想定した方が良いかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。内枠と先行馬を中心に狙いました。
馬体重+14kgでの出走となった前走こうやまき賞を好位からの抜け出しで快勝。良馬場のマイル戦、好位から進めることが出来そうな脚質…と考えると、条件は良さそうです。
内の好位から進めそうな馬ということで狙いました。前走の勝ちっぷりにも期待して…。
大外枠だった前走京王杯2歳ステークスは、やや出負けして後方からの競馬でした。直線での伸びも欠いていたので、距離も合わなかったかもしれません。マイル戦の今回、紐荒れがあれば…ということで押さえました。
外目の枠から11レゾンドゥスリールと15ククナと迷って、バスラットレオンを押さえました。レコード決着となった前走朝日杯フューチュリティステークス4着馬。最後の最後でじわじわ伸びているものの、決め手不足という印象を受けました。今回は、前走よりは楽な相手になるとは思うので、前走並みに走れば上位争いの候補といっても良いかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、6着、11着、14着でした。本命◎ダディーズビビッドは、11着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 56 | ピクシーナイト | 4 | 秋明菊賞(1勝クラス) 3着(0.4) | 1 |
2 | 3 | 56 | ルークズネスト | 8 | 未勝利戦(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 5 |
3 | 10 | 56 | バスラットレオン | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.5) | 8 |
3連単118,210円の波乱決着…カスリもせずでした。シンザン記念は荒れますね。
前に行く馬を中心に狙ったつもりでしたが、先行したのは押さえていたバスラットレオンのみ…。予想に入れた他の馬は好位中団で脚を溜める競馬でした。
優勝は、逃げたピクシーナイト。逃げを想定出来ない馬ですが、前が残る馬場だったこともあり、福永ジョッキーの好騎乗で勝ち切ったという印象を受けました。前走から距離延長になる前走1勝クラス出走馬だったので、データ傾向からは「買い」の馬でした。
本命ダディーズビビッドは、道中かかりながら脚を溜める競馬になりました。直線弾けることもなく11着。今後も折り合いが課題になる馬かもしれません。