紫苑ステークス2021過去データと予想 | 深く考えない競馬

紫苑ステークス2021過去データと予想

日程 2021年9月11日(土曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G3
条件 3歳牝馬
斤量 馬齢(54kg)
出走数 18頭
天気 曇り(ヤフー天気)
クッション値 10.3(11日)

紫苑ステークス2021

秋華賞トライアル、紫苑ステークス2021です。 長くオープン特別戦で行われていましたが、2016年に重賞化されました。重賞レースとなってからは、紫苑ステークス出走馬が秋華賞でも活躍する傾向にあります。今年の秋華賞を占う意味でも、重要なトライアルレースといって良いと思います。

中山競馬場の芝2000mコース

中山競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の紫苑ステークスの配当を見ると、重賞化した2016年以降は、3連単1万円台の順当な決着となっています。ただ昨年は、1~2番人気馬が馬券圏外に沈む波乱決着でした。昨年が例外的な年だと考えれば、上位人気馬が狙い目になると思いますが、どうなるでしょうか。

年度 馬連 3連複 3連単
2020 13,320円 21,370円 147,440円
2019 3,040円 2,400円 18,020円
2018 680円 3,400円 16,070円
2017 1,470円 3,110円 11,870円
2016 1,210円 3,840円 14,590円
2015 3,910円 15,970円 84,840円
2014 1,670円 9,550円 62,570円
2013 2,140円 7,980円 49,900円
2012 1,870円 10,690円 48,520円
2011 4,380円 83,310円 431,040円

では過去10年の紫苑ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2014年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

紫苑ステークス2021過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2020稍重 1 10 マルターズディオサ 5 オークス(G1) 10着(0.7) 12
2 18 パラスアテナ 10 ラジオNIKKEI賞(G3) 4着(0.9) 1
3 16 シーズンズギフト 3 ニュージーランドトロフィー(G2) 2着(0.1) 5
2019 1 15 パッシングスルー 2 1勝クラス(福島芝2000m) 1着(-0.5) 1
2 6 フェアリーポルカ 6 オークス(G1) 16着(3.5) 11
3 14 カレンブーケドール 1 オークス(G1) 2着(0.0) 12
2018 1 14 ノームコア 2 フローラステークス(G2) 3着(0.1) 5
2 1 マウレア 1 オークス(G1) 5着(1.0) 6
3 8 ランドネ 7 オークス(G1) 11着(1.9) 10
2017 1 16 ディアドラ 1 HTB賞(1000万) 1着(-0.0) 2
2 11 カリビアンゴールド 6 かもめ島特別(1000万) 2着(0.0) 3
3 7 ポールヴァンドル 4 かもめ島特別(1000万) 1着(-0.0) 1
2016 1 18 ビッシュ 1 オークス(G1) 3着(0.1) 5
2 9 ヴィブロス 3 500万(中京芝2000m) 1着(-0.7) 3
3 2 フロンテアクイーン 5 オークス(G1) 6着(0.4) 12
2015 1 10 クインズミラーグロ 8 村上特別(500万) 1着(-0.0) 1
2 13 ホワイトエレガンス 5 藻岩山特別(1000万) 1着(-0.0) 3
3 6 エバーシャルマン 6 カーネーションカップ(500万) 4着(0.4) 2
2014不良新潟 1 4 レーヴデトワール 5 小豆島特別(1000万) 4着(0.4) 3
2 7 ショウナンパンドラ 1 糸魚川特別(500万) 1着(-0.4) 1
3 1 マイネグレヴィル 4 オークス(G1) 9着(1.1) 16
2013 1 13 セキショウ 6 大倉山特別(1000万) 9着(0.9) 4
2 5 リボントリコロール 2 出雲崎特別(500万) 1着(-0.0) 3
3 11 モモトンボ 7 浦佐特別(500万) 5着(0.7) 5
2012 1 5 パララサルー 1 桜花賞(G1) 9着(0.6) 7
2 1 ブリッジクライム 4 三面川特別(1000万) 2着(0.0) 6
3 11 フレイムコード 8 500万(福島芝1800m) 1着(-0.0) 4
2011 1 6 カルマート 4 500万(新潟芝1800m) 1着(-0.0) 3
2 9 デルマドゥルガー 6 クイーンステークス(G3) 10着(1.4) 13
3 10 コスモバタフライ 12 500万(函館芝1800m) 1着(-0.0) 2
前走1勝クラス~2勝クラス(500万~1000万クラス)

過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中17頭を占めます。重賞化した2016年以降は、前走1000万クラス(現2勝クラス)勝ち馬と500万クラス(現1勝クラス)を楽勝していた馬が馬券圏内に好走しています。

前走オークス

過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中8頭を占めます。重賞化した2016年以降は、計7頭が馬券圏内に好走しています。上位争いの中心になるローテといっても良さそうです。

1~8番人気

過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中28頭を占めます。毎年、中穴が1~2頭ほど馬券圏内に好走しています。

関東馬

過去10年の紫苑ステークス3着以内30頭中23頭を占めます。新潟開催の2014年を除くと、毎年2~3頭が馬券圏内に好走しています。

予想

紫苑ステークス2021は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。傾向から前走オークス出走馬や前走1勝クラスを楽勝していた馬、2勝クラス勝ち馬などが馬券候補になるでしょうか。とはいっても、過去中穴の好走が目立つレースなので、予想的中ともに難解なレースになると思います。

以下、簡単な考察と予想です。8番人気ぐらいまでの関東馬や外枠の馬を中心に狙いました。全く当たる気がしません。

◎10エイシンチラー

過去好走例が多い前走2勝クラス優勝馬。前走三面川特別は、後方から直線一気でまとめて差し切る強いレースでした。脚質も今回の位置取りも予想できないですが、前走の勝ちっぷりを考えると、後ろで脚を溜めることになるでしょうか。極端な前残りにならなければ、見せ場があっても良さそうです。

〇8メイサウザンアワー

戦ってきた相手と成績に期待して対抗評価にしました。3走前赤松賞ではアカイトリノムスメ(オークス2着馬)と小差の2着、2走前フローラステークスではユーバーレーベン(オークス優勝馬)とクビ差でした。前走の2着馬クリーンスイープも後に1勝クラスを勝ち切っていますし、ここで上位争いできる力はありそうです。

△13ハギノピリナ

過去好走例が多い前走オークス出走馬。オークスで二桁人気だった馬の活躍が目立つので、ファインルージュと迷ってハギノピリナを押さえました。前走は追い込み勢が上位を占める決着だったこともあり、展開面の恩恵があったと思います。エイシンチラー同様、前が残るレースにならなければ…。

△16クリーンスイープ

近年好走例が多い8枠。2走前のカーネーションカップではメイサウザンアワーと小差2着でした。メイサウザンアワーを買うならクリーンスイープも無くはないか…ということで押さえました。

3連複4頭ボックス◎○△△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、6着、8着、14着、18着でした。本命◎エイシンチラーは、14着でした。

紫苑ステークス2021結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 11 ファインルージュ 2 オークス(G1) 11着(1.0) 4
2 1 スルーセブンシーズ 4 オークス(G1) 9着(0.7) 9
3 3 ミスフィガロ 12 1勝クラス(新潟芝2000m) 1着(-0.2) 3

カスりもせず…。1着と3着が馬券圏外、3~5着が二桁人気馬と波乱決着でした。

本命エイシンチラーや押さえていたハギノピリナは、後方から外に出しての追い込みでしたが、今日のレースでは届かない位置取りななってしまった感じでした。

優勝はスルーしたファインルージュ。好位の外から抜け出して、後続を突き放す強さでした。2~3着にはインコースをロスなく進めてきたスルーセブンシーズとミスフィガロ。特に12番人気のミスフィガロは手が出せない馬だったと思います。

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