秋華賞2022過去データと予想

秋華賞2022血統データ表

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2022.10.14

秋華賞2022

3歳牝馬三冠の最終戦、秋華賞2022です。秋華賞好走馬は、この後のエリザベス女王杯でも好走する傾向にあり、2戦セットで注目したいレースになると思います。※昨年に続いて、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場で開催されます。

阪神競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の秋華賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。波乱は少ないものの、人気馬が崩れたり、穴馬の好走が多いため、馬連や3連複が好配当になる傾向にあります。

では過去10年の秋華賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2021年は、阪神競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の秋華賞3着以内30頭中13頭を占めます。2020年を除く過去9回で、毎年1～2頭が馬券圏内に好走しています。

紫苑ステークスが重賞化した2016年以降、過去6年の秋華賞3着以内18頭中6頭を占めます。馬券に絡まなかった2018年は、紫苑ステークス1～2着馬の出走がありませんでした。

過去10年の秋華賞3着以内30頭中4頭を占めます。直近4年連続でオークスからぶっつけ本番の馬が優勝しています。なお4頭は、前走オークスで1～2番人気の支持を集めていました。

過去10年の秋華賞3着以内30頭中5頭を占めます。5頭ともに前走1番人気の支持を集めていました。

過去10年の秋華賞3着以内30頭中23頭を占めます。前走4着以下の7頭中5頭が前走ローズステークス出走馬、残る2頭が前走紫苑ステークス出走馬でした。

予想

秋華賞2022は、例年通り層が厚いメンバーが揃いました。過去データの傾向からは、前哨戦（ローズステークス、紫苑ステークス）好走馬やオークス上位馬が馬券候補になるでしょうか。穴馬では、夏に力を付けてきた前走2勝クラス～3勝クラス出走馬も候補になるかもしれません。高いレベルの混戦だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。上位人気馬を中心に選びましたが、好ローテのわりに人気薄の馬も多いですし、紐荒れ決着があるかもしれません。

過去好走例が多い前走紫苑ステークス好走馬。キングカメハメハ産の活躍も多いレースなので、深く考えず本命評価にしました。

過去前走オークスから好走した4頭は、ともに前走1～2番人気の支持を集めていました。データ傾向を考慮して、評価は対抗に下げましたが、実績面では勝ち負け候補だと思います。

過去好走例が多い前走ローズステークス好走馬。前走は、層が薄いメンバーでしたが、きっちり勝ち切った点を評価しました。デビューから3戦使ってる阪神芝2000m経験にも期待して…。

過去好走例が多いディープインパクト産。過去10年では、重馬場で行われた2017年を除いて毎年馬券圏内に好走しています。今年のディープインパクト産は、穴馬のウインエクレールのみと考えると買い難いところですが、深く考えず押さえました。2走前リステッドレースを完勝、前走3勝クラス2着と力はありそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、11着でした。本命◎スタニングローズは、1着でした。

過去10年では初めての人気3頭の決着でした。

本命スタニングローズの完勝。ローテ＆血統ともに狙い目の馬でしたが、強い勝ちっぷりだったと思います。2着にはスルーしたナミュール、3着にはスターズオンアースでした。スターズオンアースは、出遅れして後方から進める展開…。ゆったりした流れの阪神芝2000では、厳しい印象でした。殆ど直線だけで馬群を突いての3着は、負けて強しの内容だと思います。

対抗アートハウス。馬券圏内もありそうな直線の攻防を見せたものの、垂れて4着でした。上位3頭とは、少し力の差があったと思います。押さえていたウインエクレール。最内枠からの2～3番手の先行策を期待していたのですが、まさかの中団からのレース…。直線でブライトオンベイスが垂れてきて進路が狭くなる不利もありました。着順ほど負けていないものの、やはり先行策で見たい馬だったと思います。