シリウスステークス2019過去10年のデータと予想

日程 2019年9月28日(土曜)
開催 阪神競馬場11R
距離 ダート2000m
格付け G3
条件 3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 14頭
天気 雨(ヤフー天気)

シリウスステークス2019

ハンデ戦のダート重賞シリウスステークス2019です。地方交流G1のJBCクラシックやマイルチャンピオンシップ南部杯、12月のチャンピオンズカップや東京大賞典を控え、ダートG1戦線を占うレースとなっています。

シリウスステークスは出世レースではありませんが、近年に限れば、昨年1~3着馬(オメガパフューム、ウェスタールンド、サンライズソア)、アポロケンタッキー(2016年)、アウォーディー(2015年)などが後のG1戦線で結果を残しています。

阪神競馬場のダート2000mコース

配当

過去10年のシリウスステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。2017年の3連単46万馬券の波乱決着を除くと、そこまで大きな波乱は無いレースと言えるかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 3,490円 7,200円 40,080円
2017 27,130円 40,000円 468,950円
2016 800円 1,120円 5,380円
2015 850円 1,130円 6,810円
2014 840円 4,280円 15,330円
2013 3,100円 11,150円 77,120円
2012 2,590円 2,690円 18,030円
2011 4,910円 8,400円 62,530円
2010 1,480円 18,620円 70,450円
2009 6,590円 18,290円 109,230円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

シリウスステークス2019過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2018不良 1 3 牡3 53 オメガパフューム 2 ジャパンダートダービ(G1) 2着(0.3) 4
2 16 セ6 55 ウェスタールンド 7 薩摩ステークス(1600万) 1着(-0.4) 1
3 14 牡4 57.5 サンライズソア 3 平安ステークス(G3) 1着(-0.2) 7
2017 1 4 牡6 55 メイショウスミトモ 11 ラジオ日本賞(OP) 7着(0.3) 12
2 5 牡5 54 ドラゴンバローズ 5 オークランドRCT(1600万) 1着(-0.2) 1
3 13 牡6 56 ピオネロ 3 エルムステークス(G3) 7着(1.3) 2
2016稍重 1 1 牡5 56 マスクゾロ 1 ジュライステークス(OP) 1着(-1.0) 2
2 8 牡5 56 ピオネロ 2 BSN賞(OP) 1着(-0.3) 1
3 9 牡4 57.5 アポロケンタッキー 4 ブリリアントステークス(OP) 1着(-0.2) 1
2015稍重 1 2 牡5 55 アウォーディー 3 オークランドRCT(1600万) 1着(-0.1) 7
2 8 牡3 55 ダノンリバティ 1 BSN賞(OP) 1着(-0.2) 2
3 3 牡6 58 ナムラビクター 2 平安ステークス(G3) 4着(0.4) 2
2014 1 4 牡4 57.5 クリノスターオー 1 エルムステークス(G3) 2着(0.0) 5
2 10 牡5 58 ナムラビクター 3 平安ステークス(G3) 5着(0.3) 1
3 7 セ6 55 トウシンイーグル 7 阿蘇ステークス(OP) 9着(0.7) 1
2013 1 2 牡3 53 ケイアイレオーネ 5 レパードステークス(G3) 3着(0.6) 2
2 13 牡6 57.5 ナイスミーチュー 3 平安ステークス(G3) 2着(0.1) 8
3 11 牡6 58.5 グランドシチー 6 エルムステークス(G3) 5着(0.7) 4
2012 1 2 牡5 54 ナイスミーチュー 2 宮崎ステークス(1600万) 1着(-0.5) 5
2 13 牡7 57 ヤマニンキングリー 3 エルムステークス(G3) 7着(1.5) 7
3 10 牡4 58 グレープブランデー 1 阿蘇ステークス(OP) 1着(-0.3) 2
2011 1 4 牡6 56 ヤマニンキングリー 5 チャレンジカップ(G3) 4着(0.0) 5
2 5 牡6 57 キングスエンブレム 4 東海ステークス(G2) 8着(1.1) 8
3 11 牡5 57.5 フサイチセブン 2 阿蘇ステークス(OP) 1着(-0.1) 2
2010 1 9 牡5 56 キングスエンブレム 1 オークランドRCT(1600万) 1着(-0.3) 3
2 10 牝4 56.5 ラヴェリータ 4 スパーキングレディー(G3) 1着(-0.7) 1
3 2 牡4 52 チョイワルグランパ 9 松戸特別(1000万) 1着(-0.1) 1
2009稍重 1 16 牡3 54 ワンダーアキュート 3 オークランドRCT(1600万) 1着(-0.9) 3
2 11 牡6 56 ダークメッセージ 8 平安ステークス(G3) 7着(1.2) 4
3 1 牡3 55 ゴールデンチケット 4 セントライト記念(G2) 14着(1.6) 6
前走1000万~1600万クラス

過去10年のシリウスステークス3着以内30頭中7頭を占めます。7頭すべてが前走上がり1~2位の脚を使って優勝していました。

1~6番人気

過去10年のシリウスステークス3着以内30頭中25頭を占めます。大穴の好走例が少なく、二桁人気馬はメイショウスミトモ(2017年)のみです。

前走二桁着順

過去10年のシリウスステークス3着以内では、ゴールデンチケット(2009年3着)のみです。ゴールデンチケットは、前走芝のレースを使っていた為、例外的なケースと言えそうです。

予想

混戦模様のシリウスステークス2019。昨年と比べると、やや層が薄いメンバー構成でしょうか。ざっと出走馬を見た感じでは、重賞好走歴のある馬が何頭かいるものの、ハンデ戦ですし何が来てもおかしくないという印象です。

以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしません。2~3着なら…と考えると、殆どの馬に可能性がありそうです。

追記修正:穴馬だと思っていた△マッスルビーチが人気しそうなので、無印に変更しました。代わりに△ロードゴラッソを追加しました。

◎11ジョーダンキング

前走名鉄杯は、逃げた1番人気スマハマ(上がり最速)に押し切られての2着。スマハマは直線余裕を感じる内容でしたし、まくって行ったところで交わせる相手ではなかったという印象でした。今回は重賞でありながら落ち着いたメンバー構成ですし、前走のようなレースが出来れば、上位争いに加わっても良さそう…。阪神ダート2000mコースは、甲南ステークスを楽勝している舞台ですし、条件は良さそうです。

○4モズアトラクション

平安ステークス~エルムステークスで狙った馬。近走の内容を見ると、着実に力を付けてきている印象です。前走エルムステークスは、前に行った馬が飛ばしていったこともあり、追い込みが決まる展開になりました。後ろで脚を溜めるタイプですし、今回も展開がハマれば上位争いに加わっても良さそうです。

△1ピオネロ

阪神ダート2000mコース巧者。2016年~2017年のシリウスステークスで2~3着、今年の仁川ステークスで2着と、このコースでは安定感のある走りを見せています。今回は飛び抜けた実績のある馬が不在ですし、紐荒れがあれば上位食い込みがあっても…。

6ロードゴラッソ

好走例が極端に少ない4枠(少頭数で行われた2011年のみ)は、買い難い要素になるでしょうか。ただ4走前の伊丹ステークス完勝後、オープンで大きく崩れていないのは魅力です。前走マーキュリーカップも優勝馬グリム1頭が抜けていただけで、2~4着は小差。斤量55kgなら押さえておいても…。

(無印)10マッスルビーチ

前走鳥取特別(2勝クラス)を楽勝。直線楽な手応えのまま加速して、あっという間に前の馬を交わして突き放していました。今回は重賞クラスの相手にどこまで…という感じですが、前走の内容ならここでも見せ場があって良いかもしれません。

3連複4頭ボックス◎○△△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、10着、12着でした。本命◎ジョーダンキングは、4着でした。

シリウスステークス2019結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 6 牡4 55 ロードゴラッソ 6 マーキュリーカップ(G3) 4着(0.7) 2
2 8 牡7 57 アングライフェン 7 スレイプニルステークス(OP) 4着(0.6) 1
3 12 牡4 54 メイショウワザシ 5 阿蘇ステークス(OP) 4着(0.2) 1

1~4番人気が飛ぶ波乱決着(3連単111,770円)となりました。

前が飛ばす縦長の隊列でしたが、過去のシリウスステークスと比べても決して速すぎるというわけではないペース。ただ最後は、後方で脚を溜めていたロードゴラッソとアングライフェンが突っ込んで来る展開。逃げたメイショウワザシも3着に粘っていたので、予想難解なレースでした。逃げ馬の後ろで進めたタイムフライヤーやピオネロは、中途半端な位置取りになってしまったのかもしれません。

モズアトラクションは不発の12着。コース相性なのか、斤量(57.5kg)なのか、5月からコンスタントに使って5戦目が影響したのか、理由は分かりませんが、近走のような脚が出せずの大敗でした。

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