日程 | 2025年3月16日(日曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
出走数 | 12頭 |
クッション値 | 9.1(3月16日) |
スプリングステークス2025
皐月賞前哨戦、スプリングステークス2025です。近年の皐月賞は、前走芝1800m戦出走馬の好走が目立つこともあり、スプリングステークス出走馬が皐月賞でも好走する傾向にあります。本番に向けて注目のレースだと思います。

中山競馬場の芝1800mコース
配当
過去10年のスプリングステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。高配当決着は少ないレースですが、例年穴馬が馬券圏内に好走しているため、好配当の馬連や3連複が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2024 | 4,920円 | 9,100円 | 53,380円 |
2023 | 1,170円 | 5,760円 | 18,150円 |
2022 | 1,820円 | 7,370円 | 40,790円 |
2021 | 8,890円 | 5,410円 | 51,870円 |
2020 | 2,910円 | 3,050円 | 37,220円 |
2019 | 10,290円 | 32,400円 | 235,870円 |
2018 | 680円 | 2,230円 | 7,440円 |
2017 | 1,350円 | 6,670円 | 34,730円 |
2016 | 3,390円 | 1,690円 | 19,380円 |
2015 | 1,090円 | 1,180円 | 10,310円 |
では過去10年のスプリングステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2024良 | 1 | 4 | シックスペンス | 1 | ひいらぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 7 | アレグロブリランテ | 9 | 若竹賞(1勝クラス) 2着(0.2) | 9 | |
3 | 2 | ルカランフィースト | 4 | 若竹賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 4 | |
2023重 | 1 | 4 | ベラジオオペラ | 2 | セントポーリア賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 10 | ホウオウビスケッツ | 3 | フリージア賞(1勝クラス) 1着(-0.3) | 7 | |
3 | 2 | メタルスピード | 8 | 1勝クラス(中山芝1600m) 1着(-0.1) | 1 | |
2022稍重 | 1 | 1 | ビーアストニッシド | 5 | 共同通信杯(G3) 3着(0.4) | 8 |
2 | 12 | アライバル | 2 | 京成杯(G3) 4着(0.4) | 1 | |
3 | 3 | サトノヘリオス | 6 | ホープフルステークス(G1) 13着(1.2) | 3 | |
2021重 | 1 | 14 | ヴィクティファルス | 3 | 共同通信杯(G3) 2着(0.4) | 7 |
2 | 6 | アサマノイタズラ | 7 | 水仙賞(1勝クラス) 4着(0.4) | 1 | |
3 | 10 | ボーデン | 1 | 未勝利戦(東京芝1800m) 1着(-1.0) | 1 | |
2020良 | 1 | 7 | ガロアクリーク | 6 | 水仙賞(1勝クラス) 4着(0.3) | 6 |
2 | 3 | ヴェルトライゼンデ | 1 | ホープフルステークス(G1) 2着(0.2) | 3 | |
3 | 9 | サクセッション | 2 | ジュニアカップ(LR) 1着(-0.4) | 1 | |
2019良 | 1 | 9 | エメラルファイト | 10 | 白梅賞(500万) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 1 | ファンタジスト | 1 | 朝日フューチュリティステークス(G1) 4着(0.6) | 3 | |
3 | 10 | ディキシーナイト | 7 | クロッカスステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 | |
2018良 | 1 | 8 | ステルヴィオ | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.6) | 3 |
2 | 5 | エポカドーロ | 3 | あすなろ賞(500万) 1着(-0.6) | 1 | |
3 | 12 | マイネルファンロン | 6 | フリージア賞(500万) 2着(0.1) | 4 | |
2017良 | 1 | 10 | ウインブライト | 5 | 若竹賞(500万) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 8 | アウトライアーズ | 2 | ひいらぎ賞(500万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 7 | プラチナヴォイス | 6 | きさらぎ賞(G3) 4着(0.5) | 3 | |
2016良 | 1 | 1 | マウントロブソン | 4 | あすなろ賞(500万) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 4 | マイネルハニー | 5 | フリージア賞(500万) 1着(-0.7) | 3 | |
3 | 10 | ロードクエスト | 1 | ホープフルステークス(G2) 2着(0.2) | 1 | |
2015良 | 1 | 1 | キタサンブラック | 5 | 500万(東京芝2000m) 1着(-0.5) | 9 |
2 | 6 | リアルスティール | 1 | 共同通信杯(G3) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 8 | ダノンプラチナ | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) | 1 |
過去10年のスプリングステークス3着以内30頭中27頭を占めます。大穴の好走は少ない傾向にありますが、例年4~7番人気前後の穴馬が好走しています。
過去10年のスプリングステークス3着以内30頭中24頭を占めます。4着以下の6頭中5頭は、前走4着に好走していました。前走大きく崩れていた馬は、買い難い傾向にありそうです。
過去10年のスプリングステークス3着以内30頭中11頭を占めます。前走G1レースや共同通信杯出走馬を中心に好走が見られます。
過去10年のスプリングステークス3着以内30頭中16頭を占めます。そのうち14頭が前走連対していました。
予想
スプリングステークス2025は、例年よりも層が薄いメンバーになりました。過去データの傾向からは、前走重賞出走馬のほか、1勝クラス優勝馬が候補になるでしょうか。ただ今年は候補が少ないため、何が来てもおかしくないメンバー構成だと思います。
以下、簡単な考察と予想です。前走重賞好走馬が不在なので、1賞クラス好走馬を中心に選びました。全く当たる気はしません。
近年好走例が多い前走1勝クラス出走馬。前のポジションで進めそうな馬が揃っていますし、展開面の後押しもあるかもしれません。今年の層が薄いメンバー構成なら…と考えて本命評価にしました。
近年好走例が多い前走1勝クラス出走馬。中団ぐらいから進めそうな脚質に期待して対抗評価にしました。
近年好走例が多い前走1勝クラス出走馬。前走の直線で使った脚が際立っていたので、一応の押さえ評価にしました。ただ前走の斤量(減量騎手)と連闘を考えると、買い難いところでしょうか。
2020年と2021年で穴をあけた前走水仙賞出走馬。追い込み脚質にも期待して、適当に押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、5着、7着でした。本命◎マテンロウバローズは、4着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 9 | ピコチャンブラック | 2 | ホープフルステークス(G1) 13着(1.4) | 3 |
2 | 10 | フクノブルーレイク | 7 | リージア賞(1勝クラス) 3着(0.4) | 3 |
3 | 7 | キングスコール | 1 | 新馬戦(札幌芝1800m) 1着(-0.5) | 2 |
カスリもず…。優勝は好位で進めたピコチャンブラック。向正面から動いて、押し切ることになりました。2〜3着のキングスコールやフクノブルーレイクも3~4角で早めに動いた馬でした。本命マテンロウバローズや押さえレーヴブリリアントとスワローシチーなど、後ろの馬には厳しいレースだったと思います。