過去10年では、1番人気馬が複勝率100%で、とても相性の良いレースです。
- 1番人気(4-4-2-0)
2~3番人気馬は、それぞれ複勝率40%です。ただ2008年と2011年(阪神開催)を除く過去10年中8回で、2~3番人気の馬のどちらか1頭が必ず3着以内に来ています。
- 2番人気(1-0-3-6)
- 3番人気(2-2-0-6)
1番人気+2~3番人気のワイド2点で、過去10年中8回馬券が的中していたことになります。傾向から、今年も1番人気+2~3番人気という組み合わせは狙いたいところでしょう。
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2015良 | 1 | 1 | キタサンブラック | 5 | 500万(東京芝2000m) 1着(-0.5) |
2 | 6 | リアルスティール | 1 | 共同通信杯(G3) 1着(-0.1) | |
3 | 8 | ダノンプラチナ | 2 | 朝日杯FS(G1) 1着(-0.1) | |
2014良 | 1 | 2 | ロサギガンティア | 3 | 500万(東京芝1800m) 1着(-0.2) |
2 | 4 | アジアエクスプレス | 1 | 朝日杯(G1) 1着(-0.2) | |
3 | 10 | クラリティシチー | 4 | セントポーリア賞(500万) 2着(0.0) | |
2013良 | 1 | 5 | ロゴタイプ | 1 | 朝日杯FS(G1) 1着(-0.0) |
2 | 2 | タマモベストプレイ | 3 | きさらぎ賞(G3) 1着(-0.0) | |
3 | 15 | マイネルホウオウ | 11 | ジュニアC(OP) 1着(-0.1) | |
2012重 | 1 | 14 | グランデッツァ | 3 | ラジオNIKKEI杯(G3) 3着(0.2) |
2 | 9 | ディープブリランテ | 1 | 共同通信杯(G3) 2着(0.3) | |
3 | 4 | ロジメジャー | 10 | セントポーリア賞(500万) 2着(0.0) | |
2011良(阪神) | 1 | 6 | オルフェーヴル | 1 | きさらぎ賞(G3) 3着(0.2) |
2 | 7 | ベルシャザール | 4 | 共同通信杯(G3) 4着(0.3) | |
3 | 15 | ステラロッサ | 8 | アルメリア賞(500万) 2着(0.2) | |
2010良 | 1 | 5 | アリゼオ | 2 | 共同通信杯(G3) 3着(0.0) |
2 | 2 | ゲシュタルト | 10 | こぶし賞(500万) 5着(0.2) | |
3 | 3 | ローズキングダム | 1 | 朝日杯FS(G1) 1着(-0.2) | |
2009良 | 1 | 12 | アンライバルド | 1 | 若駒S(OP) 1着(-0.6) |
2 | 7 | レッドスパーダ | 8 | 500万(東京芝1600m) 1着(-0.0) | |
3 | 2 | フィフスペトル | 2 | 朝日杯FS(G1) 2着(0.0) | |
2008良 | 1 | 3 | スマイルジャック | 6 | きさらぎ賞(G3) 2着(0.1) |
2 | 11 | フローテーション | 11 | すみれS(OP) 7着(0.9) | |
3 | 10 | ショウナンアルバ | 1 | 共同通信杯(G3) 1着(-0.1) | |
2007良 | 1 | 1 | フライングアップル | 1 | 共同通信杯(G3) 3着(0.1) |
2 | 11 | マイネルシーガル | 3 | ジュニアC(OP) 1着(-0.0) | |
3 | 6 | エーシンピーシー | 6 | セントポーリア賞(500万) 1着(-0.2) | |
2006良 | 1 | 16 | メイショウサムソン | 4 | きさらぎ賞(G3) 2着(0.1) |
2 | 3 | フサイチリシャール | 1 | 共同通信杯(G3) 2着(0.1) | |
3 | 10 | ドリームパスポート | 2 | きさらぎ賞(G3) 1着(-0.1) |
例年、前走共同通信杯や前走朝日杯FSの馬が好走しているレースですが、今年の登録馬にはいません。
1番人気(4-4-2-0)の馬は外せないでしょう。過去10年では、1番人気馬の複勝率は100%です。
過去10年のスプリングステークス3着以内30頭中27頭に及びます。前走が馬券圏外だった馬は、以下の3頭です。
- 2011年2着ベルシャザール
- 2010年2着ゲシュタルト
- 2008年2着フローテーション
過去10年のスプリングステークス3着以内30頭中17頭に及びます。特に、前走重賞3着以内だった馬が馬券圏内に来なかった年はありません。
過去10年のスプリングステークス3着以内の30頭中8頭に及びます。2010年2着ゲシュタルトを除く7頭が前走で連対していました。
ゲシュタルトも勝ち馬から僅か0.2秒差の5着だったので、大敗からの巻き返しは考え難いレースかもしれません。
馬券予想
10ロードクエストの他、2戦2勝の11ドレッドノータスなどが注目ですが、今年は混戦ではないかと予想しています。
過去10年では、伏兵~大穴の馬が毎年1頭ほど馬券に絡んでいます。500万勝ちの2勝馬も多いことから、3連系の馬券は手広く狙う必要がありそうです。
前走あすなろ賞2016は、差し切っての完勝でした。ただあすなろ賞2016で凄い脚で2着に突っ込んできたラハトケレブは、その後の500万クラスで3着に終わっているので、あすなろ賞2016の評価が難しいところです。先行して上位に食い込んだ3~5着馬の方が強かったのかもしれません。
しかし勢いのある堀厩舎&外国人ジョッキーというのは、勝負気配を感じますね。完全にスルーというのも難しい1頭です。
前走フリージア賞2016は、馬場と展開が向いたこともありそうですが、逃げて圧勝しました。逃げた3戦は3回とも馬券圏内に好走しています。展開と馬場が向いたとはいえ、並の馬が東京の芝2000mで0.7秒差で勝つのは至難の業ではないでしょうか。
今回は逃げそうな馬が何頭かいるので、自分のペースで逃げることが出来るかがポイントになりそうです。今の中山は差しが決まる印象ですが、逃げて結果を出してきた馬なので、ここもスムーズに逃げることが出来れば面白そうです。
今年の最注目馬です。前々走新潟2歳S2015の勝ちっぷりは格の違いを感じました。中山で父マツリダゴッホというのは、何か夢がありますね。
ただ前走ホープフルステークス2015で負けたハートレーは、その後共同通信杯2016 9着に破れています。共同通信杯2016の評価が難しいところですが、相性の良い1番人気(推定)ですし、ここでは3着を外せないのではないでしょうか。
デビューから京都で2戦2勝(2戦とも辛勝)は、まるでトーセンスターダムみたいですね。底を見せていない馬が負けるまで買い続けるのはセオリーだと思います。
ハービンジャー産は、いまいちパッとしない印象ですが、京成杯2016(中山芝2000m)を勝ったプロフェットもハービンジャー産でした。タフな馬場の方が合いそうな気もするので、ドレッドノータスを狙うなら、ここかもしれません。
買い方
◎10ロードクエスト
○4マイネルハニー
▲11ドレッドノータス
3連複◎-○-▲
3連単◎→○▲→○▲
合計3点です。
ロードクエストを本命、ドレッドノータスを押さえました。その他、例年中穴が来るレースなので、マイネルハニーを穴馬として押さえました。
差しが決まりやすいと思うので、マイネルハニーとドレッドノータスは、厳しそうではあります…。差しが決まるとすれば、後ろから行きそうな1マウントロブソンと7ミッキーロケットは、ハマりそうですね。
結果
馬券的には、2着、3着、7着でした。
本命◎ロードクエストは3着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 前走 |
---|---|---|---|
1 | 1 | マウントロブソン | あすなろ賞(500万) 1着(-0.2) |
2 | 4 | マイネルハニー | フリージア賞(500万) 1着(-0.7) |
3 | 10 | ロードクエスト | ホープフルS(G2) 2着(0.2) |
最終コーナーでマイネルハニーを見て、「よし!これは残る!」と思いました。本命ロードクエストも差してきたものの、ドレッドノータスが厳しそうでした。
休み明けのためか、ドレッドノータスは掛かってましたね。ここは内枠が欲しかったです。それと過去2走は先行して結果を出した馬なので、本当はもう少し前に行きたかったかもしれません。ちぐはぐなレースになった印象がしました。