スプリンターズステークス2024過去データと予想

スプリンターズステークス2024血統データ表

スプリンターズステークス2024の血統データ（父と母父）を色分けして、視覚的に分かりやすくしました。過去10年の3着以内好走馬と今年の出走馬を表にまとめています。

fukakukeiba.com

2024.09.27

スプリンターズステークス2024

短距離G1、スプリンターズステークス2024です。近年は、絶対的な王者が不在です。毎年のように新王者が誕生していて、リピーターの好走も少ない傾向にあります。今年も大混戦のレースになりそうです。

中山競馬場の芝1200mコース

配当

過去10年のスプリンターズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。昨年や2019年こそ上位人気決着となりましたが、好配当の馬連や3連複が続いています。波乱含みのレースといって良いと思います。

では過去10年のスプリンターズステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2014年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中23頭を占めます。前走サマースプリントシリーズ（函館スプリントステークス、北九州記念、CBC賞、キーンランドカップ、セントウルステークス）出走馬を中心に好走が目立ちます。

過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中8頭を占めます。8頭は、セントウルステークスで5着以内に好走していました。以前は鉄板ローテでしたが、近年は好走例が減少傾向にあります。

過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中7頭を占めます。そのうち5頭が前走連対馬、残る2頭は勝ち馬から0.3秒以内に好走していました。

過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中6頭を占めます。そのうち5頭が前走東京のマイルG1（安田記念、ヴィクトリアマイル）に出走していました。

予想

スプリンターズステークス2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前哨戦のセントウルステークスやキーンランドカップの上位馬が候補になるでしょうか。ただ近年は、人気馬の凡走や二桁人気馬の好走が見られる波乱含みレースです。今年も難解なレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。大混戦のメンバーに加えて、香港馬2頭…。難解すぎて全く分かりません。内のキーンランドカップとセントウルステークス出走の人気馬が気になりつつ、香港馬を中心に選びました。

過去好走例が多い前走キーンランドカップ好走馬。重賞連勝の勢いにも期待して本命評価にしました。

香港調教馬。今年の高松宮記念は、初の左回りをこなしての3着でした。向かない条件ながら、ポテンシャルの高さを示したレースだったと思います。今回もスムーズな逃げが出来れば、上位食い込みがあっても良いかもしれません。

今年のチェアマンズスプリントプライズは、後方から追い込みんでの3着でした。好メンバー（2着カリフォルニアスパングルなど）が相手だったことを考えると、力はありそうです。日本の速い時計の決着に対応できれば…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、6着、7着、13着でした。本命◎サトノレーヴは、7着でした。

かすりもせず…。波乱決着（3連単299,070円）でした。

優勝は、人気薄のムガル。骨折&休養明けでした。かなりのハイペース（最初の600m32.1秒、1000m54.7秒）を好位から追走して、直線抜け出してから押し切ることになりました。逃げた大穴ピューロマジックも小差の8着に粘るぐらいですから、きつい流れでも、ある程度前のポジションにいないと厳しいレースだったと思います。

2着以下には内の好ローテ（セントウルステークス、キーンランドカップ）好走馬。直線だけで詰めて来たのは、能力の高さといえそうです。狙った香港馬2頭。こういう速い流れと決着のレースは合わなかったかもしれません。