スプリンターズステークス2022過去データと予想 | 深く考えない競馬

スプリンターズステークス2022過去データと予想

日程 2022年10月2日(日曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝1200m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 8.9(10月2日)

スプリンターズステークス2022

短距離G1、スプリンターズステークス2022です。近年のスプリント戦線は、絶対的な王者不在という印象を受けます。人気実力馬が結果を残した年も紐荒れ決着が多く、下位人気馬の好走も見られる波乱含みのレースです。

中山競馬場の芝1200mコース

中山競馬場の芝1200mコース

配当

過去10年のスプリンターズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。上位人気決着は2019年だけです。好配当や万馬券の3連複も多いため、荒れやすいレースといっても良さそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2021 890円 9,050円 38,610円
2020 530円 10,430円 22,540円
2019 1,260円 1,070円 6,080円
2018 4,140円 65,370円 209,620円
2017 1,760円 7,650円 31,850円
2016 4,490円 42,230円 180,060円
2015 5,550円 23,020円 106,170円
2014 7,360円 19,580円 190,930円
2013 400円 13,070円 28,020円
2012 510円 4,300円 17,540円

では過去10年のスプリンターズステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2014年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

スプリンターズステークス2022過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2021 1 4 牡3 ピクシーナイト 3 セントウルステークス(G2) 2着(0.0) 2
2 12 牝4 レシステンシア 2 セントウルステークス(G2) 1着(-0.0) 1
3 1 牡6 シヴァージ 10 パラダイスステークス(LR) 5着(0.6) 1
2020 1 10 牝4 グランアレグリア 1 安田記念(G1) 1着(-0.4) 3
2 3 牡5 ダノンスマッシュ 3 セントウルステークス(G2) 1着(-0.2) 1
3 16 牝4 アウィルアウェイ 10 北九州記念(G3) 3着(0.3) 10
2019 1 8 牡4 タワーオブロンドン 2 セントウルステークス(G2) 1着(-0.5) 1
2 7 牝4 モズスーパーフレア 3 北九州記念(G3) 4着(0.3) 2
3 2 牡4 ダノンスマッシュ 1 キーンランドカップ(G3) 6着(-0.1) 1
2018 1 8 牡5 ファインニードル 1 セントウルステークス(G2) 1着(-0.2) 1
2 9 牝3 ラブカンプー 11 セントウルステークス(G2) 2着(0.2) 2
3 1 牡7 ラインスピリット 13 セントウルステークス(G2) 5着(0.4) 9
2017 1 8 牡6 レッドファルクス 1 安田記念(G1) 3着(0.1) 3
2 2 牝5 レッツゴードンキ 5 ヴィクトリアマイル(G1) 11着(0.7) 3
3 6 牝4 ワンスインナムーン 7 朱鷺ステークス(OP) 1着(-0.0) 1
2016 1 13 牡5 レッドファルクス 3 CBC賞(G3) 1着(-0.0) 3
2 15 牡5 ミッキーアイル 2 高松宮記念(G1) 2着(0.1) 2
3 4 牝3 ソルヴェイグ 9 キーンランドカップ(G3) 4着(0.3) 4
2015 1 2 牝6 ストレイトガール 1 セントウルステークス(G2) 4着(0.0) 3
2 4 牡7 サクラゴスペル 11 安田記念(G1) 17着(1.1) 13
3 6 牝5 ウキヨノカゼ 9 キーンランドカップ(G3) 1着(-0.1) 8
2014新潟 1 18 牡6 スノードラゴン 13 キーンランドカップ(G3) 8着(0.3) 4
2 9 牝5 ストレイトガール 2 函館スプリントステークス(G3) 11着(0.6) 1
3 13 牝4 レッドオーヴァル 5 キーンランドカップ(G3) 2着(0.0) 1
2013 1 10 牡5 ロードカナロア 1 セントウルステークス(G2) 2着(0.0) 1
2 7 牡4 ハクサンムーン 2 セントウルステークス(G2) 1着(-0.0) 2
3 5 牡6 マヤノリュウジン 15 セントウルステークス(G2) 7着(0.8) 7
2012 1 16 牡4 ロードカナロア 2 セントウルステークス(G2) 2着(0.0) 1
2 14 牝5 カレンチャン 1 セントウルステークス(G2) 4着(0.1) 3
3 3 牡5 ドリームバレンチノ 9 キーンランドカップ(G3) 7着(0.6) 2
前走セントウルステークス

過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中13頭を占めます。そのうち12頭がセントウルステークスで5着以内に好走していました。直近4年連続でセントウルステークス優勝馬が連対しています。

前走キーンランドカップ

過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中6頭を占めます。そのうちドリームバレンチノ(2012年)を除く5頭が前走で勝ち馬から0.3秒以内に好走していました。

前走G1レース

過去10年のスプリンタースステークス3着以内30頭中5頭を占めます。そのうち4頭が前走東京のマイルG1(安田記念、ヴィクトリアマイル)に出走していました。

予想

スプリンターズステークス2022は、近年の上位馬こそ不在ですが、好メンバーが揃いました。前哨戦のセントウルステークスやキーンランドカップの上位馬、前走安田記念2着馬シュネルマイスターが上位争いの候補になるでしょうか。ただ近年は、二桁人気馬の好走も見られる波乱傾向のレースです。今年も穴馬の激走があるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。好ローテの前哨戦好走馬とG1出走馬を選びました。スルーした馬の中では、ナムラクレアやヴェントヴォーチェは気になります。

◎13メイケイエール

過去好走例が多い前走セントウルステークス出走馬。好ローテ、前走の勝ちっぷりと近走の安定感に期待して本命評価にしました。

○15シュネルマイスター

初のスプリント戦がG1と考えると、割引は必要かもしれません。G1実績を考えると無視できない馬なので、深く考えず対抗評価にしました。

▲7ウインマーベル

過去好走例が多い前走キーンランドカップ好走馬。コース実績のある前走優勝馬ヴェントヴォーチェと迷いつつ、ウインマーベルを押さえました。3歳馬の伸びしろにも期待して…。

△4ダイアトニック

過去好走例が多い大穴。過去10年では、内枠の9番人気以下の活躍が目立つので、紐候補としてG1好走歴のある穴馬ダイアトニックを押さえました。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、9着、14着でした。本命◎メイケイエールは、14着でした。

スプリンターズステークス2022結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 2 牡7 ジャンダルム 8 北九州記念(G3) 17着(2.0) 9
2 7 牡3 ウインマーベル 7 キーンランドカップ(G3) 2着(0.1) 2
3 6 牡6 ナランフレグ 5 安田記念(G1) 9着(0.4) 12

上位人気馬が総崩れの波乱決着(3連単468,950円)。上位人気馬2頭+大穴1頭という決着が多いレースだけに、データ傾向からは買えない組み合わせでした。

好位から進めたジャンダルムが直線抜け出して快勝。今日の前残り馬場を上手く導いた騎乗でした。2着には好位で進めた押さえのウインマーベル。もう一頭押さえのダイアトニックも10番人気ながら直線見せ場のある4着でした。内枠かつ先行好位にいないと勝負にならない馬場だったといえそうです。その中で、一頭後ろから突っ込んで来た3着ナランフレグは、強かったと思います。

本命メイケイエールの敗因は分かりませんが、馬場の外を追走した馬や後方勢には、厳しい決着だったので、展開面や枠の影響もあったのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました