日程 | 2021年12月4日(土曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝3600m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 13頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 10.2(4日) |
ステイヤーズステークス2021
長距離重賞、ステイヤーズステークス2021です。国内平地競争としては最長の芝3600m戦で行われます。中距離重賞では少し足りない馬が長距離戦で活躍する傾向にあります。例年、長距離実績のあるリピーターの活躍が見られるレースですが、近年は長距離血統馬が少なくなってきたこともあり、層が薄いメンバーのレースが続いています。
配当
過去10年のステイヤーズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。以前は波乱含みのレースだったものの、近年は順当な決着が続いています。ただ直近2年は、人気馬が崩れる波乱決着となっており、傾向が読みにくいレースといえるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 11,100円 | 13,890円 | 121,150円 |
2019 | 2,120円 | 39,100円 | 257,890円 |
2018 | 760円 | 1,490円 | 5,760円 |
2017 | 210円 | 450円 | 830円 |
2016 | 880円 | 740円 | 2,710円 |
2015 | 2,880円 | 4,790円 | 23,390円 |
2014 | 1,830円 | 2,180円 | 13,910円 |
2013 | 1,340円 | 7,720円 | 29,950円 |
2012 | 11,470円 | 23,300円 | 244,500円 |
2011 | 5,050円 | 75,170円 | 410,950円 |
では過去10年のステイヤーズステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020稍重 | 1 | 11 | 牡4 | 56 | オセアグレイト | 7 | アルゼンチン共和国杯(G2) 11着(1.2) | 8 |
2 | 13 | 牡4 | 56 | タガノディアマンテ | 8 | ダイヤモンドステークス(G3) 7着(2.1) | 1 | |
3 | 3 | 牝5 | 54 | ポンデザール | 1 | 札幌記念(G2) 4着(0.6) | 3 | |
2019良 | 1 | 12 | 牡7 | 56 | モンドインテロ | 6 | 丹頂ステークス(OP) 8着(1.3) | 5 |
2 | 11 | 牡8 | 56 | アルバート | 1 | 京都大賞典(G2) 16着(2.8) | 13 | |
3 | 4 | 牡5 | 56 | エイシンクリック | 11 | 2勝クラス(阪神芝2400m) 4着(0.5) | 4 | |
2018良 | 1 | 11 | 牡5 | 55 | リッジマン | 1 | 丹頂ステークス(OP) 1着(-0.2) | 5 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | アドマイヤエイカン | 2 | 古都ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 3 | 牡6 | 55 | モンドインテロ | 4 | 京都大賞典(G2) 9着(1.2) | 9 | |
2017良 | 1 | 9 | 牡6 | 57 | アルバート | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.7) | 2 |
2 | 2 | セ7 | 57 | フェイムゲーム | 2 | 京都大賞典(G2) 10着(0.9) | 5 | |
3 | 7 | 牡6 | 56 | プレストウィック | 3 | アルゼンチン共和国杯(G2) 9着(1.0) | 6 | |
2016良 | 1 | 3 | 牡5 | 57 | アルバート | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.1) | 4 |
2 | 7 | セ8 | 56 | ファタモルガーナ | 3 | 京都大賞典(G2) 9着(0.8) | 9 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | モンドインテロ | 2 | アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.2) | 1 | |
2015良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | アルバート | 1 | 比叡ステークス(1600万) 1着(-0.4) | 3 |
2 | 7 | 牡6 | 56 | カムフィー | 7 | ノベンバーステークス(1600万) 3着(0.4) | 3 | |
3 | 1 | 牡4 | 56 | トゥインクル | 4 | 比叡ステークス(1600万) 2着(0.4) | 1 | |
2014良 | 1 | 8 | 牡6 | 57 | デスペラード | 3 | アルゼンチン共和国杯(G2) 9着(1.5) | 7 |
2 | 12 | セ6 | 56 | ファタモルガーナ | 4 | アイルランドトロフィー(OP) 4着(0.6) | 6 | |
3 | 2 | 牡5 | 56 | クリールカイザー | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.4) | 4 | |
2013良 | 1 | 4 | 牡5 | 56 | デスペラード | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 6着(0.7) | 9 |
2 | 13 | 牡5 | 56 | ユニバーサルバンク | 4 | アンドロメダステークス(OP) 2着(0.3) | 5 | |
3 | 5 | 牡11 | 57 | トウカイトリック | 7 | アルゼンチン共和国杯(G2) 13着(1.7) | 13 | |
2012良 | 1 | 15 | 牡10 | 56 | トウカイトリック | 8 | アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.6) | 14 |
2 | 11 | セ4 | 56 | ファタモルガーナ | 4 | オクトーバーステークス(1600万) 5着(0.7) | 2 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | デスペラード | 2 | 八坂ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 4 | |
2011不良 | 1 | 9 | 牡8 | 58 | マイネルキッツ | 4 | 京都大賞典(G2) 7着(1.0) | 5 |
2 | 3 | 牡3 | 55 | イグアス | 6 | 比叡ステークス(1600万) 3着(0.4) | 4 | |
3 | 13 | 牡9 | 57 | トウカイトリック | 12 | アルゼンチン共和国杯(G2) 12着(1.7) | 16 |
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中11頭を占めます。アルゼンチン共和国杯での着順に関係なく好走例は多い傾向にあります。ただ二桁着順からの巻き返しは、トウカイトリックとオセアグレイトの2頭のみです。トウカイトリックが生粋の長距離馬だったことを考えると、アルゼンチン共和国杯好走馬が馬券候補になるかもしれません。
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中6頭を占めます。そのうち2019年のアルバートと2011年~2013年のトウカイトリック、2017年のフェイムゲームの延べ5頭は、長距離重賞や天皇賞春好走実績がありました。長距離重賞の実績馬を除くと、大敗からの巻き返しが少ない傾向にありそうです。
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中26頭を占めます。レースのクラスに関係なく、前走東京芝か京都芝の2000~2500m戦に出走していた馬の好走例が目立ちます。
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中26頭を占めます。下位人気馬の好走は少ない傾向にありますが、例年4~8番人気前後の好走が見られます。
予想
ステイヤーズステークス2021は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。過去データの傾向からは、前走アルゼンチン共和国杯や京都大賞典出走馬が馬券候補になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。データ傾向を考慮して選びましたが、全くと言っていいほど当たる気はしません。大混戦だと思います。
前走丹頂ステークス優勝。2018年~2019年は、丹頂ステークス出走馬がステイヤーズステークスを制しています。長丁場は良さそうですし、過去外枠の好走も目立つので、本命評価にしました。
過去好走例が多い前走東京芝レースの好走馬。外枠の好走も目立つレースなので、対抗評価にしました。ここでは格下という感じですが、データ傾向に期待して…。
過去好走例が多い前走アルゼンチン共和国杯出走馬。出走馬の中で前走最先着馬と考えると、無くはないところでしょうか。重賞では少し足りないという印象も受けますが、好位で運べそうな脚質に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、7着でした。本命◎カウディーリョは、7着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 11 | 牡5 | 56 | ディバインフォース | 6 | 古都ステークス(3勝クラス) 4着(0.7) | 1 |
2 | 5 | 牡4 | 56 | アイアンバローズ | 4 | アルゼンチン共和国杯(G2) 6着(0.7) | 6 |
3 | 13 | 牡5 | 56 | シルヴァーソニック | 5 | オクトーバーステークス(LR) 5着(0.6) | 7 |
ワイド的中でした。伏兵決着なのですが、思っていたよりも(払い戻しが)付いていないですね…。
印を付けた3頭が先行する展開。そのまま押し切るかと思いきや、捲って行ったディバインフォースがまとめて交わしての優勝でした。上手く脚をためた田辺騎手の好騎乗だったと思います。