スワンステークス2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

スワンステークス2017過去10年のデータと予想

日程 2017年10月28日(土曜日)
開催 京都競馬場 11R
距離 芝1400m
格付け GⅡ
条件 サラ系3歳以上
斤量 別定
出走数 18頭
天気 弱雨(ヤフー天気)

スワンステークス2017

マイルチャンピオンシップの前哨戦「スワンステークス2017」です。1着馬には、マイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられます。本番に結びつきやすいレースで、過去、マイルチャンピオンシップでの好走馬を多く輩出しています。秋のマイルG1を占う上で、重要な一戦といえそうです。

コース形態

京都競馬場の芝コース

過去10年のスワンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。2014~2015年は上位人気馬で決着し、硬めの配当となっていますが、高配当となる年が多く、波乱傾向のレースといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 6,380円 21,930円 110,840円
2015 910円 2,710円 12,830円
2014 1,280円 1,520円 7,020円
2013 6,770円 55,880円 426,890円
2012 5,750円 22,110円 123,950円
2011 1,330円 10,580円 39,420円
2010 8,210円 68,080円 418,640円
2009 42,790円 154,690円 881,590円
2008 3,530円 15,210円 88,490円
2007 12,050円 34,710円 211,850円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

スワンステークス2017
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2016 1 11 牡5 57 サトノアラジン 2 安田記念(G1) 4着(0.2) 3
2 2 牡5 56 サトノルパン 8 スプリンターズステークス(G1) 7着(0.2) 14
3 13 牡5 56 エイシンスパルタン 6 京王杯スプリングカップ(G2) 7着(0.5) 1
2015 1 11 牝3 52 アルビアーノ 2 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 7着(0.1) 1
2 14 牡6 56 フィエロ 1 安田記念(G1) 4着(0.4) 2
3 9 セ4 56 オメガヴェンデッタ 4 キーンランドカップ(G3) 4着(0.2) 4
2014 1 11 牡3 57 ミッキーアイル 1 安田記念(G1) 16着(2.0) 2
2 12 牡3 56 サンライズメジャー 4 ポートアイランドステークス(OP) 3着(0.0) 1
3 5 牡5 56 フィエロ 2 安田記念(G1) 8着(0.8) 6
2013稍重 1 10 牡3 54 コパノリチャード 8 ポートアイランドステークス(OP) 16着(2.9) 2
2 9 牡4 57 ダイワマッジョーレ 4 安田記念(G1) 9着(0.7) 6
3 7 牡5 58 サダムパテック 10 安田記念(G1) 13着(0.9) 8
2012 1 15 牡4 57 グランプリボス 3 毎日王冠(G2) 6着(0.5) 14
2 12 牡4 56 テイエムオオタカ 6 オパールステークス(OP) 1着(-0.0) 1
3 13 牝4 54 アドマイヤセプター 7 白秋ステークス(1600万) 1着(-0.2) 1
2011 1 2 牡4 57 リディル 1 米子ステークス(OP) 1着(-0.1) 1
2 10 牡5 58 ジョーカプチーノ 3 キーンランドカップ(G3) 9着(1.0) 2
3 5 牡6 57 オセアニアボス 10 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 4着(0.3) 5
2010 1 12 牡6 57 マルカフェニックス 3 スプリンターズステークス(G1) 9着(0.6) 11
2 2 牡5 57 ショウナンアルバ 9 セントウルステークス(G2) 11着(0.6) 8
3 4 牡4 58 ジョーカプチーノ 10 日本ダービー2009(G1) 18着(9.3) 7
2009 1 12 牡6 57 キンシャサノキセキ 4 スプリンターズステークス(G1) 12着(0.4) 4
2 11 牡3 55 アーリーロブスト 16 白山大賞典(G3) 3着(1.4) 4
3 17 牡5 58 マルカフェニックス 3 スプリンターズステークス(G1) 8着(0.3) 9
2008 1 16 牡4 57 マイネルレーニア 5 ポートアイランドステークス(OP) 1着(-0.6) 7
2 7 牡4 57 ローレルゲレイロ 3 高松宮記念(G1) 4着(0.3) 2
3 2 牝7 55 ジョリーダンス 8 スプリンターズステークス(G1) 13着(0.7) 8
2007稍重 1 12 牡4 57 スーパーホーネット 3 ポートアイランドステークス(OP) 1着(-0.7) 2
2 14 牡4 58 フサイチリシャール 10 セントウルステークス(G2) 12着(1.6) 6
3 13 牡4 57 ドラゴンウェルズ 5 セプテンバーステークス(1600万) 1着(-0.2) 1

人気

過去10年のスワンステークス3着以内では、人気馬が不振傾向にあります。

  • 1番人気(2-1-0-7)複勝率30%
  • 2番人気(2-0-1-7)複勝率30%
  • 3番人気(3-2-1-4)複勝率60%

一方、穴馬の好走例が多く、過去10年の3着以内30頭中12頭6番人気以下でした。そのうち5頭二桁人気の大穴で、その5頭全てが前走で重賞レースに出走していました。

  • 2007年2着フサイチリシャール(10番人気)
  • 2009年2着アーリーロブスト(16番人気)
  • 2010年3着ジョーカプチーノ(10番人気)
  • 2011年3着オセアニアボス(10番人気)
  • 2013年3着サダムパテック(10番人気)

外枠(6~8枠)

過去10年のスワンステークス3着以内30頭中19頭を占めます。直近5年では、外枠から毎年2頭以上が3着以内に好走しています。

年齡

過去10年のスワンステークス3着以内30頭中25頭3~5歳馬でした。直近4年では、計4頭3歳馬が3着以内に好走しています。(昨年は、3歳馬の出走がありませんでした。)

前走G1

過去10年のスワンステークス3着以内30頭中13頭を占めます。今年は、安田記念組がいないので、スプリンターズステークス組に注目でしょうか。

  • 前走安田記念 6頭
  • 前走スプリンターズステークス 5頭
  • 前走高松宮記念 1頭
  • 前走日本ダービー 1頭

馬券予想

過去10年の傾向から「人気馬不振傾向」「外枠(6~8枠)」「3~5歳馬」「前走スプリンターズステークス」に注目です。

スワンステークス2017は、波乱傾向のレースなので不安が残りますが、レッツゴードンキ一強というメンバーだと思います。ただ3着以内は、レッツゴードンキを除くと殆ど全頭ありえそうな馬ばかりで、馬券的には難関レースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。

先週荒れた馬場に加えて、弱い雨が降る模様です。稍重馬場以上にはなりそうですね。馬券的には、大混戦すぎて全く当たる気がしないです…。(;´・ω・`A “`
◎②レッツゴードンキ

前走スプリンターズステークス2017 2着。実績面では一強という感じですね。力のいる馬場も苦にしないタイプですし、メンバー的にもここは勝ち負けを期待したいです。

○⑮ダノンメジャー

前走小倉日経オープン2017 1着。初の1400m戦がどうか…という感じですが、ダイワメジャー産なので距離短縮がマイナスにはならないのではないでしょうか。重賞では少し足りない馬ですが、京都芝コースは(2-2-0-0)で連対を外していません。力のいる馬場も問題無さそうです。1400m戦に対応できれば…。

▲⑪セイウンコウセイ

前走スプリンターズステークス2017 11着。高松宮記念2017後から崩れていますが、悲観するような内容ではありませんでした。もともと時計の掛かる馬場の方が良いタイプで、条件的には今回がベストの馬場になる可能性はありそうです。

あとは3歳牝馬との斤量差が6kgもある斤量58kgがどう響くか…でしょうか。

△⑯ムーンクレスト

前走ポートアイランドステークス2017 1着。先行し、逃げたマイネルハニーを捕まえての優勝でした。

昨年のスワンステークス2016は、後方からの追い込みで5着に好走しています。ダンスディレクターやアルビアーノと差のない競馬で、決して弱い内容ではありませんでした。今年は、昨年からメンバーが強化された印象もなく、昨年並みの競馬が出来れば…。成績を見る限りは、タフな馬場も苦にしないタイプだと思うので、馬場状態次第では押さえても面白いかもしれません。

3連複◎○▲△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、5着、8着、14着でした。本命◎レッツゴードンキは3着でした。

スワンステークス2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 3 牡3 サングレーザー 2 仲秋ステークス(1600万) 1着(-0.2)
2 4 牡6 ヒルノデイバロー 12 オパールステークス(OP) 2着(0.0)
3 2 牝5 レッツゴードンキ 1 スプリンターズステークス(G1) 2着(0.9)

カスリもせずでした。(;´・ω・`p

データ傾向の真逆、内から馬番1~4番が上位を占める結果となりました。上位に入った馬は、重馬場や不良馬場に実績のある馬が多かったことに加え、外をまわすと厳しい印象の馬場で、内で脚を溜めていた馬に馬場も展開も向いた印象です。

優勝したサングレーザーは、2歳の頃から評価が高い馬で、ここに来て充実の4連勝。力を付けていますね。ただ今年のスウンステークス2017は、1週前に台風、今週も雨とイレギュラーな馬場でした。本番マイルチャンピオンシップ2017で結果を残せるかは未知数といった感じがします。

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