日程 | 2020年10月31日(土曜) |
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開催 | 京都競馬場11R |
距離 | 芝1400m(外回り) |
格付け | G2 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.5(31日) |
スワンステークス2020
G1マイルチャンピオンシップに向けた一戦、スワンステークス2020です。過去のマイルチャンピオンシップでは、スワンステークス組の好走例が多く、例年本番に向けて重要なステップレースとなっています。
配当
過去10年のスワンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。以前は波乱が多いレースでしたが、近年は順当な決着も増えています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 690円 | 2,460円 | 8,560円 |
2018 | 320円 | 1,760円 | 9,820円 |
2017 | 13,230円 | 8,650円 | 66,850円 |
2016 | 6,380円 | 21,930円 | 110,840円 |
2015 | 910円 | 2,710円 | 12,830円 |
2014 | 1,280円 | 1,520円 | 7,020円 |
2013 | 6,770円 | 55,880円 | 426,890円 |
2012 | 5,750円 | 22,110円 | 123,950円 |
2011 | 1,330円 | 10,580円 | 39,420円 |
2010 | 8,210円 | 68,080円 | 418,640円 |
では過去10年のスワンステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019稍重 | 1 | 17 | 牡4 | 56 | ダイアトニック | 1 | 安土城ステークス(LR) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 10 | 牡5 | 57 | モズアスコット | 2 | 毎日王冠(G2) 6着(0.6) | 5 | |
3 | 8 | 牡5 | 54 | マイスタイル | 5 | 函館記念(G3) 1着(-0.0) | 1 | |
2018良 | 1 | 8 | 牡5 | 56 | ロードクエスト | 2 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 4着(0.2) | 5 |
2 | 10 | 牡4 | 58 | モズアスコット | 1 | 安田記念(G1) 1着(-0.0) | 9 | |
3 | 5 | 牡6 | 56 | グァンチャーレ | 8 | 都大路ステークス(OP) 2着(0.5) | 2 | |
2017重 | 1 | 3 | 牡3 | 54 | サングレーザー | 2 | 仲秋ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 4 | 牡6 | 56 | ヒルノデイバロー | 12 | オパールステークス(OP) 2着(0.0) | 9 | |
3 | 2 | 牝5 | 54 | レッツゴードンキ | 1 | スプリンターズステークス(G1) 2着(0.9) | 5 | |
2016良 | 1 | 11 | 牡5 | 57 | サトノアラジン | 2 | 安田記念(G1) 4着(0.2) | 3 |
2 | 2 | 牡5 | 56 | サトノルパン | 8 | スプリンターズステークス(G1) 7着(0.2) | 14 | |
3 | 13 | 牡5 | 56 | エイシンスパルタン | 6 | 京王杯スプリングカップ(G2) 7着(0.5) | 1 | |
2015良 | 1 | 11 | 牝3 | 52 | アルビアーノ | 2 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 7着(0.1) | 1 |
2 | 14 | 牡6 | 56 | フィエロ | 1 | 安田記念(G1) 4着(0.4) | 2 | |
3 | 9 | セ4 | 56 | オメガヴェンデッタ | 4 | キーンランドカップ(G3) 4着(0.2) | 4 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡3 | 57 | ミッキーアイル | 1 | 安田記念(G1) 16着(2.0) | 2 |
2 | 12 | 牡3 | 56 | サンライズメジャー | 4 | ポートアイランドステークス(OP) 3着(0.0) | 1 | |
3 | 5 | 牡5 | 56 | フィエロ | 2 | 安田記念(G1) 8着(0.8) | 6 | |
2013稍重 | 1 | 10 | 牡3 | 54 | コパノリチャード | 8 | ポートアイランドステークス(OP) 16着(2.9) | 2 |
2 | 9 | 牡4 | 57 | ダイワマッジョーレ | 4 | 安田記念(G1) 9着(0.7) | 6 | |
3 | 7 | 牡5 | 58 | サダムパテック | 10 | 安田記念(G1) 13着(0.9) | 8 | |
2012良 | 1 | 15 | 牡4 | 57 | グランプリボス | 3 | 毎日王冠(G2) 6着(0.5) | 14 |
2 | 12 | 牡4 | 56 | テイエムオオタカ | 6 | オパールステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 13 | 牝4 | 54 | アドマイヤセプター | 7 | 白秋ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
2011良 | 1 | 2 | 牡4 | 57 | リディル | 1 | 米子ステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 10 | 牡5 | 58 | ジョーカプチーノ | 3 | キーンランドカップ(G3) 9着(1.0) | 2 | |
3 | 5 | 牡6 | 57 | オセアニアボス | 10 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 4着(0.3) | 5 | |
2010良 | 1 | 12 | 牡6 | 57 | マルカフェニックス | 3 | スプリンターズステークス(G1) 9着(0.6) | 11 |
2 | 2 | 牡5 | 57 | ショウナンアルバ | 9 | セントウルステークス(G2) 11着(0.6) | 8 | |
3 | 4 | 牡4 | 58 | ジョーカプチーノ | 10 | 日本ダービー2009(G1) 18着(9.3) | 7 |
過去10年のスワンステークス3着以内30頭中11頭を占めます。例年1~2頭ほど馬券圏内に好走し、好配当を演出しています。
過去10年のスワンステークス3着以内30頭中15頭を占めます。重馬場で行われた2017年は内枠決着となったものの、例年真ん中から外(特に6~8枠)の好走例が目立ちます。
過去10年のスワンステークス3着以内30頭中11頭を占めます。安田記念組やスプリンターズステークス組の好走例が目立ちます。
予想
今年のスワンステークス2020は、ほぼ例年並みのメンバーになるでしょうか。飛び抜けた馬は不在ですが、G1戦線で活躍しているアドマイヤマーズとサウンドキアラを中心に好メンバーが揃ったと思います。ただ近年、順当な決着が続いているとはいえ、毎年のように1~2頭ほど穴馬が馬券圏内に好走しているレース。今年も伏兵の好走があるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。内枠のアドマイヤマーズとサウンドキアラが気になりつつ、波乱期待で真ん中~外枠の追い込み馬を中心に狙いました。
先週までの京都は、差しが決まりやすい馬場でした。過去、真ん中~外枠の好走例が目立つレースですし、条件は良さそうです。休養明けに加え、G1に向けたレースになると思うので、勝ち切るかと言われると難しいと思いますが、馬券圏内期待ということで、本命評価にしました。
昨年の阪急杯以降、全く馬券には縁が無い馬ですが、いつも最後は堅実な末脚を見せています。追い込みが決まる馬場になっていれば、昨年のスワンステークス以上の結果があっても良さそう…。
前走京成杯オータムハンデキャップは、後方から大外に出しての追い込みで6着。直線進路が狭くなるところがありながらも、抜け出してからは良い脚を使っていました。前残りのレースだったことを考えれば、見せ場十分だったと思います。今回も後方からのレースになると思うので、あとは展開が向けば…という感じでしょうか。
10ボンセルヴィーソと迷って、カテドラルを押さえました。相手なりに走るタイプというよりは、後方からの追い込みが決まるレースでこそという馬でしょうか。前走からの勢いにも期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、7着、14着でした。本命◎ステルヴィオは、2着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 4 | 牡5 | 56 | カツジ | 11 | オパールステークス(LR) 9着(1.2) | 8 |
2 | 16 | 牡5 | 57 | ステルヴィオ | 3 | 京王杯スプリングカップ(G2) 2着(0.2) | 4 |
3 | 2 | 牡4 | 58 | アドマイヤマーズ | 2 | 安田記念(G1) 6着(0.7) | 6 |
波乱決着(3連単662,610円)。2着~12着まで僅差の大接戦でした。最後の直線では、狙っていたステルヴィオやアルーシャ、カテドラルが、良い脚で伸びて来ていたので、最後の最後まで楽しめる上位争いとなりました。
馬場の外から後方勢が突っ込んでくる中、逃げた大穴カツジが押し切って優勝。同じ内枠の人気馬アドマイヤやサウンドキアラも伸びを欠いてるだけに、今の京都の馬場で、内枠から前に行って押し切るのは、予想難解な展開だと思います。