高松宮記念2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

高松宮記念2017過去10年のデータと予想

日程 2017年3月26日(日曜日)
開催 中京競馬場 11R
距離 芝1200m
格付け GⅠ
条件 サラ系4歳以上
斤量 定量
出走数 18頭
天気 弱雨参考 中京競馬場 – ヤフー天気

スプリントG1「高松宮記念2017」です。春の短距離王を決める一戦ですが、近年のスプリントG1で活躍した馬が多く引退し、香港馬の出走も無いことから、例年に比べると今年は少し小粒なメンバーという印象です。

過去10年の高松宮記念の配当を見ると、以前は波乱の多いG1でしたが、中京競馬場改修後は、大きな波乱がありません。人気馬が結果を残している傾向にあります。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 890円 1,740円 6,690円
2015 7,480円 14,000円 81,560円
2014 10,400円 7,990円 71,040円
2013 470円 11,340円 27,200円
2012 950円 1,070円 5,930円
2011 2,370円 33,730円 129,290円
2010 2,690円 4,230円 23,750円
2009 1,750円 35,840円 191,140円
2008 4,610円 4,960円 38,840円
2007 40,250円 69,690円 546,450円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

高松宮記念2017
年度 着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
2016 1 4 牡5 ビッグアーサー 1 シルクロードステークス(G3) 5着(0.6)
2 6 牡5 ミッキーアイル 2 阪急杯(G3) 1着(-0.1)
3 8 牝4 アルビアーノ 3 オーシャンステークス(G3) 5着(0.5)
2015稍重 1 4 セ7 エアロヴェロシティ 4 Chairman’s Sprint Prize(G1) 2着
2 15 牡6 ハクサンムーン 6 オーシャンステークス(G3) 2着(0.1)
3 16 牡4 ミッキーアイル 3 阪急杯(G3) 2着(0.0)
2014不良 1 5 牡4 コパノリチャード 3 阪急杯(G3) 1着(-0.7)
2 17 牡6 スノードラゴン 8 オーシャンステークス(G3) 2着(0.2)
3 9 牝5 ストレイトガール 1 シルクロードステークス(G3) 1着(-0.4)
2013 1 11 牡5 ロードカナロア 1 阪急杯(G3) 1着(-0.1)
2 12 牡6 ドリームバレンチノ 2 シルクロードステークス(G3) 1着(-0.0)
3 13 牡4 ハクサンムーン 10 オーシャンステークス(G3) 9着(0.9)
2012 1 10 牝5 カレンチャン 2 オーシャンステークス(G3) 4着(0.2)
2 17 牡6 サンカルロ 3 阪急杯(G3) 3着(0.3)
3 1 牡4 ロードカナロア 1 シルクロードステークス(G3) 1着(-0.4)
2011(阪神) 1 4 牡8 キンシャサノキセキ 3 オーシャンステークス(G3) 2着(0.1)
2 8 牡5 サンカルロ 4 阪急杯(G3) 1着(-0.2)
3 6 牡7 アーバニティ 11 シルクロードステークス(G3) 2着(0.1)
2010(旧) 1 6 牡7 キンシャサノキセキ 1 オーシャンステークス(G3) 1着(-0.0)
2 17 牡6 ビービーガルダン 6 阪急杯(G3) 7着(0.6)
3 16 牡5 エーシンフォワード 3 阪急杯(G3) 1着(-0.2)
2009(旧) 1 13 牡5 ローレルゲレイロ 3 阪急杯(G3) 2着(0.2)
2 4 牝5 スリープレスナイト 1 スプリンターズステークス(G1) 1着(-0.2)
3 2 牡7 ソルジャーズソング 15 オーシャンステークス(G3) 4着(0.1)
2008(旧) 1 4 牡5 ファイングレイン 4 シルクロードステークス(G3) 1着(-0.2)
2 10 牡5 キンシャサノキセキ 5 阪急杯(G3) 5着(0.6)
3 1 牡6 スズカフェニックス 1 阪急杯(G3) 2着(0.0)
2007(旧) 1 8 牡5 スズカフェニックス 1 阪急杯(G3) 3着(0.0)
2 17 牡5 ペールギュント 13 中山記念(G2) 13着(1.4)
3 11 牡8 プリサイスマシーン 2 阪急杯(G3) 1着(-0.0)
前走オーシャンステークス

過去10年の高松宮記念3着以内30頭中8頭を占めます。2009年以降、8年連続で毎年1頭が馬券圏内に来ています。

前走阪急杯

過去10年の高松宮記念3着以内30頭中13頭を占めます。過去10年では、毎年1頭以上が馬券圏内に来ています。

前走シルクロードステークス

過去10年の高松宮記念3着以内30頭中6頭を占めます。昨年の優勝馬ビッグアーサーを除く5頭がシルクロードステークスで連対していました。

前走二桁着順

過去10年の高松宮記念3着以内では、以下の1頭のみです。

  • 2007年2着ペールギュント(前走中山記念13着)
オッズ

中京競馬場改修後の2012年以降では、単勝20倍未満の馬が15頭中14頭を占めます。順当な決着予想であれば、単勝20倍未満の馬が候補になりそうです。

年度 着順 馬名 オッズ
2016 1 ビッグアーサー 3.9倍
2 ミッキーアイル 3.9倍
3 アルビアーノ 5.1倍
2015 1 エアロヴェロシティ 6.5倍
2 ハクサンムーン 16.8倍
3 ミッキーアイル 5.2倍
2014 1 コパノリチャード 7.7倍
2 スノードラゴン 19.6倍
3 ストレイトガール 2.6倍
2013 1 ロードカナロア 1.3倍
2 ドリームバレンチノ 9.4倍
3 ハクサンムーン 85.6倍
2012 1 カレンチャン 3.9倍
2 サンカルロ 6.5倍
3 ロードカナロア 2.4倍

馬券予想

過去10年の傾向から「前走オーシャンステークス」「前走阪急杯」「前走シルクロードステークス」「単勝20倍未満」に注目です。

高松宮記念2017は、かなりの混戦になりそうです。スプリント戦線の世代交代を期待されていたシュウジは、前走阪急杯2017で8着に敗れてしまいました。新興勢力としては、オーシャンステークス2017を優勝したメラグラーナ、2着ナックビーナスがいますが、G1では未知数な印象です。その他、昨年のスプリンターズステークス2016を優勝したレッドファルクスなど、重賞実績のある馬が出走を予定しています。前哨戦の波乱や出走予定メンバーの実積を見ると、今年は波乱含みの予感がしてしまいますね…。

以下、簡単な考察と予想です。今週はレースが多い為、時間的な都合で、簡易な予想になります。波乱想定で予想しました。(;´д`)

◎⑫メラグラーナ

前走オーシャンステークス2017 1着。前走は、外をまわして、余力を感じさせるような強い勝ち方でした。G1では未知数ですが、今年の低調なメンバーなら無視は出来ないところでしょうか。

データ的にも前走オーシャンステークス組は、8年連続で馬券圏内に来ている好ローテですし、上位争いは十分に期待できそうです。

○⑮ヒルノデイバロー

消去法になってしまいますが、好相性の阪急杯2017組から押さえるとすれば、シュウジかヒルノデイバローか…という感じでしょうか。

前走阪急杯は、中団グループの後ろで脚を溜め、上がり最速の追い込みで2着という競馬でした。優勝したトーキングドラムもヒルノデイバローの猛追を抑え粘っての優勝で、甲乙付け難いところですが…。

前走は、芝転向後、初の3着以内に入ったレースになりましたが、2走前のシルクロードステークス2017も4着に好走しており、近走は芝のレースで安定してきている印象です。今回は、差のない混戦メンバーなので、差し追い込みが決まる流れになれば、上位争いに加わる可能性もありそうですね。

▲⑭トーキングドラム

前走阪急杯組2017からヒルノデイバローの他に、トーキングドラムも押さえました。

出走メンバーを見ると、スプリント重賞実績馬は多いものの、やはり抜けた馬は不在という感じがします。今回も人気薄確実ですから、シュウジが不発となった阪急杯で見せた末脚に期待して、押さえておこうと思います。

△②フィエロ

高松宮記念2017を狙っているようなローテではないですが、低調なメンバーだけに、人気薄なら…という感じはしますね。

8歳馬&重賞未勝利馬ながら、G1での好走実積はメンバー中1番といえるかもしれません。G1でミッキーアイルやアルビアーノ、モーリスと差のない競馬をしてきた馬なので、スプリント戦がハマれば上位争いも…と、穴をあけることを期待しています。

3連複4頭ボックス ◎○▲△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、5着、6着、10着、11着でした。

本命◎メラグラーナは10着でした。

高松宮記念2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 6 牡4 セイウンコウセイ 5 シルクロードステークス(G3) 2着(0.0)
2 3 牝5 レッツゴードンキ 2 京都牝馬ステークス(G3) 1着(-0.3)
3 4 牡6 レッドファルクス 1 香港スプリント(G1) 12着

波乱予想だっただけにカスリもせず…(´・ω・`)

波乱どころか、3着以内はガチガチに近い決着となりました。データ的には、単勝オッズ20倍未満が狙い目のレースですが、今回もそのままの決着でした。

どうやら今日は前に行かないと話にならない馬場だったようで、高松宮記念2017も内枠中団より前にいた馬が上位を占めました。狙っていたメラグラーナ、ヒルノデイバロー、トーキングドラムはともに脚を溜めるタイプで、後方から外をまわしてという内容でした。今日のレースで求められていたタイプと真逆でした。

優勝したセイウンコウセイは重賞未勝利馬で、如何にも混戦のスプリントG1という感じですね。

タイトルとURLをコピーしました