高松宮記念2019過去10年のデータと予想

高松宮記念2019

スプリントG1、高松宮記念2019です。近年はやや層が薄い印象のスプリント戦線。さらにスプリント王者ファインニードルやレッドファルクスが引退し、絶対的王者が不在の中で行われます。

配当

過去10年の高松宮記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。3連複万馬券も5回出ており、やや波乱含みといえそうです。ただ中京競馬場が改修された2012年以降では、高配当の3連単は出ておらず、上位人気馬が結果を残す傾向にあります。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は阪神開催、2010年以前は改修前の中京競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の高松宮記念3着以内30頭中9頭を占めます。2017年を除く9回で、毎年1頭が馬券圏内に来ています。

過去10年の高松宮記念3着以内30頭中9頭を占めます。2017年～2018年を除く8回で、毎年1頭以上が馬券圏内に来ています。

過去10年の高松宮記念3着以内30頭中7頭を占めます。2016年の優勝馬ビッグアーサーを除く6頭がシルクロードステークスで連対していました。

中京競馬場改修後、過去7年の高松宮記念3着以内21頭中19頭が単勝20倍未満でした。そのうち単勝10倍未満は17頭を占めます。上位人気馬が結果を残す傾向にありそうです。

過去10年の高松宮記念3着以内では、2017年3着馬レッドファルクス（前走香港スプリント12着）のみです。レッドファルクスを除くと、前走勝ち馬から1秒以上離されて負けていた馬はいません。

予想

近年のスプリントG1優勝馬が引退し、王者不在の中で行われる今年の高松宮記念2019。力関係がはっきりしないことに加え、実力が伯仲している印象を受けるので、馬券は難関なものになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。好位～中団で進めそうな馬を中心に狙いました。

過去、好走例の多いシルクロードステークス連対馬。メンバーに恵まれた感じはしますが、直近2戦は2着以下と力の差を感じる内容でした。重賞2連勝の勢いと新しいスプリント王者誕生に期待して…。

過去、好走例の多いオーシャンステークス好走馬。6歳牝馬ながら、力を落としている印象はありません。好位で上手く脚を溜めることが出来れば…。

好走例の多い阪急杯組。昨年と一昨年の高松宮記念では、ともに2着に好走しています。層が厚くなったという印象もないので、今年のメンバーが相手なら、上位争いを期待できそうです。

好走例の多い阪急杯組。前走は1番人気の支持を集めたものの、不発の7着に敗れました。3走前のオーロカップも同じような内容で5着に敗れていますし、速い時計が合わないタイプかもしれません。強い4歳世代ですし、当日の馬場が速すぎないようなら、穴をあける場面があっても…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、6着、14着でした。本命◎ダノンスマッシュは、4着でした。

3連単4,497,470円の大波乱決着。当然にカスリもしない結果でした。

昨夜ギリギリで消したミスターメロディが優勝。センスのない予想になってしまいました。さらに速い時計に不安があると思っていたものの、勝ち時計1:07.3ですから、全く関係のない強さだったと思います。

好位～中団のインコースでじっと脚を溜めていた馬による決着。外を回した馬にはノーチャンスでした。外差しで4着まで突っ込んできたダノンスマッシュは流石という感じもします。

しかし2～3着に下位人気馬が激走。阪急杯組1頭＆シルクロードステークス組1頭＆オーシャンステークス組1頭とデータ通りの決着ですが、流石にこの2頭は出が出せないタイプだと思います。ロードカナロア引退以降、王者不在で層が薄いスプリント戦線という感じがしますね。