宝塚記念2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

宝塚記念2018過去10年のデータと予想

日程 2018年6月24日(日曜日)
開催 阪神競馬場 11R
距離 芝2200m
格付け GⅠ
条件 サラ系3歳以上
斤量 定量(牡58kg、牝56kg)
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

宝塚記念2018

グランプリG1「宝塚記念2018」です。国内の実力馬が集う上半期の大一番。今年は、圧倒的な人気を集めそうな日本馬が不在ですが、サトノダイヤモンドやヴィブロス、香港からGⅠ4勝のワーザーなど、楽しみなメンバーが揃いました。

コース形態

阪神競馬場の芝2200mコース

過去10年の宝塚記念の配当を見ると、2014~2015年が高配当決着となりましたが、3連単1~2万円台という決着が多い傾向にあります。とはいえ、穴馬の好走例は多いので、特に3連系の馬券は、難しいと言えるかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 5,250円 10,670円 70,420円
2016 2,440円 2,800円 26,250円
2015 12,900円 157,770円 528,510円
2014 8,990円 57,870円 251,440円
2013 5,150円 2,910円 23,420円
2012 1,010円 3,230円 11,550円
2011 1,660円 2,020円 17,480円
2010 5,150円 7,920円 77,160円
2009 2,630円 720円 10,630円
2008 1,080円 10,660円 55,780円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。

宝塚記念2018
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2017稍重 1 11 牡5 サトノクラウン 3 大阪杯(G1) 6着(0.4) 3
2 2 牡6 ゴールドアクター 5 天皇賞(春)(G1) 7着(1.1) 5
3 8 牝5 ミッキークイーン 4 ヴィクトリアマイル(G1) 7着(0.5) 1
2016稍重 1 16 牝5 マリアライト 8 目黒記念(G2) 2着(0.0) 1
2 9 牡4 ドゥラメンテ 1 Dubai Sheema Classic(G1) 2着
3 3 牡4 キタサンブラック 2 天皇賞春(G1) 1着(-0.0) 2
2015 1 16 牡5 ラブリーデイ 6 鳴尾記念(G3) 1着(-0.3) 2
2 6 牝5 デニムアンドルビー 10 天皇賞春(G1) 10着(0.9) 9
3 1 牝4 ショウナンパンドラ 11 ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.9) 7
2014 1 11 牡5 ゴールドシップ 1 天皇賞春(G1) 7着(0.5) 2
2 5 セ6 カレンミロティック 9 鳴尾記念(G3) 4着(0.0) 2
3 3 牝5 ヴィルシーナ 8 ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-0.1) 11
2013 1 10 牡4 ゴールドシップ 2 天皇賞春(G1) 5着(0.9) 1
2 4 牡5 ダノンバラード 5 鳴尾記念(G3) 3着(0.2) 3
3 11 牝4 ジェンティルドンナ 1 Dubai Sheema Classic(G1) 2着
2012 1 11 牡4 オルフェーヴル 1 天皇賞春(G1) 11着(1.8) 1
2 7 牡5 ルーラーシップ 2 Queen Elizabeth II Cup(G1) 1着
3 2 牡4 ショウナンマイティ 6 鳴尾記念(G3) 2着(0.1) 1
2011 1 2 牡6 アーネストリー 6 金鯱賞(G2) 3着(0.5) 3
2 8 牝5 ブエナビスタ 1 ヴィクトリアマイル(G1) 2着(0.0) 1
3 4 牡4 エイシンフラッシュ 3 天皇賞春(G1) 2着(0.1) 3
2010稍重 1 17 牡4 ナカヤマフェスタ 8 メトロポリタンステークス(OP) 1着(-0.3) 3
2 8 牝4 ブエナビスタ 1 ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-0.0) 1
3 2 牡5 アーネストリー 3 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) 1
2009 1 9 牡5 ドリームジャーニー 2 天皇賞春(G1) 3着(0.3) 5
2 8 牡6 サクラメガワンダー 3 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) 1
3 11 牡4 ディープスカイ 1 安田記念(G1) 2着(0.1) 2
2008 1 9 牡6 エイシンデピュティ 5 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) 2
2 2 牡5 メイショウサムソン 1 天皇賞春(G1) 2着(0.0) 2
3 1 牡6 インティライミ 11 金鯱賞(G2) 7着(0.7) 4
人気

過去10年の宝塚記念では、1番人気が複勝率80%(2-4-2-2)という好成績を残しています。一方、穴馬の好走例も多く、5番人気以下の馬が過去10年の3着以内30頭中13頭を占めます。2009年を除く9回で、5番人気以下の穴馬が馬券圏内に好走しています。

前走天皇賞春

過去10年の宝塚記念3着以内30頭中9頭を占めます。2010年を除く過去9回で、毎年1頭ずつ馬券圏内に好走しています。

前走鳴尾記念

鳴尾記念の開催時期が変更になった2012年以降の過去6年の宝塚記念では、鳴尾記念組の好走例が多くなっています。

  • 2012年3着ショウナンマイティ(鳴尾記念2着)
  • 2013年2着ダノンバラード(鳴尾記念3着)
  • 2014年2着カレンミロティック(鳴尾記念4着)3着とクビ差の4着
  • 2015年1着ラブリーデイ(鳴尾記念1着)
  • 2016年5着ステファノス(鳴尾記念2着)
  • 2017年 鳴尾記念組の出走なし
8枠

過去10年の宝塚記念優勝馬10頭中6頭を占めます。直近5年連続で、8枠の馬が優勝しています。

前走馬券圏外

過去10年の宝塚記念3着以内30頭中10頭を占めます。そのうち8頭前走G1レースに出走していました。残る2頭は、ともに6歳馬で前年度の有馬記念に出走していました。

  • 2014年2着カレンミロティック(有馬記念2013 6着)
  • 2008年3着インティライミ(有馬記念2007 9着)
年齢

過去10年の宝塚記念3着以内では、7歳以上の馬がいません

予想

今年の宝塚記念2018は、抜けた実力馬が不在のため、やや上位争いは混戦という感じがします。例年、軸に出来そうな1番人気がいますが、今年は押し出される形の1番人気になると思います。香港馬ワーザーの評価も難しく、予想&的中ともに難しいものになりそうですね。

以下、簡単な考察と予想です。軸馬すら悩んでしまうほど、難しいメンバーですね。当たる気がしないです。【追記】馬場悪化が気になります…。土曜からのタフな馬場が続くようであれば、予想と真逆に近い結果がありえそうですね。タフな馬場だと、キセキやサトノクラウン、ステイゴールド産(パフォーマプロミス)あたりが候補になりそうですが…。
◎③サトノダイヤモンド

前走大阪杯2018は、スローの中、後方待機。最後は外に出して外から一気でした。進路の選択にも難があったような印象で、空回りした敗戦に見えました。フランス遠征後、勝ち切れない競馬が続いていますが、ポテンシャルはトップクラスのはずです。復活に期待して。

○⑩ヴィブロス

実績面では上位争いの候補になりそうですが、セオリー通りなら、海外帰り初戦というのは心配な要素になるでしょうか。ただ近年の宝塚記念では、ディープインパクト産の牝馬の好走例が多く、人気薄を含め、直近6年連続で馬券圏内に好走しています。

  • 2017年3着ミッキークイーン
  • 2016年1着マリアライト
  • 2015年2着デニムアンドルビー
  • 2015年3着ショウナンパンドラ
  • 2014年3着ヴィルシーナ
  • 2013年3着ジェンティルドンナ
△④ミッキーロケット

好走例の多い天皇賞春組。ミッキーロケット、アルバート、スマートレイアーの中では、ミッキーロケットが候補になるでしょうか。勝ち切れないレースが続いているものの、前走並みに走ることが出来れば、上位争いに食い込んできてもおかしくは無さそうです。

△①ステファノス

前走新潟大賞典2018は、行きっぷりも悪く、スローペースをズルズル下げて、後方からの競馬。全く見せ場が無いまま、11着に敗れてしまいました。約5カ月の休養明けに加えて、トップハンデ58kgも響いたのかもしれません。データ傾向からは、買い難い7歳馬ですが、一度叩いてからのG1で好走することが多いのは魅力ですね。最内枠の岩田ジョッキーにも期待して。

3連複◎○△△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、6着、7着でした。本命◎サトノダイヤモンドは、6着でした。

宝塚記念2018
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走 前走人気
1 4 牡5 ミッキーロケット 7 天皇賞(春)(G1) 4着(0.2) 9
2 13 セ7 ワーザー 10 The Lion Rock Trophy(G3) 6着
3 2 牡5 ノーブルマーズ 12 目黒記念(G2) 2着(0.1) 10

晩に録画を見ました。波乱決着で3連単は492,560円に…。しかし1~6番人気がすべて飛ぶのは、買えないですね…。(´・ω・`;)

優勝は、押さえていたミッキーロケット。唯一の天皇賞春好走馬でした。データ傾向からは、押さえるべき1頭ですが、頭からは狙えないですね…。馬場が回復したことで、インコースを通ったことがプラスに働いたと思います。内でじっくり脚を溜めての抜け出し。完璧に近いような騎乗でした。

逆に本命サトノダイヤモンドは、インコースを避けたのかスタートから下げて外に出していました。直線は伸び切れずという印象で、まだ強かった頃の状態に無いのかもしれません。

それにしてもワーザーは強かったですね。内を通ってきた馬が上位争いするのかと思いきや、外から突っ込んできました。馬体重マイナス27kgを見る限り、状態が良かったとも思えません。やはり能力的には、格上の馬でした。

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