日程 | 2019年6月23日(日曜) |
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開催 | 阪神競馬場 11R |
距離 | 芝2200m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量4歳以上58kg 牝馬2kg減 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 雨(ヤフー天気) |
宝塚記念2019
グランプリG1、宝塚記念2019です。国内の実力馬が集う上半期の大一番。毎年レベルの高いレースが繰り広げられます。今年もG1実績馬を中心に、楽しみなメンバーが揃いました。
配当
過去10年の宝塚記念の配当を見ると、3連単10馬券超えが3回あります。大きな波乱は少ないものの、穴馬の連対が多く、馬連が好配当になる傾向にあります。やや波乱含みのレースと言えそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 9,200円 | 93,450円 | 492,560円 |
2017 | 5,250円 | 10,670円 | 70,420円 |
2016 | 2,440円 | 2,800円 | 26,250円 |
2015 | 12,900円 | 157,770円 | 528,510円 |
2014 | 8,990円 | 57,870円 | 251,440円 |
2013 | 5,150円 | 2,910円 | 23,420円 |
2012 | 1,010円 | 3,230円 | 11,550円 |
2011 | 1,660円 | 2,020円 | 17,480円 |
2010 | 5,150円 | 7,920円 | 77,160円 |
2009 | 2,630円 | 720円 | 10,630円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018稍重 | 1 | 4 | 牡5 | ミッキーロケット | 7 | 天皇賞(春)(G1) 4着(0.2) | 9 |
2 | 13 | セ7 | ワーザー | 10 | The Lion Rock Trophy(G3) 6着 | ||
3 | 2 | 牡5 | ノーブルマーズ | 12 | 目黒記念(G2) 2着(0.1) | 10 | |
2017稍重 | 1 | 11 | 牡5 | サトノクラウン | 3 | 大阪杯(G1) 6着(0.4) | 3 |
2 | 2 | 牡6 | ゴールドアクター | 5 | 天皇賞(春)(G1) 7着(1.1) | 5 | |
3 | 8 | 牝5 | ミッキークイーン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) 7着(0.5) | 1 | |
2016稍重 | 1 | 16 | 牝5 | マリアライト | 8 | 目黒記念(G2) 2着(0.0) | 1 |
2 | 9 | 牡4 | ドゥラメンテ | 1 | Dubai Sheema Classic(G1) 2着 | ||
3 | 3 | 牡4 | キタサンブラック | 2 | 天皇賞春(G1) 1着(-0.0) | 2 | |
2015良 | 1 | 16 | 牡5 | ラブリーデイ | 6 | 鳴尾記念(G3) 1着(-0.3) | 2 |
2 | 6 | 牝5 | デニムアンドルビー | 10 | 天皇賞春(G1) 10着(0.9) | 9 | |
3 | 1 | 牝4 | ショウナンパンドラ | 11 | ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.9) | 7 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡5 | ゴールドシップ | 1 | 天皇賞春(G1) 7着(0.5) | 2 |
2 | 5 | セ6 | カレンミロティック | 9 | 鳴尾記念(G3) 4着(0.0) | 2 | |
3 | 3 | 牝5 | ヴィルシーナ | 8 | ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-0.1) | 11 | |
2013良 | 1 | 10 | 牡4 | ゴールドシップ | 2 | 天皇賞春(G1) 5着(0.9) | 1 |
2 | 4 | 牡5 | ダノンバラード | 5 | 鳴尾記念(G3) 3着(0.2) | 3 | |
3 | 11 | 牝4 | ジェンティルドンナ | 1 | Dubai Sheema Classic(G1) 2着 | ||
2012良 | 1 | 11 | 牡4 | オルフェーヴル | 1 | 天皇賞春(G1) 11着(1.8) | 1 |
2 | 7 | 牡5 | ルーラーシップ | 2 | Queen Elizabeth II Cup(G1) 1着 | ||
3 | 2 | 牡4 | ショウナンマイティ | 6 | 鳴尾記念(G3) 2着(0.1) | 1 | |
2011良 | 1 | 2 | 牡6 | アーネストリー | 6 | 金鯱賞(G2) 3着(0.5) | 3 |
2 | 8 | 牝5 | ブエナビスタ | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 4 | 牡4 | エイシンフラッシュ | 3 | 天皇賞春(G1) 2着(0.1) | 3 | |
2010稍重 | 1 | 17 | 牡4 | ナカヤマフェスタ | 8 | メトロポリタンステークス(OP) 1着(-0.3) | 3 |
2 | 8 | 牝4 | ブエナビスタ | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 2 | 牡5 | アーネストリー | 3 | 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) | 1 | |
2009良 | 1 | 9 | 牡5 | ドリームジャーニー | 2 | 天皇賞春(G1) 3着(0.3) | 5 |
2 | 8 | 牡6 | サクラメガワンダー | 3 | 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 11 | 牡4 | ディープスカイ | 1 | 安田記念(G1) 2着(0.1) | 2 |
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中14頭を占めます。2009年を除く過去9回で、穴馬が連対しています。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中9頭を占めます。2010年を除く過去9回で、毎年1頭が馬券圏内に好走しています。
鳴尾記念の開催時期が変更になった2012年以降、過去7年の宝塚記念では、鳴尾記念組の好走例が目立ちます。ただ2017~2019年の鳴尾記念は、層が薄いメンバー構成だったため、今年はやや買い難いかもしれません。
- 2012年3着ショウナンマイティ(鳴尾記念2着)
- 2013年2着ダノンバラード(鳴尾記念3着)
- 2014年2着カレンミロティック(鳴尾記念4着)3着とクビ差の4着
- 2015年1着ラブリーデイ(鳴尾記念1着)
- 2016年5着ステファノス(鳴尾記念2着)
- 2017年 鳴尾記念組の出走なし
- 2018年 鳴尾記念組の好走馬なし
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中10頭を占めます。外枠や二桁馬番の連対が目立ちます。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中12頭を占めます。そのうち10頭が前走G1レースに出走していました。
予想
G1馬が6頭、今年の宝塚記念2019は好メンバーが揃いました。5歳の実績馬が中心で、4歳馬がエタリオウ1頭のみというのは少し残念ですが、高いレベルのレースを期待できそうです。
ただ何が来てもおかしくない実力馬が揃ったことに加え、人気馬(スワーヴリチャード、リスグラシュー、レイデオロ)が海外帰り初戦。波乱の可能性は十分にありそうです。
以下、簡単な考察と予想です。勝ち馬候補が多いことに加え、3着なら殆ど全頭にチャンスがありそうなメンバー構成。カスリもしない決着になってもおかしく無さそう…。
単騎で逃げることが出来そうなメンバー構成。最後何かに差されて…というレースが続いていますが、直近4戦のG1レースの安定感を考えれば、上位争いの候補になりそうです。ここは深く考えず本命。
タフな馬場で行われた前走大阪杯を優勝。今の阪神の馬場は良いかもしれません。切れる脚が無いタイプなので、スムーズに先行できれば…。
好走例の多い天皇賞春組。エタリオウとクリンチャーなら、近走の実績では、エタリオウの方が狙いやすいでしょうか。離れた後方から進めるレースが続いているので、展開に左右されるタイプといえそうです。脚質から軸では狙い難いものの、好ローテの伏兵と考えれば、押さえても良いかもしれません。横山ジョッキーの新味に期待して…。
過去わりと好走例の多い7~10番人気あたりの穴馬。マカヒキ、クリンチャー、スティッフェリオあたりが候補になるでしょうか。紐荒れに期待して、適当に押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、7着、9着でした。本命◎キセキは、2着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 牝5 | リスグラシュー | 3 | クイーンエリザベス2世カップ(G1) 3着 | 2 |
2 | 1 | 牡5 | キセキ | 1 | 大阪杯(G1) 2着(0.0) | 2 |
3 | 11 | 牡5 | スワーヴリチャード | 6 | ドバイシーマクラシック(G1) 3着 | 3 |
晩に録画を見ました。
近年の宝塚記念としては珍しい上位人気馬による決着。キセキをマークする形で2番手で進めたリスグラシューがの完勝となりました。前残りで、直線入ったところで前にいた5頭がそのまま1~5着を占めるレースでした。
前残りだったこともあり、人気を集めたレイデオロや押さえていたエタリオウは、全く展開が向かなかったと言って良いかもしれません。