七夕賞2020過去データと予想

七夕賞2020

サマー2000シリーズ第一戦、七夕賞2020です。ハンデ戦ということもあって波乱決着の多い一戦。例年、上位人気の総崩れがあったり、下位人気馬の激走もあり、かなり難解なレースとなっています。

配当

過去10年の七夕賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えが6回あります。さらに3連複万馬券は9回、馬連万馬券は4回と毎年のように荒れるレースとなっています。今年も波乱を想定しておいた方が良いかもしれません。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は、中山競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の七夕賞3着以内30頭中18頭を占めます。そのうち二桁人気馬は9頭に及び、人気馬が不振傾向にあります。さらに昨年を除くと、1～3番人気から2頭以上が馬券圏内に好走した年がありません。穴馬が馬券圏内の中心といっても良さそうです。

過去10年の七夕賞3着以内30頭中21頭を占めます。大敗からの巻き返しも見られます。

過去10年の七夕賞3着以内30頭中22頭を占めます。真ん中～外枠の好走例が多く、近年は6枠や8枠の好走例が目立ちます。

予想

今年の七夕賞2020は、例年通り波乱必死のレースだと思います。鉄板ローテは無く、例年前走オープン特別で好走していた馬や重賞レースに出走していた馬が上位争いを演じています。今年は休養明けの有力馬も多いので、かなり難解なレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。過去データの傾向から、真ん中より外の穴馬を中心に選びましたが、とにかく全く当たる気がしません。

追記修正：レッドローゼスとクレッシェンドラヴを無印に変更しました。◎ノーブルマーズを〇に変更、◎ヒンドゥタイムズと△バレリオを追加しました。

近年好走例が多い6枠。好位で進めることが出来そうな外枠の馬ということで狙いました。ヴァンケドミンゴ同様、前走3勝クラス出走馬は買い難い要素ですが、安定した成績を残している2000m戦にも期待して…。

内枠でロスなく先行してこそというタイプなので、やや買い難いところですが…。目立った逃げ先行馬は不在なので、すんなり好位をとれるかもしれません。タフな馬場で行われた2走前京都記念は、強い相手に直線で見せ場のある4着でした。前走目黒記念も外差し勢が突っ込んで来る中、インコースからスルスルと良い脚で伸びていました。重賞で上位争いに加わっても良さそうな内容を見せているので、今回のメンバーで穴馬扱いなら狙っても面白そうです。

前走3勝クラスというのは買い難いですが、近年好走例が多い6枠。福島コース4戦4勝の福島巧者ですし、波乱期待で押さえました。今まで戦ってきた相手から一気に強くなるので、前走からの勢いとコース適性でどこまで…という感じでしょうか。

最内枠からある程度、前々の位置で進めることが出来れば…ということで押さえました。前走メトロポリタンステークスは、ウラヌスチャーム、タイセイトレイル、アイスバブル、サトノクロニクルなど、結構骨っぽいメンバー相手に2着。今回のメンバーなら上位食い込みがあっても…。

昨年の福島民報杯優勝、福島記念5着。今年は福島民報杯4着とこのコースで安定した成績を残しています。福島民報杯のように外差しが突っ込んで来るレースになれば、上位食い込みがあっても良さそうです。

マイネルサーパスと迷って、クレッシェンドラヴを押さえました。福島コースで連対を外していないコース巧者。昨年の七夕賞2着、福島記念1着と好成績を残しています。父ステイゴールド、母父Sadler’s Wellsからタフな馬場もこなしそうな印象を受けますし、今の馬場にも対応できるかもしれません。不安要素は、内枠と6ヵ月半の休養明けの状態面だけでしょうか。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、10着、13着でした。本命◎ヒンドゥタイムズは、4着でした。

波乱決着（3連単111,330円）でした。

前残り傾向の土曜から一転、やや差し傾向の馬場。先行～好位の馬に予想を変更したものの、結果的には変更前の方が良かった感じです…。優勝したクレッシェンドラヴは絶妙な位置取りだったと思います。差しが決まる馬場だったとはいえ、後方から直線一気となった本命ヒンドゥタイムズは、馬券圏内はあったんじゃないかと思える内容でした。