天皇賞秋 2017 過去10年のデータと予想

日程 2017年10月29日(日曜日)
開催 東京競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け GⅠ
条件 サラ系3歳以上
斤量 定量
出走数 18頭
天気 雨(Yahoo!天気・災害)

天皇賞秋 2017

例年ハイレベルな一戦となる「 天皇賞秋 2017 」です。過去3着以内に来た馬を見る限り、強い馬しか来ていません。穴馬の好走はありますが、天皇賞秋以降もG1戦線で活躍する馬ばかりで、穴馬でさえ実力馬というレースになっています。

先週の台風の影響で荒れた馬場。どの程度馬場が回復するのか、どのような馬場状態になるのかによって、波乱要素が無くはないと思っています。

コース形態

東京競馬場の芝コース
東京競馬場の芝コース

過去10年の天皇賞秋の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。何年かに一度、波乱決着になるという感じです。今年の波乱決着は否定できないところでしょうか。ちなみに、2008年は単勝2.7倍(1番人気)のウオッカが優勝、2010年は単勝2.2倍(1番人気)のブエナビスタが優勝。人気の牝馬が結果を残した2回がともに硬い決着となっています。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 2,420円 7,430円 32,400円
2015 7,340円 24,850円 109,310円
2014 3,140円 2,850円 23,290円
2013 1,190円 1,400円 14,310円
2012 3,250円 3,990円 39,520円
2011 7,020円 22,790円 214,010円
2010 1,030円 1,680円 7,480円
2009 16,490円 9,970円 102,110円
2008 550円 710円 3,250円
2007 4,970円 36,730円 183,380円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考ください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

横にスクロールして下さい。
天皇賞秋 2017
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2016 1 8 牡5 モーリス 1 札幌記念(G2) 2着(0.3) 1
2 12 牡4 リアルスティール 7 安田記念(G1) 11着(1.0) 2
3 14 牡5 ステファノス 6 毎日王冠(G2) 5着(0.8) 2
2015 1 8 牡5 ラブリーデイ 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.2) 1
2 14 牡4 ステファノス 10 毎日王冠(G2) 7着(0.5) 6
3 16 牡4 イスラボニータ 6 毎日王冠(G2) 3着(0.2) 7
2014 1 4 牡5 スピルバーグ 5 毎日王冠(G2) 3着(0.1) 5
2 1 牝5 ジェンティルドンナ 2 宝塚記念(G1) 9着(1.2) 3
3 15 牡3 イスラボニータ 1 セントライト記念(G2) 1着(-0.2) 1
2013 1 7 牡4 ジャスタウェイ 5 毎日王冠(G2) 2着(0.1) 6
2 9 牝4 ジェンティルドンナ 1 宝塚記念(G1) 3着(0.6) 1
3 6 牡6 エイシンフラッシュ 3 毎日王冠(G2) 1着(-0.1) 4
2012 1 12 牡5 エイシンフラッシュ 5 毎日王冠(G2) 9着(0.6) 2
2 4 牡3 フェノーメノ 1 セントライト記念(G2) 1着(-0.2) 1
3 6 牡5 ルーラーシップ 2 宝塚記念(G1) 2着(0.3) 2
2011 1 12 牡5 トーセンジョーダン 7 札幌記念(G2) 1着(-0.0) 1
2 7 牡4 ダークシャドウ 2 毎日王冠(G2) 1着(-0.0) 1
3 8 牡4 ペルーサ 6 天皇賞春(G1) 8着(0.9) 4
2010稍重 1 2 牝4 ブエナビスタ 1 宝塚記念(G1) 2着(0.1) 1
2 7 牡3 ペルーサ 4 毎日王冠(G2) 5着(0.5) 1
3 12 牡5 アーネストリー 2 札幌記念(G2) 1着(-0.3) 1
2009 1 3 牡8 カンパニー 5 毎日王冠(G2) 1着(-0.2) 4
2 2 牡5 スクリーンヒーロー 7 宝塚記念(G1) 5着(0.5) 6
3 7 牝5 ウオッカ 1 毎日王冠(G2) 2着(0.2) 1
2008 1 14 牝4 ウオッカ 1 毎日王冠(G2) 2着(0.0) 1
2 7 牝4 ダイワスカーレット 2 大阪杯(G2) 1着(-0.1) 1
3 2 牡3 ディープスカイ 3 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.0) 1
2007稍重 1 1 牡4 メイショウサムソン 1 宝塚記念(G1) 2着(0.1) 2
2 9 牡4 アグネスアーク 7 毎日王冠(G2) 2着(0.2) 5
3 6 牡6 カンパニー 6 関屋記念(G3) 1着(-0.6) 1

過去10年の天皇賞秋では、内枠(1~4枠)が優勢の傾向にあります。東京芝2000mは、スタート直後にコーナーがあり、外枠の馬が外をまわされる展開になることが多いためだと思われます。ただ直近3年は、外枠(7~8枠)の馬も3着以内に好走しており、深く考える必要はないかもしれません。

年齡

過去10年の天皇賞秋3着以内30頭中27頭が3~5歳馬でした。6歳以上で3着以内に来たのは、以下の2頭だけでした。ともにリピーターで、エイシンフラッシュは前年度(2012年)の優勝馬、カンパニーは8歳の引退直前にG1を2連勝した大器晩成型の馬でした。

  • 2013年3着エイシンフラッシュ(牡6歳)
  • 2009年1着カンパニー(牡8歳)
  • 2007年3着カンパニー(牡6歳)

前走毎日王冠

過去10年の天皇賞秋3着以内30頭中13頭を占めます。毎日王冠で差し追い込みが届かなかった馬の好走例が多いです。13頭中10頭毎日王冠2着以下からの巻き返しというのは、注意したい傾向です。

前走春のG1

過去10年の天皇賞秋3着以内では、春のG1からぶっつけ本番だった馬が延べ7頭いますが、そのうちペルーサを除く6頭はG1優勝経験がありました。ちなみにペルーサは、前年の天皇賞秋で2着に好走していました。

  • 2007年1着メイショウサムソン(天皇賞春、日本ダービー、皐月賞)
  • 2009年2着スクリーンヒーロー(ジャパンカップ)
  • 2011年3着ペルーサ(前年天皇賞秋2着)
  • 2012年3着ルーラーシップ(クイーンエリザベスカップ)
  • 2013年2着ジェンティルドンナ(ジャパンカップ、秋華賞、オークス、桜花賞)
  • 2014年2着ジェンティルドンナ(ドバイシーマクラシック、ジャパンカップ二連覇、秋華賞、オークス、桜花賞)
  • 2016年2着リアルスティール(ドバイターフ)

前走重賞勝ち

過去10年の天皇賞秋3着以内では、前走毎日王冠&前走G1以外だった馬が9頭いますが、昨年の優勝馬モーリスを除く8頭が前走重賞優勝馬でした。モーリスが化け物クラスだったと考えると、前走毎日王冠&前走G1以外の馬は、前走重賞優勝馬が3着以内の候補になりそうです。

馬券予想

過去10年の傾向から「内枠」「3~5歳馬」「前走毎日王冠」「前走春のG1(G1馬のみ)」「前走重賞優勝馬」に注目です。

天皇賞秋 2017 は、前走宝塚記念2017で不可解な負け方をしたキタサンブラックの巻き返しに注目していますが、その他、このままで終わるとは思えないソウルスターリングなど、豪華なメンバーが揃っています。馬券的には難解なレースになりそうですね。(;´・ω・`A “`

以下、簡単な考察と予想です。

先週荒れた馬場に加えて、台風の接近で雨が降る模様です。ソウルスターリングの巻き返しに期待していましたが、柔らかい馬場が苦手みたいなので、馬券的には無印にしました。…しかし、馬場状態に加えて、ハイレベルな混戦のため、全く当たる気がしないです。
◎②サトノクラウン

前走宝塚記念2017 1着。雨の予報が出ており、時計の掛かる馬場になる可能性が高そうですね。この馬にとっては、ベストの馬場状態になるかもしれません。深く考えず、本命で。

○⑦キタサンブラック

前走宝塚記念2017 9着。2走前の天皇賞春2017がタフな内容だったのか、天皇賞春2017出走馬が次走崩れたり、休養が長くなっているケースが目立ちます。大阪杯2017→天皇賞春2017からのG1レース3戦目というのもハードだったのかもしれません。

実績面ではメンバー中トップの馬なので、4ヶ月の休養を挟み、良い状態で出走できるなら勝ち負けがあっても不思議では無さそうです。

▲⑮マカヒキ

前走毎日王冠2017 6着。「ダービーの前ぐらいのデキにある」という前走が残念な結果でした。上位3頭が上がり32秒台で、ディープインパクト産3頭の独占。同じくディープインパクト産のマカヒキは切れる脚が無く6着に終わりました。ただ好位で進めていたことを考えると、3頭並の脚を使うのは無理があったかもしれません。

先週の大雨と今週の雨で、引き続きタフな馬場になる可能性がありそうな馬場状態。例年、毎日王冠で速い上がりを使った馬が狙い目というレースですが、今年はその真逆を狙ってみるのも面白そうです。稍重とは思えない馬場だった京都記念2017で、優勝したサトノクラウンから0.2秒差の3着がマカヒキでした。もしも力のいる馬場に対応することができ、復調しているようであれば…。

△⑬グレーターロンドン

前走毎日王冠2017 3着。2着サトノアラジンは良馬場がベストだと思うので、こちらを押さえました。

終いは良い脚を使う馬で、例年の天皇賞秋であれば、毎日王冠で速い上がりを使って差し切れずという馬は、狙い目ではあります。だた馬場状態と馬場適正が分からないだけに、不安も残りますね。一応の押さえということで…。

3連複◎○▲△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、9着でした。

本命◎サトノクラウンは2着でした。

天皇賞秋 2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 7 牡5 キタサンブラック 1 宝塚記念(G1) 9着(1.3)
2 2 牡5 サトノクラウン 2 宝塚記念(G1) 1着(-0.1)
3 8 牡4 レインボーライン 13 宝塚記念(G1) 5着(0.9)

やはりというかダメでした…。本命対抗のワンツーフィニッシュでしたが、データ傾向からレインボーラインは消していたので、仕方ない結果でした。(;´・ω・`p

キタサンブラックは、スタートが合わずまさかの後方から。と思ったら、目を離していた間にコーナー手前では先団グループに…。いつの間に??何て思っているのも束の間、あっという間に直線抜け出しました。サトノクラウンの叩き合いは、凄くしびれました。

前に行ったグレーターロンドンも田辺ジョッキーが一発狙っていたように見えたので、面白かったですね。結果的には、後方にいた馬は用無しというような馬場状態で、例年好走例の多い毎日王冠組は苦戦することになりました。今年の毎日王冠2017は、キレ味勝負のディープインパクト産が上位を占める決着で、馬場的には真逆のコンディションでしょうか。

3着のレインボーラインは、データ外の前走宝塚記念組(G1優勝経験なし)。血統を見ると、タフな馬場を苦にしないステイゴールド産。母レーゲンボーゲン(父フレンチデピュティ、母父レインボーアンバー)もタフな馬場が大歓迎という血統でした。勝ち時計が2:08.3という国内の2000m戦では考えられないような時計なので、血統が活きた決着だったと思います。

菊花賞2017と天皇賞秋2017が台風の影響で、不良馬場という秋G1。個人的には、レコードが出るような高速馬場ではなく、スタミナが要求されるタフなレースの方が見応えがあって面白いと思ってしまいます。馬のダメージ(疲労)は心配ですが…。

次走情報
  • 1着キタサンブラック、2着サトノクラウン、3着レインボーライン、5着マカヒキ、6着ソウルスターリング、7着ディサイファ、11着ヤマカツエース、15着シャケトラ、17着レインボーラインは、ジャパンカップ2017に向かいました。
  • 7着ディサイファ、13着ネオリアリズム、18着サトノアラジンは、マイルチャンピオンシップ2017に向かいました。