天皇賞秋2021過去データと予想 | 深く考えない競馬

天皇賞秋2021過去データと予想

日程 2021年10月31日(日曜)
開催 東京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量4歳以上58kg,牝馬-2kg
出走数 16頭
天気 雨(ヤフー天気)
クッション値 9.2(31日)

天皇賞秋2021

中距離G1、天皇賞秋2021です。例年、国内トップレベルの実力馬が集まり、レベルの高いレースが繰り広げられます。過去3着以内に好走した馬を見る限り、強い馬しか馬券になっていません。穴馬の好走もありますが、天皇賞秋以降のG1戦線で活躍する馬ばかりで、穴馬でさえ実力馬というレースです。

東京競馬場の芝2000mコース

東京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の天皇賞秋の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。周期的には、そろそろ波乱決着があっても…という感じですが、近年は順当な決着が続いています。

年度 馬連 3連複 3連単
2020 970円 960円 4,130円
2019 920円 3,210円 8,860円
2018 1,520円 6,420円 24,230円
2017 900円 15,290円 55,320円
2016 2,420円 7,430円 32,400円
2015 7,340円 24,850円 109,310円
2014 3,140円 2,850円 23,290円
2013 1,190円 1,400円 14,310円
2012 3,250円 3,990円 39,520円
2011 7,020円 22,790円 214,010円

では過去10年の天皇賞秋で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

天皇賞秋2021過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2020 1 9 牝5 アーモンドアイ 1 安田記念(G1) 2着(0.4) 1
2 6 牡5 フィエールマン 5 天皇賞春(G1) 1着(-0.0) 1
3 7 牝4 クロノジェネシス 2 宝塚記念(G1) 1着(-1.0) 2
2019 1 2 牝4 アーモンドアイ 1 安田記念(G1) 3着(0.0) 1
2 9 牡4 ダノンプレミアム 3 安田記念(G1) 16着(2.0) 2
3 5 牝5 アエロリット 6 毎日王冠(G2) 2着(0.2) 2
2018 1 4 牡4 レイデオロ 2 オールカマー(G2) 1着(-0.0) 1
2 9 牡4 サングレーザー 4 札幌記念(G2) 1着(-0.0) 2
3 10 牡4 キセキ 6 毎日王冠(G2) 3着(0.2) 6
2017不良 1 7 牡5 キタサンブラック 1 宝塚記念(G1) 9着(1.3) 1
2 2 牡5 サトノクラウン 2 宝塚記念(G1) 1着(-0.1) 3
3 8 牡4 レインボーライン 13 宝塚記念(G1) 5着(0.9) 7
2016 1 8 牡5 モーリス 1 札幌記念(G2) 2着(0.3) 1
2 12 牡4 リアルスティール 7 安田記念(G1) 11着(1.0) 2
3 14 牡5 ステファノス 6 毎日王冠(G2) 5着(0.8) 2
2015 1 8 牡5 ラブリーデイ 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.2) 1
2 14 牡4 ステファノス 10 毎日王冠(G2) 7着(0.5) 6
3 16 牡4 イスラボニータ 6 毎日王冠(G2) 3着(0.2) 7
2014 1 4 牡5 スピルバーグ 5 毎日王冠(G2) 3着(0.1) 5
2 1 牝5 ジェンティルドンナ 2 宝塚記念(G1) 9着(1.2) 3
3 15 牡3 イスラボニータ 1 セントライト記念(G2) 1着(-0.2) 1
2013 1 7 牡4 ジャスタウェイ 5 毎日王冠(G2) 2着(0.1) 6
2 9 牝4 ジェンティルドンナ 1 宝塚記念(G1) 3着(0.6) 1
3 6 牡6 エイシンフラッシュ 3 毎日王冠(G2) 1着(-0.1) 4
2012 1 12 牡5 エイシンフラッシュ 5 毎日王冠(G2) 9着(0.6) 2
2 4 牡3 フェノーメノ 1 セントライト記念(G2) 1着(-0.2) 1
3 6 牡5 ルーラーシップ 2 宝塚記念(G1) 2着(0.3) 2
2011 1 12 牡5 トーセンジョーダン 7 札幌記念(G2) 1着(-0.0) 1
2 7 牡4 ダークシャドウ 2 毎日王冠(G2) 1着(-0.0) 1
3 8 牡4 ペルーサ 6 天皇賞春(G1) 8着(0.9) 4
1~4枠

過去10年の天皇賞秋3着以内30頭中15頭を占めます。スタート直後にコーナーがあるため、外枠は外をまわされる展開になりやすい為だと思われます。ただ近年は、2~3着に外枠(7~8枠)の馬が好走する傾向にあります。

3~5歳

過去10年の天皇賞秋3着以内30頭中29頭を占めます。6歳で好走したエイシンフラッシュ(2013年3着)は、前年の優勝馬でした。

前走毎日王冠

過去10年の天皇賞秋3着以内30頭中10頭を占めます。毎日王冠で勝ち馬から1秒以上離されて負けていた馬はいませんでした。毎日王冠好走馬や毎日王冠で後ろから進めた差し追い込み馬の活躍が目立ちます。

前走重賞レース優勝

過去10年の天皇賞秋3着以内30頭中11頭を占めます。前走毎日王冠出走馬と前走G1レース(宝塚記念、安田記念、天皇賞春)出走馬以外の馬は合わせて7頭いますが、そのうちモーリス(2016年1着)を除く6頭が前走の重賞レースで優勝していました。

予想

天皇賞秋2021は、ほぼ例年並みのメンバーになるでしょうか。前走G1レース好走馬のほか、毎日王冠出走馬が揃いました。前走毎日王冠出走馬が強いレースですが、今年は前走G1レース好走馬5頭が抜けてる印象を受けます。順当ならこの5頭が馬券候補になりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。3歳馬エフフォーリア、好ローテの毎日王冠出走馬ポタジェが気になりつつ、この2頭を除く上位人気馬を狙いました。

◎9グランアレグリア

近年好走例が多い前走安田記念出走馬。実績面でも勝ち負け候補になるでしょうか。距離適性の面では、やはり大阪杯4着が気になります。タフな馬場が原因なのか、距離が原因なのか分かりませんが、ここで凡走するとなると、マイル戦までの馬かもしれません。

○1コントレイル

昨年のジャパンカップでアーモンドアイの2着、今年の大阪杯ではグランアレグリアに先着。当然ここなら勝ち負け候補になるでしょうか。ただ良馬場の方が良いタイプだとは思うので、雨の影響は気になるところです。

▲7ワールドプレミア

出走するG1実績馬の中では、一番の穴馬になるでしょうか。菊花賞と天皇賞春を優勝と考えると、ベストはもっと長い距離になりそうです。それ故に、このあとのジャパンカップや有馬記念が狙い目になるのかもしれません。好配当期待で、実績のわりに人気が落ち着きそうという理由で押さえました。

△14カレンブーケドール

2~3着に7~8枠の馬が好走することが多いので、伏兵カレンブーケドールを押さえました。勝ち切れないレースが続いていますが、掲示板を外していない成績は魅力的です。クロノジェネシスやアーモンドアイなど、戦ってきた相手を見ると、ここでも期待できそうです。

3連複4頭ボックス◎○▲△3連単◎→○▲→○▲合計6点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、11着、12着でした。本命◎グランアレグリアは、3着でした。

天皇賞秋2021結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 5 牡3 エフフォーリア 3 日本ダービー(G1) 2着(0.0) 1
2 1 牡4 コントレイル 1 大阪杯(G1) 3着(0.9) 1
3 9 牝5 グランアレグリア 2 安田記念(G1) 2着(0.0) 1

紐荒れ期待の予想でしたが、危なげなく人気3頭の決着となりました。力のある馬が結果を残すレースだったと思います。

エフフォーリアの完勝。グランアレグリアの勝ちパターンかと思いきや、距離適性の差がありそうな感じで伸びを欠いていました。対抗コントレイルは、外から良い脚で詰めて来たのですが、エフフォーリアが一枚上という印象を受けました。

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