東海ステークス2021過去データと予想

東海ステークス2021

ダート重賞、東海ステークス2021です。フェブラリーステークスの前哨戦として、2013年から1月開催に変更となり、距離も1800m戦へと短縮されました。過去8年では、グレープブランデー（2013年）とコパノリッキー（2015年）がフェブラリーステークス優勝。アスカノロマン（2016年）がフェブラリーステークスで3着に好走しています。本番に向けて、注目度の高いレースといえそうです。

配当

過去8年の東海ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回だけです。2017年に大きな波乱がありますが、比較的平穏な払い戻しが多い傾向にあります。

では過去8年の東海ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお昨年は、京都競馬場で開催されています。

過去8年の1～3着馬の前走データ

過去8年の東海ステークス3着以内24頭中11頭を占めます。特に近年は、同コース（中京ダート1800m戦）で行われているチャンピオンズカップ組の好走例が目立ちます。

過去8年の東海ステークス3着以内では、複勝率100%（5-0-3-0）を誇ります。

過去8年の東海ステークス3着以内24頭中4頭を占めます。そのうち2頭が前走G1レース出走馬だったことを考えると、前走大敗からの巻き返しが少ない傾向にありそうです。

予想

東海ステークス2021は、ほぼ例年並みのメンバー構成になりそうです。前走チャンピオンズカップ組を中心に好メンバーが揃いました。順当ならインティが中心のレースになるでしょうか。ただ馬券候補と考えると半数以上の馬にチャンスがありそうなので、かなり難解なレースになると思います。

以下、簡単な考察と予想です。先行～好位で進めそうな馬を中心に狙いました。

人気薄となった前走チャンピオンズカップで3着に好走。楽に先行したときに強さを見せているので、ここでも前に行く馬と激しい争いにならなければ…という感じでしょうか。今回は、中京コースの相性も良いですし、近年好走例が多い4枠にも期待して、本命評価にしました。

前走ポルックスステークスを好位抜け出しで優勝。近走重賞で好走していた2着馬エイコーンの猛追を凌いだと考えれば、強さを示したと言って良いかもしれません。今回は、前走勝ち切った勢いと大崩れしていない安定感に期待して、対抗評価にしました。

重賞実績という面からは、ダノンスプレンダーに先着も十分にありえそうです。過去わりと好走例が多い外枠（7～8枠）にも期待して押さえました。

伏兵扱いだった直近2戦のリステッドレースを完勝。重賞ではどうだろう…という印象もありますが、連勝の勢いは無視できず…。押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、9着、12着でした。本命◎インティは、12着でした。

本命インティが飛ぶ波乱（3連単244,160円）。前を見る位置で進めた馬が上位争いを演じました。下位人気のケイアイパープルが前を主張して、最初の1000mが59.3秒のハイペースでインティが崩れてしまったというレースでした。

インティはハナに拘るタイプでもないので、一列下げても良かったのかもしれません。楽に逃げ先行しないと駄目なタイプというのは言うまでもないのですが、まさかこのメンバー相手に馬券圏外になるとは…。