日程 | 2018年12月29日(土曜) |
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開催 | 大井競馬場 10R(16:30発走) |
距離 | ダート2000m |
格付け | G1 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 定量3歳55kg 4歳以上57kg 牝馬-2kg |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
東京大賞典2018
ダート界の一年を締め括る一戦、G1東京大賞典2018です。2011年から国際G1に格付けされました。毎年、国内ダートのトップホースが揃い、ハイレベルなレースが繰り広げられます。
配当
過去10年の東京大賞典の配当を見ると、3連単は数千円~1万円程度の決着が続いています。かなり順当な決着が多いレースと言えそうです。特に馬連や3連複は、少点数で当てないと、トリガミになりそうですね。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 970円 | 690円 | 4,470円 |
2016 | 1,050円 | 590円 | 10,780円 |
2015 | 430円 | 2,920円 | 8,650円 |
2014 | 300円 | 4,310円 | 10,170円 |
2013 | 240円 | 160円 | 560円 |
2012 | 1,040円 | 390円 | 2,940円 |
2011 | 260円 | 1,080円 | 1,780円 |
2010 | 300円 | 1,580円 | 3,950円 |
2009 | 280円 | 4,120円 | 11,310円 |
2008 | 200円 | 280円 | 1,450円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 13 | 牡7 | コパノリッキー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 3着(0.1) | 9 |
2 | 3 | セ7 | サウンドトゥルー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 11着(0.6) | 2 | |
3 | 12 | 牡4 | ケイティブレイブ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 4着(0.3) | 3 | |
2016重 | 1 | 11 | 牡4 | アポロケンタッキー | 5 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(0.4) | 7 |
2 | 8 | 牡6 | アウォーディー | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 14 | セ6 | サウンドトゥルー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.0) | 6 | |
2015良 | 1 | 5 | セ5 | サウンドトゥルー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 3着(0.3) | 5 |
2 | 13 | 牡6 | ホッコータルマエ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(0.3) | 2 | |
3 | 4 | 牡9 | ワンダーアキュート | 6 | チャンピオンズカップ(G1) 6着(0.5) | 14 | |
2014重 | 1 | 6 | 牡5 | ホッコータルマエ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 7 | 牡4 | コパノリッキー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 12着(1.2) | 1 | |
3 | 13 | 牡6 | サミットストーン | 8 | 浦和記念(G2) 1着(-0.0) | 3 | |
2013良 | 1 | 5 | 牡4 | ホッコータルマエ | 1 | ジャパンカップダート(G1) 3着(0.1) | 1 |
2 | 4 | 牡7 | ワンダーアキュート | 2 | ジャパンカップダート(G1) 2着(0.0) | 6 | |
3 | 6 | 牡6 | ニホンピロアワーズ | 3 | ジャパンカップダート(G1) 5着(0.8) | 5 | |
2012重 | 1 | 8 | 牡4 | ローマンレジェンド | 2 | ジャパンカップダート(G1) 4着(1.0) | 1 |
2 | 4 | 牡3 | ハタノヴァンクール | 3 | ジャパンカップダート(G1) 8着(1.4) | 8 | |
3 | 2 | 牡6 | ワンダーアキュート | 1 | ジャパンカップダート(G1) 2着(0.6) | 3 | |
2011良 | 1 | 12 | 牡6 | スマートファルコン | 1 | JBCクラシック(G1) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 4 | 牡5 | ワンダーアキュート | 3 | ジャパンカップダート(G1) 2着(0.3) | 5 | |
3 | 11 | 牡5 | テスタマッタ | 4 | ジャパンカップダート(G1) 12着(1.0) | 7 | |
2010良 | 1 | 13 | 牡5 | スマートファルコン | 1 | 浦和記念(G2) 1着(-1.2) | 1 |
2 | 9 | 牡6 | フリオーソ | 2 | JBCクラシック(G1) 2着(1.3) | 1 | |
3 | 10 | 牡3 | バーディバーディ | 5 | ジャパンカップダート(G1) 4着(0.2) | 10 | |
2009良 | 1 | 14 | 牡4 | サクセスブロッケン | 2 | ジャパンカップダート(G1) 4着(0.8) | 4 |
2 | 13 | 牡7 | ヴァーミリアン | 1 | ジャパンカップダート(G1) 8着(1.2) | 2 | |
3 | 3 | 牡4 | ロールオブザダイス | 7 | ベテルギウスステークス(OP) 7着(0.4) | 4 | |
2008良 | 1 | 9 | 牡6 | カネヒキリ | 2 | ジャパンカップダート(G1) 1着(-0.0) | 4 |
2 | 1 | 牡6 | ヴァーミリアン | 1 | ジャパンカップダート(G1) 3着(0.1) | 1 | |
3 | 8 | 牡3 | サクセスブロッケン | 3 | ジャパンカップダート(G1) 8着(0.7) | 2 |
過去10年の東京大賞典3着以内30頭中25頭を占めます。直近3年連続、チャンピオンズカップ組で決着しています。なお、チャンピオンズカップ組以外の5頭中4頭が前走連対馬(浦和記念、JBCクラシック)でした。
過去10年の東京大賞典3着以内30頭中28頭を占めます。JRA所属の前走G1レース出走馬が上位争いの候補になりそうです。
過去10年の東京大賞典では、上位人気馬が好成績を残しています。1番人気馬は、100%の複勝率を誇ります。なお3着以内は、1番人気+2~3番人気+3番人気~中穴という決着が続いています。
- 1番人気(4-4-2-0)複勝率100%
- 2番人気(3-4-1-2)複勝率80%
- 3番人気(2-2-2-0)複勝率60%
予想
今年の東京大賞典2018も昨年の最優秀ダートホースのゴールドドリームのほか、JBCクラシック優勝馬ケイティブレイブなど好メンバーが揃いました。このメンバーなら、JRA勢が上位争いの中心になりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。3連複でガミる組み合わせがありますが、面倒なので買い目はそのままにします…。
前走チャンピオンズカップは、過去最高馬体重(528kg)での出走。それが敗因かどうかは分かりませんが、見直すなら得意の舞台のここでしょうか。大井2000mコースのG1レースは、複勝率100%(1-3-1-0)を誇ります。今年の帝王賞がゴールドドリームのクビ差2着なら、今回のメンバーでも上位争いを期待できそうです。
昨年の最優秀ダートホース。今年もG1レースを2勝&連対率100%ですから、勝ち負け候補の馬と言っても良さそうです。右肩筋肉痛でチャンピオンズカップを回避し、前走はマイルCS南部杯とイレギュラーなローテの為、評価としてはケイティブレイブの下にしました。
2015年の東京大賞典優勝馬。大井2000mコースのG1レースは、抜群の相性の良さ(2-2-3-1)を見せています。唯一の馬券圏外(帝王賞2017)も3着馬とは半馬身差の4着ですし、この舞台で崩れるとすれば、年齢的な衰えになるでしょうか。
強い3歳世代。JBCクラシック2着&チャンピオンズカップ5着の実績を考えれば、ここでは上位争いの候補に加わりそうです。ただ近年3着以内に好走した馬を見ると、サウンドトゥルーを除いて馬体重500kg超えの馬が占めており、小柄な馬格は買い難い要素といえるかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、4着でした。本命◎ケイティブレイブは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 5 | 牡3 | オメガパフューム | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(1.0) | 1 |
2 | 13 | 牡5 | ゴールドドリーム | 1 | マイルCS南部杯(G1) 2着-0.2) | 1 |
3 | 2 | 牡5 | ケイティブレイブ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 11着(1.4) | 2 |
夜中に録画を見ました。前日からトリガミも想定していましたが…、獲って損の決着となりました。仕方ないですね。
直線は痺れました。ケイティブレイブが抜け出してそのまま押し切るかというところで、外からオメガパフューム&ゴールドドリームが突っ込んで来る流れ。地味に後方から4着まで来たサウンドトゥルーも衰えぬ力を感じました。
しかし今年のダート3歳馬は強いですね。ダートG1では、小柄な馬が買い難い傾向にあるものの、オメガパフュームは、全く関係のない強さを見せました。ルヴァンスレーヴと並んで、来年のダートG1を盛り上げそうです。