日程 | 2020年12月29日(火曜) |
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開催 | 大井競馬場10R |
距離 | ダート2000m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
東京大賞典2020
ダート界の一年を締め括る一戦、東京大賞典2020です。2011年から国際G1に格付けされました。毎年、国内ダートのトップホースが揃い、ハイレベルなレースが繰り広げられています。
配当
過去10年の東京大賞典の配当を見ると、3連単数千円~1万円程度の決着が続いています。昨年こそ1番人気が馬券圏外となり好配当が出ていますが、かなり順当な決着が多いレースです。特に馬連や3連複は少点数で当てないと、トリガミもあるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 4,100円 | 7,550円 | 38,690円 |
2018 | 340円 | 250円 | 1,400円 |
2017 | 970円 | 690円 | 4,470円 |
2016 | 1,050円 | 590円 | 10,780円 |
2015 | 430円 | 2,920円 | 8,650円 |
2014 | 300円 | 4,310円 | 10,170円 |
2013 | 240円 | 160円 | 560円 |
2012 | 1,040円 | 390円 | 2,940円 |
2011 | 260円 | 1,080円 | 1,780円 |
2010 | 300円 | 1,580円 | 3,950円 |
では過去10年の東京大賞典で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019稍重 | 1 | 9 | 牡4 | オメガパフューム | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 6着(0.7) | 4 |
2 | 10 | セ7 | ノンコノユメ | 5 | 勝島王冠(大井ダ1800m) 2着(0.4) | 2 | |
3 | 5 | 牡4 | モジアナフレイバー | 4 | 勝島王冠(大井ダ1800m) 1着(-0.4) | 1 | |
2018良 | 1 | 5 | 牡3 | オメガパフューム | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(1.0) | 1 |
2 | 13 | 牡5 | ゴールドドリーム | 1 | マイルCS南部杯(G1) 2着-0.2) | 1 | |
3 | 2 | 牡5 | ケイティブレイブ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 11着(1.4) | 2 | |
2017良 | 1 | 13 | 牡7 | コパノリッキー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 3着(0.1) | 9 |
2 | 3 | セ7 | サウンドトゥルー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 11着(0.6) | 2 | |
3 | 12 | 牡4 | ケイティブレイブ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 4着(0.3) | 3 | |
2016重 | 1 | 11 | 牡4 | アポロケンタッキー | 5 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(0.4) | 7 |
2 | 8 | 牡6 | アウォーディー | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 14 | セ6 | サウンドトゥルー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.0) | 6 | |
2015良 | 1 | 5 | セ5 | サウンドトゥルー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 3着(0.3) | 5 |
2 | 13 | 牡6 | ホッコータルマエ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(0.3) | 2 | |
3 | 4 | 牡9 | ワンダーアキュート | 6 | チャンピオンズカップ(G1) 6着(0.5) | 14 | |
2014重 | 1 | 6 | 牡5 | ホッコータルマエ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 7 | 牡4 | コパノリッキー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 12着(1.2) | 1 | |
3 | 13 | 牡6 | サミットストーン | 8 | 浦和記念(G2) 1着(-0.0) | 3 | |
2013良 | 1 | 5 | 牡4 | ホッコータルマエ | 1 | ジャパンカップダート(G1) 3着(0.1) | 1 |
2 | 4 | 牡7 | ワンダーアキュート | 2 | ジャパンカップダート(G1) 2着(0.0) | 6 | |
3 | 6 | 牡6 | ニホンピロアワーズ | 3 | ジャパンカップダート(G1) 5着(0.8) | 5 | |
2012重 | 1 | 8 | 牡4 | ローマンレジェンド | 2 | ジャパンカップダート(G1) 4着(1.0) | 1 |
2 | 4 | 牡3 | ハタノヴァンクール | 3 | ジャパンカップダート(G1) 8着(1.4) | 8 | |
3 | 2 | 牡6 | ワンダーアキュート | 1 | ジャパンカップダート(G1) 2着(0.6) | 3 | |
2011良 | 1 | 12 | 牡6 | スマートファルコン | 1 | JBCクラシック(G1) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 4 | 牡5 | ワンダーアキュート | 3 | ジャパンカップダート(G1) 2着(0.3) | 5 | |
3 | 11 | 牡5 | テスタマッタ | 4 | ジャパンカップダート(G1) 12着(1.0) | 7 | |
2010良 | 1 | 13 | 牡5 | スマートファルコン | 1 | 浦和記念(G2) 1着(-1.2) | 1 |
2 | 9 | 牡6 | フリオーソ | 2 | JBCクラシック(G1) 2着(1.3) | 1 | |
3 | 10 | 牡3 | バーディバーディ | 5 | ジャパンカップダート(G1) 4着(0.2) | 10 |
過去10年の東京大賞典3着以内30頭中26頭を占めます。近年は、チャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)組が上位を占める傾向にあります。なおチャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)組以外の7頭すべてが前走連対馬でした。
過去10年の東京大賞典3着以内30頭中26頭を占めます。JRA所属馬が上位争いの候補といっても良さそうです。
過去10年の東京大賞典3着以内30頭中23頭を占めます。残る7頭中5頭は、4~5番人気でした。上位人気馬の好走が多いレースと言えそうです。
予想
今年の東京大賞典2020は、例年よりもかなり層が薄いメンバーになりそうです。チャンピオンズカップ上位馬が不在。実績面ではオメガパフューム一強だと思いますが、仮にオメガパフュームが崩れるようなレースになれば、地方所属馬による決着もあるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。差し追い込み馬を狙いました。
昨年と一昨年の東京大賞典優勝馬。チャンピオンズカップ組は不在ですし、このメンバーが相手なら三連覇があっても良さそうです。深く考えず本命評価にしました。
過去好走例が多い外枠(7~8枠)。カジノフォンテンと迷って、ミューチャリーを選びました。このメンバーなら、前走JBCクラシック4着の実績には期待できそうです。追い込みが活きるレースになれば…。
2走前、日本レコード決着となったマイルCS南部杯で3着に好走。マイルCS南部杯のときに、地方最強馬なんじゃないかと感じた印象を信じて押さえました。昨年の東京大賞典も3着に好走していますし、十分にチャンスはありそうです。極端な前残りにならなければ…。
いつも堅実な末脚を使うタイプ。後ろから進めて、展開が向くかどうかだけだと思います。差し追い込み脚質の実績馬ということで押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、9着でした。本命◎オメガパフュームは、1着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 7 | 牡5 | オメガパフューム | 1 | JBCクラシック(G1) 2着(0.5) | 2 |
2 | 14 | 牡4 | カジノフォンテン | 9 | 勝島王冠(大井ダ1800m) 1着(-0.4) | 4 |
3 | 9 | セ8 | ウェスタールンド | 3 | 浦和記念(G2) 3着(0.0) | 2 |
本命オメガパフュームが史上初の三連覇となりました。印を付けた差し追い込み馬が最後に突っ込んでくる決着。例年よりもかなりスローで流れたこともあり、差し勢には厳しい展開だったかもしれません。特に押さえていたミューチャリーは、もう少し流れた方が良い馬だったと思います。
スルーしたカジノフォンテンが先行抜け出しから粘り切っての2着。好走例が多い外枠からミューチャリーと迷って消した馬でした。差し追い込み決着予想だったので、カジノフォンテンは買えなかったです。
押さえていたモジアナフレイバー。位置取りも良く、卒なく周ってきていたものの、最後は伸びを欠いて9着でした。マイルCS南部杯の強さを見ると、この2000m戦は長かったのかもしれません。