日程 | 2020年2月9日(日曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
東京新聞杯2020
マイル重賞、東京新聞杯2020です。例年好メンバーが集う一戦。近年は、毎年のようにG1戦線で活躍する馬を輩出しており、春のG1戦線を占う上でも注目のレースといえそうです。
配当
過去10年の東京新聞杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。大きな波乱は少ないものの、馬連や3連複が好配当となる年が多く、穴馬の好走が多いレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 1,840円 | 4,300円 | 18,190円 |
2018 | 2,450円 | 4,630円 | 27,390円 |
2017 | 3,150円 | 1,610円 | 15,460円 |
2016 | 4,690円 | 76,830円 | 353,160円 |
2015 | 14,690円 | 19,820円 | 155,940円 |
2014 | 6,710円 | 12,170円 | 96,300円 |
2013 | 1,690円 | 3,650円 | 16,490円 |
2012 | 3,720円 | 9,430円 | 65,040円 |
2011 | 12,090円 | 9,760円 | 97,600円 |
2010 | 950円 | 3,610円 | 14,840円 |
では過去10年の東京新聞杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | インディチャンプ | 1 | 元町ステークス(1600万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 6 | 牝5 | 54 | レッドオルガ | 6 | ターコイズステークス(G3) 6着(0.3) | 6 | |
3 | 1 | 牡5 | 56 | サトノアレス | 4 | 阪神カップ(G2) 15着(2.5) | 5 | |
2018良 | 1 | 8 | 牝4 | 55 | リスグラシュー | 3 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.4) | 7 |
2 | 3 | 牡4 | 57 | サトノアレス | 5 | キャピタルステークス(OP) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 15 | 牡4 | 56 | ダイワキャグニー | 2 | 中山金杯(G3) 5着(0.3) | 3 | |
2017良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | ブラックスピネル | 3 | 京都金杯(G3) 2着(0.0) | 6 |
2 | 5 | 牡4 | 56 | プロディガルサン | 5 | 菊花賞(G1) 11着(1.3) | 11 | |
3 | 7 | 牡4 | 57 | エアスピネル | 1 | 京都金杯(G3) 1着(-0.0) | 1 | |
2016良 | 1 | 6 | 牝6 | 55 | スマートレイアー | 5 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.1) | 8 |
2 | 3 | 牡7 | 57 | エキストラエンド | 6 | 京都金杯(G3) 7着(0.5) | 4 | |
3 | 10 | 牡5 | 56 | マイネルアウラート | 11 | 阪神カップ(G2) 9着(0.6) | 12 | |
2015稍重 | 1 | 6 | 牡6 | 56 | ヴァンセンヌ | 3 | 元町ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 13 | 牡6 | 56 | アルフレード | 9 | ニューイヤーステークス(OP) 9着(0.6) | 2 | |
3 | 10 | 牡5 | 56 | フルーキー | 1 | 京都金杯(G3) 4着(0.2) | 2 | |
2014重 | 1 | 7 | 牝6 | 57 | ホエールキャプチャ | 8 | エリザベス女王杯(G1) 6着(0.5) | 4 |
2 | 11 | 牡5 | 56 | エキストラエンド | 3 | 京都金杯(G3) 1着(-0.2) | 6 | |
3 | 12 | 牡5 | 57 | クラレント | 5 | 阪神カップ(G2) 3着(0.1) | 7 | |
2013良 | 1 | 5 | 牡4 | 56 | クラレント | 2 | 阪神カップ(G2) 5着(0.3) | 4 |
2 | 1 | 牡4 | 56 | ダイワマッジョーレ | 5 | 中山金杯(G3) 5着(0.4) | 3 | |
3 | 8 | 牡7 | 56 | トライアンフマーチ | 4 | 京都金杯(G3) 2着(0.4) | 6 | |
2012良 | 1 | 5 | 牡5 | 56 | ガルボ | 8 | ニューイヤーステークス(OP) 2着(0.5) | 3 |
2 | 6 | 牡5 | 56 | コスモセンサー | 4 | ニューイヤーステークス(OP) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 7 | 牡5 | 56 | ヒットジャポット | 7 | ニューイヤーステークス(OP) 3着(0.8) | 2 | |
2011良 | 1 | 15 | 牡6 | 57 | スマイルジャック | 5 | マイルチャンピオンシップ(G1) 6着(0.3) | 5 |
2 | 3 | 牡5 | 56 | キングストリート | 7 | ニューイヤーステークス(OP) 5着(0.2) | 2 | |
3 | 1 | 牡4 | 56 | ゴールスキー | 2 | 阪神カップ(G2) 5着(0.4) | 1 | |
2010良 | 1 | 2 | 牡4 | 55 | レッドスパーダ | 2 | ニューイヤーステークス(OP) 1着(0.0) | 2 |
2 | 4 | 牡4 | 55 | トライアンフマーチ | 1 | キャピタルステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 1 | 牡5 | 56 | エーシンフォワード | 6 | ニューイヤーステークス(OP) 2着(0.0) | 1 |
過去10年の東京新聞杯3着以内30頭中6頭を占めます。近年好走例が多く、5年連続(2013~2017年)で馬券圏内に好走しています。
過去10年の東京新聞杯3着以内30頭中3頭を占めます。前走大敗していた馬の好走が少ない傾向にあります。前走勝ち馬から0.5~0.6秒程度離されて負けていた馬までが狙い目といえるかもしれません。
過去10年の東京新聞杯3着以内30頭中16頭を占めます。上位人気3頭の決着が無く、例年、伏兵や中穴の好走が見られます。
予想
今年の東京新聞杯2020は、ほぼ例年通りの混戦メンバーになりそうです。実績面で飛び抜けた馬が不在ですが、重賞好走歴のある馬は多く、何が来てもおかしくないレースと言えそうです。過去のデータ傾向からは、前走大敗していない馬が狙い目になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。レイエンダとプリモシーンが気になりつつ、中穴ぐらいまでの前走好走馬を狙いました。
追記修正:◎レッドヴェイロンを○に変更、○ヴァンドギャルドを◎に変更しました。買い目の変更はありません。
過去好走例の少ない前走3勝クラス(旧1600万クラス)出走馬。データ傾向からは買い難いところでしょうか。前走は、前々で進めた馬が残る中、馬場の外に出しての直線一気でまとめて差し切っていました。相手関係にも恵まれたようなレースでしたが、連勝の勢いと強さを感じる勝ちっぷりだったと思います。ディープインパクト産の好走が多いレースですし、連勝の勢いに期待して押さえても良いかもしれません。
実績のある東京マイルなら買い目にいれておきたい1頭でしょうか。約1年ぶり(馬体重+20kg)のレースだった2走前紅葉ステークスを完勝。不良馬場で行われた前走キャピタルステークスを追い込んで2着。このコースで安定した脚を見せています。前が残るレースになってしまうと分が悪そうですが、今回の相手なら上位争いがあっても良さそうです。
過去好走例の少ない前走3勝クラス(旧1600万クラス)出走馬。データ傾向からは狙い難いものの、オークスや秋華賞で小差だったメンバーを見る限りは、このクラスなら見せ場があっても良さそうな印象を受けます。完勝した前走も結構骨っぽいメンバーでしたし、混戦のここなら…。
大きく崩れたのは3歳クラシックのみ。安定感で言えば、魅力的な馬だと思います。前走の勝ち馬との着差も0.6秒で、データ傾向からは押さえても良いかもしれません。直近6年連続でディープインパクト産が連対しているレースですし、上位争いに加わっても良さそうです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、6着、9着でした。本命◎ヴァンドギャルドは、6着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | 牝5 | 56 | プリモシーン | 4 | マイルチャンピオンシップ(G1) 11着(0.9) | 9 |
2 | 12 | 牝4 | 54 | シャドウディーヴァ | 6 | 常総ステークス(3勝クラス) 1着(-0.0) | 2 |
3 | 13 | 牡4 | 56 | クリノガウディー | 5 | マイルチャンピオンシップ(G1) 7着(0.6) | 12 |
夜中に録画を見ました。
道中、インコースで脚を溜めていた馬の決着でした。スルーしたプリモシーンの完勝。3着には同じくスルーしたクリノガウディーとマイルチャンピオンシップ組が強さを見せたレースになりました。
本命ヴァンドギャルドは出遅れ…。直線で外に出すものの、伸びを欠いて6着。シャドウディーヴァのように、内を突く追い込みなら面白い場面があったかもしれません。どちらにしろ上位陣は小差だっただけに、出遅れが悔やまれるレースだと思います。