チューリップ賞2021過去データと予想

チューリップ賞2021

桜花賞トライアル、チューリップ賞2021です。毎年のように桜花賞好走馬を輩出しているステップレース。今年も桜花賞を占う上で、重要な一戦となりそうです。

配当

過去10年のチューリップ賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。近年は順当な決着が多いものの、毎年のように穴馬が馬券圏内に好走し、馬連や3連複の好配当を演出しています。

では過去10年のチューリップ賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のチューリップ賞3着以内30頭中17頭を占めます。2016年を除く過去9回で連対しています。

過去10年のチューリップ賞3着以内30頭中15頭を占めます。極端な内枠よりも、真ん中から外の好走例が目立ちます。

過去10年のチューリップ賞3着以内30頭中28頭を占めます。前走4～5着だった馬は、勝ち馬から0.1～0.8秒の着差でした。前走大きく負けていた馬の好走例が少ないと言えそうです。そのほか前走6着以下の2頭は、ともに前走阪神ジュベナイルフィリーズに出走していました。

予想

チューリップ賞2021は、例年と比べると、かなり層が薄いメンバーだと思います。阪神ジュベナイルフィリーズ組上位3頭が不在。重賞好走歴のある馬も少なく、桜花賞に直結するイメージがわきません。実績面では、メイケイエールの一強になると思いますが、そのほかは大混戦という印象を受けます。

以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気しません。シャーレイポピー、エリザベスタワー、タイニーロマンス、タガノディアーナあたりも気になりつつ、3頭のワイドに絞りました。

前走フェアリーステークス4着。早めに動いて勝ちに行ったような展開でしたが、最後は外からの追い込み勢の末脚に敗れたレースでした。前走の上位3頭よりは厳しい展開だったと思うので、4着に敗れたこと自体は気にしないで良いかもしれません。ソダシの3着に好走した2走前のアルテミスステークスを考えれば、今回のメンバー構成なら上位争いを期待しても良さそう…ということで本命評価にしました。

実績面では勝ち負け最有力候補になるでしょうか。かかる馬なので、折り合いが全てになると思います。上手く脚を溜めることができれば、あっさり勝ち切っても良さそうです。

デビューから4戦続けて、相手なりに走っています。テンハッピーローズ同様、3走前のアルテミスステークス4着を評価して押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、10着でした。本命◎テンハッピーローズは、10着でした。

トリガミ的中でした。

対抗メイケイエールとエリザベスタワーが同着優勝。3着争いにはお冴えていたストゥーティでした。メイケイエールは、後ろで脚を溜めたかったように見えますが、かかって抑えきれず、早めに先頭に立つことになってしまった感じでした。それでも勝ち切るぐらいなので、ポテンシャルの高さは言うまでもないところでしょうか。ただ桜花賞で同じような勝ち方は無理だと思うので、本番に向けて不安要素が残る内容だったと思います。

後ろから進めた本命テンハッピーローズは、直線伸びることなく10着。近走と比べると、全く見せ場がないレースでした。