ヴィクトリアマイル2024過去データと予想

ヴィクトリアマイル2024血統データ表

ヴィクトリアマイルの血統データ（父と母父）を色分けして、視覚的に分かりやすくしました。過去10年の3着以内好走馬と今年の出走馬を表にまとめています。

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2024.05.12

ヴィクトリアマイル2024

牝馬限定のマイルG1、ヴィクトリアマイル2024です。国内トップクラスの牝馬が集まるレースです。過去の優勝馬には、後のG1戦線でも活躍する名牝が名を連ねています。秋のG1戦線に向けても注目のレースだと思います。

東京競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年のヴィクトリアマイルの配当を見ると、3連単10万馬券は4回あります。特に2015年の3連単2070万馬券は、強烈なインパクトを残しています。流石にこの水準の大波乱は頻繁にあるものでは無いですが、波乱含みのレースといって良いと思います。

では過去10年のヴィクトリアマイルで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のヴィクトリアマイル3着以内30頭中26頭を占めます。4～5歳馬が馬券候補といえそうです。6歳以上の4頭は、ともに穴馬でした。

• 2019年3着クロコスミア（11番人気）6歳
• 2016年1着ストレイトガール（7番人気）7歳
• 2015年1着ストレイトガール（5番人気）6歳
• 2015年2着ケイアイエレガント（12番人気）6歳

過去10年のヴィクトリアマイルでは、上位人気馬が不振傾向にあります。1～3番人気から2頭以上が馬券に絡んだのは、2023年と2016年しかありません。4～11番人気前後の穴馬の取捨選択がポイントになりそうです。

過去10年のヴィクトリアマイル3着以内30頭中11頭を占めます。阪神牝馬ステークスが芝1600m戦に変更された2016年以降、好走が目立ちます。

過去10年のヴィクトリアマイル3着以内30頭中9頭を占めます。近年好走例が増えてきています。

予想

ヴィクトリアマイル2024は、例年並みの好メンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走阪神牝馬ステークス好走馬やG1出走馬が候補になるでしょうか。穴馬の好走が目立つレースですし、多くの馬にチャンスがありそうです。

以下、簡単な考察と予想です。実績馬と好ローテ馬を狙いました。2～3着なら…という馬がかなり多いので、難解なレースだと思います。

昨年のヴィクトリアマイル7着馬。その後、本格化したといっても良さそうなレースを見せているので、深く考えず本命評価にしました。順当なら上位争いの中心になりそうです。

昨年のヴィクトリアマイル5着馬。ムラのある成績に加えて、休養明けでG1というのは、買い難い要素でしょうか。ただ昨年のヴィクトリアマイルと比べると、楽な相手関係にも見えるので、穴候補ならと考えて狙いました。

過去好走例が多い前走阪神牝馬ステークス出走馬。前走の最後は、余力を感じさせる脚を使っていました。流石に人気を集めそうですが、前走の勝ちっぷりに期待して押さえました。

前走阪神牝馬ステークス2着。前走のゴール前は、マスクトディーヴァとの力差を感じるものでした。ただ相手なりに大崩れもしていないので、紐候補として押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、6着、8着、10着でした。本命◎ナミュールは、8着でした。

カスリもせず…。波乱決着（3連単916,640円）でした。

本命ナミュールが出遅れて後方から進める展開…。前の馬が残りやすい馬場ということもあり、スタート直後にヤバいのではないか…と思ってしまいました。最後は先行勢がきつくなる中、好位で進めたフィアスプライド、直線に入ったところで中団にいたテンハッピーローズとマスクトディーヴァが上位争いをすることになりました。

劣勢傾向の6歳馬2頭の決着。テンハッピーローズは下位人気でしたが、データ傾向からはフィアスプライド（前走中山牝馬ステークス）の方が買い難かったかもしれません。難解すぎる決着でした。