安田記念2024過去データと予想

安田記念2024血統データ表

安田記念2024の血統データ（父と母父）を色分けして、視覚的に分かりやすくしました。過去10年の3着以内好走馬と今年の出走馬を表にまとめています。

fukakukeiba.com

2024.05.31

安田記念2024

春のマイル王決定戦、安田記念2024です。東京の芝コースで行われる定量戦ながら、好配当の決着が多いレースです。穴馬の活躍が目立つこともあり、難解なレースだと思います。

東京競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年の安田記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。近年は、以前のような波乱は少なくなってきていますが、それでも昨年や2020年を除くと好配当が続いています。

では過去10年の安田記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の安田記念3着以内30頭中17頭を占めます。近年は、前走ヴィクトリアマイル出走馬の好走が目立ちます。

過去10年の安田記念3着以内30頭中5頭を占めます。そのうち3頭がマイラーズカップで馬券圏外に敗れていました。マイラーズカップ優勝馬は凡走が多い傾向にあります。過去10年で区切っていますが、2013年以前も凡走が続いています。

過去10年の安田記念3着以内28頭中25頭を占めます。近年は、前走で人気を集めていた馬の活躍が目立ちます。

予想

安田記念2024は、例年並みのメンバーが集まりました。高いレベルの混戦だと思います。過去データの傾向からは、前走G1好走馬や前走マイラーズカップ出走馬が上位争いの中心になるでしょうか。今年は香港の実力馬がいるため、例年以上に取捨選択が難しいレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。雨の影響が気になります。好ローテの馬や香港馬を狙いましたが、混戦過ぎて当たる気がしません。

近年好走例が多い前走ヴィクトリアマイル出走馬。前走は出遅れて後方から進めることになりました。上位争いした馬の位置取りと比べると、不完全燃焼という印象でした。G1戦線の実績に期待して、本命評価にしました。

G1実績を考えれば、勝ち負け候補になるでしょうか。深く考えず対抗評価にしました。久々のマイル戦と速い時計の経験がないのは気になるところでしょうか。

昨年の香港マイルでは、ナミュール、ソウルラッシュ、セリフォス相手に先着（2着）。東京コースに対応できれば、チャンスはありそうです。

紐荒れ期待で適当に押さえました。昨年の安田記念では、直線で見せ場のある脚を使っていましたし、後ろの馬が届くレースになれば、上位食い込みがあっても…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、11着、17着でした。本命◎ナミュールは、2着でした。

上位人気決着。4～5着にはガイアフォースとセリフォスで、力のある馬が結果を残すレースになりました。

対抗ロマンチックウォリアーの完勝でした。久々のマイル戦、速い時計の決着（稍重1:32.3）も関係なく、抜けて強いレースでした。直線進路を作ってからの脚は違うものがありました。

2〜3着には本命ナミュールと人気のソウルラッシュ。ナミュールは前走のような出遅れはなく、中団後ろから広い馬場の外に出しての追い込みでした。3着ソウルラッシュとの叩き合いは見応えがあったと思います。ロマンチックウォリアーが強すぎただけに、2着は仕方ないところでしょうか。